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奈々side
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男子と帰るなんて初めてだよ。
なんで急にこんなことになったんだよーー。
しかも、恋バナって。
私はあんまり恋愛とか興味ないから、その手の話は参加してない。
聞く専門でって感じだ。
しばらくして、希樹お四谷くんと分かれて有馬くんと2人になった。
さっきまでは、2人が喋ってくれてて場が持ったけど、有馬くんと2人だと、話が進まない。
「あのさ、井上さんって俺の事苦手?」
「え?」
急に、しかも思ってもみないことを言われて動揺した。
「やっぱり、そうだよね。。」
「え!!違うよ!」
「気使わなくて大丈夫だから!だって、俺愛想悪いしあんま話乗れないし、いつも人に任せてばっかだし。井上さんが俺の事嫌いなのかもって思うとどうしていいか分からなくなるし、井上さん見てると落ち着かないし、あーこれって好きって事なのかなって思うと色々考えちゃうし、最近俺おかしいんだよね。」
「えっと。。」
ちょっと、早口過ぎて聞き取れなかったけど、好きって言った。?
いやいやいや、まさかね。
あの学年1イケメンキラキラ男子か、こんな陰キャのことが好きとかありえないし。
ないない。
きっと、聞き間違えだ!
でも、色々抱え込んでることがあるのかな?
大丈夫かな?
あ、嫌いじゃない事言わないと!
むしろ、逆に心配になってきた。
「あっ、ごめん!なんか変になってた?よね。最近、旭からも変って言われるんだよね。ごめん。」
「ううん。あのさ、1つ言ってもいい?」
「うん。」
「私、有馬くんのことが嫌いとか思ってないよ!むしろ心配って感じで、私のことでなんかおかしい事あったら、なんでも言って!すぐ直すから!私、有馬くんのためになんかしたいし」
「マジ?ありがと。でも、井上さんは何処も直さなくていいよ。そのままの井上さんでいて欲しい。」
「そっか、ならよかったー」
なんか今日は、有馬くんの新たな一面を知ることが出来た気がする。
っていうか、家遠くない??
私の家は割と遠いからいいけど、有馬くんこんな遠いの?
「有馬くん。家どのへん?結構歩いたけど」
「俺あのマンション。井上さんこそ遠くない?」
『あのマンション』
有馬くんがそう言って指さしたのは、私の住んでるマンションだった。
え!
本気で言ってんの???!!
混乱しすぎてるんだけど。
「井上さん?どうかした?」
「いや、なんもないよ!私ももう少し」
私もあのマンション!なんて言えないよ。
あと数分後に言わないといけないんだろうけど。
なんで急にこんなことになったんだよーー。
しかも、恋バナって。
私はあんまり恋愛とか興味ないから、その手の話は参加してない。
聞く専門でって感じだ。
しばらくして、希樹お四谷くんと分かれて有馬くんと2人になった。
さっきまでは、2人が喋ってくれてて場が持ったけど、有馬くんと2人だと、話が進まない。
「あのさ、井上さんって俺の事苦手?」
「え?」
急に、しかも思ってもみないことを言われて動揺した。
「やっぱり、そうだよね。。」
「え!!違うよ!」
「気使わなくて大丈夫だから!だって、俺愛想悪いしあんま話乗れないし、いつも人に任せてばっかだし。井上さんが俺の事嫌いなのかもって思うとどうしていいか分からなくなるし、井上さん見てると落ち着かないし、あーこれって好きって事なのかなって思うと色々考えちゃうし、最近俺おかしいんだよね。」
「えっと。。」
ちょっと、早口過ぎて聞き取れなかったけど、好きって言った。?
いやいやいや、まさかね。
あの学年1イケメンキラキラ男子か、こんな陰キャのことが好きとかありえないし。
ないない。
きっと、聞き間違えだ!
でも、色々抱え込んでることがあるのかな?
大丈夫かな?
あ、嫌いじゃない事言わないと!
むしろ、逆に心配になってきた。
「あっ、ごめん!なんか変になってた?よね。最近、旭からも変って言われるんだよね。ごめん。」
「ううん。あのさ、1つ言ってもいい?」
「うん。」
「私、有馬くんのことが嫌いとか思ってないよ!むしろ心配って感じで、私のことでなんかおかしい事あったら、なんでも言って!すぐ直すから!私、有馬くんのためになんかしたいし」
「マジ?ありがと。でも、井上さんは何処も直さなくていいよ。そのままの井上さんでいて欲しい。」
「そっか、ならよかったー」
なんか今日は、有馬くんの新たな一面を知ることが出来た気がする。
っていうか、家遠くない??
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え!
本気で言ってんの???!!
混乱しすぎてるんだけど。
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「いや、なんもないよ!私ももう少し」
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あと数分後に言わないといけないんだろうけど。
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