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今後のこと④
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わ、私ったら皆様がいる場所で何て事を…
でも本当にハル様は格好いいのです。
それに国王様はなんだかハル様にお優しくない言い方をされるのが嫌でしたし。
あ~だからって皆様の前であんな言い方…私も好きですって言ってるみたいじゃないですか?
「あ、あの…」
でも、ここで否定すると気持ちが嘘になってしまうようで嫌ですし…
「あ、あの…」
でも、皆様がいるこの場でハル様に返事をするのはハル様を尊重してない気がしてしまいます…
出来れば気持ちはハル様にまずお伝えしたいです…
「あらっ、可愛らしい。ハロルド様、ネイオウミ様をお連れして隣のお部屋で少し2人でお話してきてはいかが?」
どうしたら良いか悩んでいる私を見てジェダイナ公爵夫人がそう助け舟を出して下さいました。
「ジェダイナ公爵夫人、そんなこと俺が認めると思っているのか?」
ですが国王様がダメだと仰います。
何故ですか?なぜダメなんですか?
それにヴィー…ヴィンセントも国王様に同意するように首を縦に激しく振っています。
そんなに振ったら首が痛くなりますよ?
「あらっ。今からそんなに過保護では嫌われますわよ。ヴィンセントも大人しくしていなさい。」
ジェダイナ公爵夫人が何か話されると国王様とヴィンセントが固まります。
小声で聞き取れなかったのですが何を話されたのでしょう?
「…………。そういうものかロビン。」
「私に聞かれましても…。」
「お義兄様、私もジェダイナ公爵夫人の意見に賛成ですわ。」
お義母様がニコニコと公爵夫人に同意されます。
「…………分かった。ネイオウミに専属侍女はいるのか?」
「はい。アリーさんが私の侍女さんですが?」
「その者…アリーとクラレンスが側につくなら認めよう。」
「クラレンス!」
国王様の話を聞くとハル様が直ぐにクラレンスさんをお呼びになります。
「ただいまアリーを呼んでまいります。」
颯爽とクラレンスさんがアリーさんを呼びに部屋を出られました。
さすがクラレンスさん。
お2人がお部屋には居ますがハル様と2人で話が出来るのは嬉しいです。
ニコニコとする私と何か勝ち誇ったような顔をされるハル様、国王様とヴィンセントはとても不機嫌に見えます。
2人は何が気に入らないのでしょうか?
「ネイオウミ様、あちらのお部屋をお使い下さい。」
「そ、そんなジェダイナ公爵夫人…私に対してそんなに畏まらないで下さい…」
私の方が恐縮してしまいます…
「何を仰っていますの?貴女様は王女様になるのですから当然ですわ。」
「王女?私が?国王様が仰っていたのはご、ご冗談ですよね?」
ハル様も国王様は本気だと仰っていましたが信じたくなくてそう言ってみたのですが…
「本気だ。だから俺のことは“お父さん“と呼びなさい。」
「えっ…無理です。」
「何でだ。」
「国王様は国王様です。そんな大それたこと言えません。」
「大それてなどいない。俺が父親になるんだから当然のことだ。」
そんな平然と言われましても…
「イオ、クラレンス達が来たからジェダイナ公爵夫人の好意に甘えて隣の部屋に移動しようか。いいですよね?伯父さん。」
「あぁ。だが手短にな。」
そんな…何でさっきからそんな意地悪ばっかり…
「手短になんて無理です…ゆっくり話してきます。いきましょう、ハル様。」
「あっ!おい!ハル、手は出すなよ。」
「ははっ!」
「おいロビン。息子にどんな教育しているんだ。あいつ分かっていて笑いやがったぞ。」
「「そんなことばかり言ってると娘に嫌われますよ。」」
隣の部屋に入る前に聞こえた会話はここまででした。
でも暫く煩かったので…主に国王様が…皆さん楽しく過ごされたのでしょう。
はい、きっとそうです。
でも本当にハル様は格好いいのです。
それに国王様はなんだかハル様にお優しくない言い方をされるのが嫌でしたし。
あ~だからって皆様の前であんな言い方…私も好きですって言ってるみたいじゃないですか?
「あ、あの…」
でも、ここで否定すると気持ちが嘘になってしまうようで嫌ですし…
「あ、あの…」
でも、皆様がいるこの場でハル様に返事をするのはハル様を尊重してない気がしてしまいます…
出来れば気持ちはハル様にまずお伝えしたいです…
「あらっ、可愛らしい。ハロルド様、ネイオウミ様をお連れして隣のお部屋で少し2人でお話してきてはいかが?」
どうしたら良いか悩んでいる私を見てジェダイナ公爵夫人がそう助け舟を出して下さいました。
「ジェダイナ公爵夫人、そんなこと俺が認めると思っているのか?」
ですが国王様がダメだと仰います。
何故ですか?なぜダメなんですか?
それにヴィー…ヴィンセントも国王様に同意するように首を縦に激しく振っています。
そんなに振ったら首が痛くなりますよ?
「あらっ。今からそんなに過保護では嫌われますわよ。ヴィンセントも大人しくしていなさい。」
ジェダイナ公爵夫人が何か話されると国王様とヴィンセントが固まります。
小声で聞き取れなかったのですが何を話されたのでしょう?
「…………。そういうものかロビン。」
「私に聞かれましても…。」
「お義兄様、私もジェダイナ公爵夫人の意見に賛成ですわ。」
お義母様がニコニコと公爵夫人に同意されます。
「…………分かった。ネイオウミに専属侍女はいるのか?」
「はい。アリーさんが私の侍女さんですが?」
「その者…アリーとクラレンスが側につくなら認めよう。」
「クラレンス!」
国王様の話を聞くとハル様が直ぐにクラレンスさんをお呼びになります。
「ただいまアリーを呼んでまいります。」
颯爽とクラレンスさんがアリーさんを呼びに部屋を出られました。
さすがクラレンスさん。
お2人がお部屋には居ますがハル様と2人で話が出来るのは嬉しいです。
ニコニコとする私と何か勝ち誇ったような顔をされるハル様、国王様とヴィンセントはとても不機嫌に見えます。
2人は何が気に入らないのでしょうか?
「ネイオウミ様、あちらのお部屋をお使い下さい。」
「そ、そんなジェダイナ公爵夫人…私に対してそんなに畏まらないで下さい…」
私の方が恐縮してしまいます…
「何を仰っていますの?貴女様は王女様になるのですから当然ですわ。」
「王女?私が?国王様が仰っていたのはご、ご冗談ですよね?」
ハル様も国王様は本気だと仰っていましたが信じたくなくてそう言ってみたのですが…
「本気だ。だから俺のことは“お父さん“と呼びなさい。」
「えっ…無理です。」
「何でだ。」
「国王様は国王様です。そんな大それたこと言えません。」
「大それてなどいない。俺が父親になるんだから当然のことだ。」
そんな平然と言われましても…
「イオ、クラレンス達が来たからジェダイナ公爵夫人の好意に甘えて隣の部屋に移動しようか。いいですよね?伯父さん。」
「あぁ。だが手短にな。」
そんな…何でさっきからそんな意地悪ばっかり…
「手短になんて無理です…ゆっくり話してきます。いきましょう、ハル様。」
「あっ!おい!ハル、手は出すなよ。」
「ははっ!」
「おいロビン。息子にどんな教育しているんだ。あいつ分かっていて笑いやがったぞ。」
「「そんなことばかり言ってると娘に嫌われますよ。」」
隣の部屋に入る前に聞こえた会話はここまででした。
でも暫く煩かったので…主に国王様が…皆さん楽しく過ごされたのでしょう。
はい、きっとそうです。
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