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また、会いましょう イザベル視点
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ネイオウミの事を守ろうと思っていたのに私はネイオウミを守れていなかったとサミュエル公爵家に来てたくさん知りました。
なのにネイオウミは真っ直ぐに育っていて…私はネイオウミを守れていたのか私を守っていたのではないかと落ち込んでしまいます。
「守ってたんだろう?ずっと…イオは分かってるよ!」
公爵家から帰る間際に今だけは少し2人で過ごしなさいと公爵夫妻が私とエドガード様に一緒に過ごす時間を下さいました。
私は自分が情けないと思っていたらエドガード様が仰って下さいました。
私は心の内をお伝えしていないのに不思議な方です。
「ありがとうございます。」
「うん。確かに俺も驚いたけどイオは逃げてないんだよな!俺はさ色々あって学ぶ事から逃げたんだよ。だからすげ~バカなんだよな!でも今からでも変われるかなって思ってる…変われるよな?」
「エドガード様は大切な事を良く分かっていらっしゃいます。学ぶだけが全てでは無いと私は思いますけど?」
「大切な事?」
「人を思いやる事です。出来そうで出来ません。私も…自分が大事だと思う事が多々ありますから。そうする事が出来るエドガード様はすごい人です。」
「俺もそうだけど?俺も自分が大事だから相手を大事にしたい!まぁ俺が気に入った奴限定だからすごい人ではないな!」
「それでも私はエドガード様に助けられました。」
「俺も助けられたよ。」
「えっ?」
「弱くても守れる人になりたいって話してくれて俺は楽になれた。弱くても良いって思えたし、守れる人になれば良いって思えたから。イザベル嬢に助けられたよ!」
「あれはエドガード様がご自分の弱さをお認めになっている姿を見て…そう仰ってるのを聞いて私は私を認めてあげようって思ったんです。強くなるんじゃなくて弱くてもネイオウミを守れるようになろうって…なのに全然守れていませんでした。」
「だから、イオは分かってるよ!」
「ありがとうございます。」
「ふっ…」
「何ですか?」
「いや、イザベル嬢は俺の中ではすっげ~強い女性って感じだったんだけど、か弱い女性だったんだな!」
「幻滅されました?」
「いや。絶対に守るって思った。俺がイザベル嬢を必ず守る。今は抱きしめる事も出来ないけど絶対に堂々と抱きしめられるようになる。」
「堂々とできるようになっても抱きしめられる時は2人の時が良いです。恥ずかしいですから…」
「お、おぅ…分かった。」
私達は今はまだ他人の関係だけどいつかそうなれる日が来る事を願いました。
エドガード様に触れる事も叶わないのに私の心はとても凪いでいました。
穏やかで心地よい気持ちでした。
早くこんな風に過ごしても良くなりたいです。
エドガード様が言うように堂々と2人で居られるように…そう願わずにはいられません。
なのにネイオウミは真っ直ぐに育っていて…私はネイオウミを守れていたのか私を守っていたのではないかと落ち込んでしまいます。
「守ってたんだろう?ずっと…イオは分かってるよ!」
公爵家から帰る間際に今だけは少し2人で過ごしなさいと公爵夫妻が私とエドガード様に一緒に過ごす時間を下さいました。
私は自分が情けないと思っていたらエドガード様が仰って下さいました。
私は心の内をお伝えしていないのに不思議な方です。
「ありがとうございます。」
「うん。確かに俺も驚いたけどイオは逃げてないんだよな!俺はさ色々あって学ぶ事から逃げたんだよ。だからすげ~バカなんだよな!でも今からでも変われるかなって思ってる…変われるよな?」
「エドガード様は大切な事を良く分かっていらっしゃいます。学ぶだけが全てでは無いと私は思いますけど?」
「大切な事?」
「人を思いやる事です。出来そうで出来ません。私も…自分が大事だと思う事が多々ありますから。そうする事が出来るエドガード様はすごい人です。」
「俺もそうだけど?俺も自分が大事だから相手を大事にしたい!まぁ俺が気に入った奴限定だからすごい人ではないな!」
「それでも私はエドガード様に助けられました。」
「俺も助けられたよ。」
「えっ?」
「弱くても守れる人になりたいって話してくれて俺は楽になれた。弱くても良いって思えたし、守れる人になれば良いって思えたから。イザベル嬢に助けられたよ!」
「あれはエドガード様がご自分の弱さをお認めになっている姿を見て…そう仰ってるのを聞いて私は私を認めてあげようって思ったんです。強くなるんじゃなくて弱くてもネイオウミを守れるようになろうって…なのに全然守れていませんでした。」
「だから、イオは分かってるよ!」
「ありがとうございます。」
「ふっ…」
「何ですか?」
「いや、イザベル嬢は俺の中ではすっげ~強い女性って感じだったんだけど、か弱い女性だったんだな!」
「幻滅されました?」
「いや。絶対に守るって思った。俺がイザベル嬢を必ず守る。今は抱きしめる事も出来ないけど絶対に堂々と抱きしめられるようになる。」
「堂々とできるようになっても抱きしめられる時は2人の時が良いです。恥ずかしいですから…」
「お、おぅ…分かった。」
私達は今はまだ他人の関係だけどいつかそうなれる日が来る事を願いました。
エドガード様に触れる事も叶わないのに私の心はとても凪いでいました。
穏やかで心地よい気持ちでした。
早くこんな風に過ごしても良くなりたいです。
エドガード様が言うように堂々と2人で居られるように…そう願わずにはいられません。
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