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変わらない日常で愛を交わしあう
しおりを挟む夏樹の返事を聞いた颯斗は満足そうに微笑むと、ベッドの棚の上に置いていたゴムを手に取り、自身の屹立に装着する。
「痛かったら言ってね」
「うん」
颯斗はそのまま夏樹の蜜口に自身のそそり立つ屹立を入れる。
「んっ……!!」
「はぁっ……やっぱりキツイな……大丈夫?夏樹?」
「うんっ……大丈夫だから……そのまま奥まで入れて……」
颯斗のものはかなり大きい。といっても夏樹は颯斗以外のものは見たことがないのだが、友達の話を聞いていても、颯斗は大きい部類に入るんだと夏樹は思っている。
それが今自分の中に入っているのだ。5年間、何回も体を重ね合わせているとはいえ、自分以外の熱と肉の質量にいつも圧倒されてしまう。
「分かった……んっ……はぁっ……夏樹の中……久しぶり……気持ちいい」
奥に押し入るたびに艶やかな吐息を漏らす颯斗に夏樹は思わずうっとりしてしまう。
「……すき」
「え?」
「だから……颯斗が好き」
いつもはとても大人っぽくて紳士のようにリードしてくれるのに、実はちょっと変態で、セックスの時は労わりながらも熱烈に求めてくれる。
夏樹はそんな颯斗のことを改めて愛してると感じた。
「わぁ~……もう~……」
「どうしたの?」
「そんなこと言われたらもう優しくできなくなる」
夏樹の告白を聞いて颯斗は顔を真っ赤に染めている。
「颯斗、顔真っ赤」
「当たり前だろ……大好きな女の子に好きって言われて嬉しくならない男はいない」
颯斗は真剣な眼差しを夏樹に向けると、夏樹の手を握り愛の言葉を返す。
「俺も夏樹のことが好きだ。愛してる」
「颯斗……」
お互いの気持ちを確認しあった2人はどちらからともなく腰を振り合う。
「……ごめん、もう我慢できない」
「いいよ。きて」
夏樹の言葉を合図に2人はただひたすらにお互いを求めあった。
颯斗は夏樹の中から抜いてはまた押し入る。その度に颯斗と夏樹の口からは喘ぎ声が漏れ出す。
そうして限界が近づいた颯斗は夏樹の中に薄膜越しに自身の欲望を放ったのだった。
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