10 / 21
大輝side
しおりを挟む
俺、さっきめっちゃ早口で色々言っちゃったけど、なんて言ったか覚えてない。
でも、なんか井上さんが『私のせい』って言ってたけど、まさか。
俺、好きとか言ってないよね。
言ってないよねー!!!
言ってないことにしてーーーーーー!
でも、ずっと思ってるのはこの2人の時間が長く続けばいいのに。
もう、家着くけど送っていった方がいいよね。
まだ明るいけど。
でも、こんな長い道毎日一人で帰ってるの?
今日は半日だったけど、終日の時は真っ暗だって。
危険すぎる。
「あ、有馬くん。ここだよね」
「うん。」
「じゃ、明日ね!」
「あ、あのさ送っていくよ!」
「えっとー。大丈夫!」
「いや、でも」
「でも、その気持ちは嬉しいんだけど。」
「だけど、?」
井上さんは言葉を詰まらせた。
どうしたんだろう?
「どうした?」
「私、ここに住んでるんだよね」
そう言って、俺の住んでるマンションを指さした。
えっーー!
同じマンションってこと?
「めっちゃ驚いてるんだけど。」
「そうだよね。私もだよ!有馬くんがこのマンション指さした時」
「今まで気づかなかったことも奇跡だよね」
「あ、入ろっか」
「そうだね」
それにしても驚いた。
これで隣とかだったら、もっと驚きだけど。そんなことは無いはず!
「あ、何階?」
「あ、5階」
「えっ俺もなんだけど」
「ちょっと待って!何号室?」
「511」「512」
「ってことは、隣?!」
マジか。俺フラグ立ててんじゃん。
やばっ!これからどうすればいいんだ!?
あ、どうもしなくていいんだけど。
「今日は、ありがとね 」
「いや、こちらこそ。」
「男子と喋ることなんて、私なかったからさ。有馬くんでよかった。ありがと」
「ううん。こちらこそ。」
「じゃ、明日ね」
「うん。」
そう言って、お互い部屋に入った。
井上さんが俺の事嫌ってなくて良かった。
また、一緒に帰れたらいいな。
でも、なんか井上さんが『私のせい』って言ってたけど、まさか。
俺、好きとか言ってないよね。
言ってないよねー!!!
言ってないことにしてーーーーーー!
でも、ずっと思ってるのはこの2人の時間が長く続けばいいのに。
もう、家着くけど送っていった方がいいよね。
まだ明るいけど。
でも、こんな長い道毎日一人で帰ってるの?
今日は半日だったけど、終日の時は真っ暗だって。
危険すぎる。
「あ、有馬くん。ここだよね」
「うん。」
「じゃ、明日ね!」
「あ、あのさ送っていくよ!」
「えっとー。大丈夫!」
「いや、でも」
「でも、その気持ちは嬉しいんだけど。」
「だけど、?」
井上さんは言葉を詰まらせた。
どうしたんだろう?
「どうした?」
「私、ここに住んでるんだよね」
そう言って、俺の住んでるマンションを指さした。
えっーー!
同じマンションってこと?
「めっちゃ驚いてるんだけど。」
「そうだよね。私もだよ!有馬くんがこのマンション指さした時」
「今まで気づかなかったことも奇跡だよね」
「あ、入ろっか」
「そうだね」
それにしても驚いた。
これで隣とかだったら、もっと驚きだけど。そんなことは無いはず!
「あ、何階?」
「あ、5階」
「えっ俺もなんだけど」
「ちょっと待って!何号室?」
「511」「512」
「ってことは、隣?!」
マジか。俺フラグ立ててんじゃん。
やばっ!これからどうすればいいんだ!?
あ、どうもしなくていいんだけど。
「今日は、ありがとね 」
「いや、こちらこそ。」
「男子と喋ることなんて、私なかったからさ。有馬くんでよかった。ありがと」
「ううん。こちらこそ。」
「じゃ、明日ね」
「うん。」
そう言って、お互い部屋に入った。
井上さんが俺の事嫌ってなくて良かった。
また、一緒に帰れたらいいな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる