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3話 ステータスと5人の幼女
しおりを挟む「はぁ...はぁ...おかしいな、全然猫娘の姿が見えんぞ」
辺りを見渡すが人影らしきものは見当たらない。岩や木といった物しか無いのだ
「そーいや俺、ステータスどーなってんのかな...」
ピロンッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈ステータス〉
三日月 悠人 lv.1
体力 20/20
マナ 15/15
物理攻撃力 1
物理防御力 12
魔法攻撃力 1
魔法防御力 5
素早さ 7
知能 98
運 10240
職業 :ニート、引きこもり
装備 :女物の上着
腰当て(パンツ)
所持金 :5000G
スキル :
[召喚術]
消費マナ 使用者の最大マナ数
この世界にある〈何か〉をランダムで召喚し、その〈何か〉を自分の所有物に出来る
[変身術]
消費マナ 10
自分もしくは相手を好きな姿に変身させることが出来る
[確認術]
消費マナ 15
相手のステータスを見ることが出来る
複数人に同時使用の場合はまとめて表示される
固有スキル :
[人生気楽に]
自分の 知能、運 以外の全ステータスを大幅にダウン、運を大幅にアップ
[成長速度抑制]
成長速度が落ちる
[無限の可能性]
スキルによってマナを消費しなくなる
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「...」
しばらく無言でステータスを見ていたが、この言葉が言いたくてたまらなくなっていた
「ふざけんなぁぁぁぁあ!!」
頭をかきながら言った
「何が人生気楽にだよ!!ステータス大幅ダウンとかゴミ固有スキルいらねぇ!
そもそも運を上げてどうするんだ...
俺はイチャイチャ青春生活の為に強くなりてぇんだよ!!」
そうは言った悠人だったがある事に気がつく
「...あれ、最後の固有スキル、マナを消費しない...?これチートじゃね?
使えるスキルは...召喚術?まぁ物は試しだ」
『召喚術...ッ!!』
「ムシャムシャ...ここのお団子美味しいなぁ...ってえ!?」
呑気に食事をしていたルナがいきなり現れた
「よぉ!猫娘!」
「ユート...にゃあ!?」
「よく聞け、お前は俺の所有物になった!」
「...にゃあああああ!?」
「宜しくな、ルナ!!」
「...!!」
走って逃げようとするルナだったが、ある事に気がつく
「...首輪?この紐の先にいるのは...」
そのにいたのは満面の笑みを見せる悠人だった
「にゃ...ッ!! 紐が、切れない、?」
「どうやらそうらしいな、なるほど。これが俺の『力』...ッ!!ふはははぁ!」
「...ダメ、ユートの気を失わせて逃げようと思ったが体が動かにゃい」
「!? お前そんな事を考えてたのか...
お仕置きだ。3回 回ってにゃーと鳴け!
そして静かにしてろ!」
「誰がそんな...!?」
ルナはユートの指示通り、クルクルクルっと回り「にゃー」と鳴いた
その顔はどんどんと赤くなっていき、恥ずかしがってるように見えた
「...」
無言でルナを見つめるその目には何かを企んでるように思えた
ルナは指示通り、静かにしているがこちらを睨んでいるようだ
「...つか、超幸運な俺が召喚術を無限に使えるって最強じゃね?この調子でガンガン召喚していくぜ!」
ルナを無視して召喚する事に決めた
『召喚術、召喚術、召喚術、召喚術、召喚術っと!!』
5回ものスキル詠唱を悠人は行ったのだった
「「「「「ガォォォ...ッ!!」」」」」
そのに現れたのは五体の[怪物]だった。
「!?ま、待てよ。待て!!」
...すると怪物達は静かになり悠人を見つめた
「...はぁ?」
頭を抱えていた悠人だったが、その怪物達を見て理解する
「あぁ、こいつらは俺の所有物になった訳だな。宜しく頼むぜ!」
「「「「「ガォォォ」」」」」
「...何言ってんだお前ら」
ルナの方を見ると猫耳を震わせながら何かを言いたがっていた
「あー、話していいぞ」
「....っ!!!!!!
こ、この怪物達は怪物の中でも最強の種 火、水、木、土、雷の五王神ですよぉ!?!?!?」
「ほう、それはかっこいい。
お!そうだそうだっ
俺のもう一つのスキル、変身術でお前らを獣人の姿に変えればいいな!」
そう言うと悠人は一体ずつ変身術で姿を変えていった
「よし、犬娘のお前はポチ。狐娘はツネ、虎娘はラト、狸狐はポン、兎娘のお前はラビだ!」
自分らの姿を見て驚いている幼女5人組は不思議そうな目で悠人を見ていた
「...ん?話せないのか?取り敢えず..」
『確認術!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈ステータス〉
五王神
ポチ、ツネ、ラト、ポン、ラビ
(ブォクライズ、ベルフェート、ライガー、ヨルミード、ネルファスト)
最強の怪物種。体力、物理攻撃力、物理防御力、魔法攻撃力、魔法防御力共に測定不能
運、知能は大差ないがそこそこ高い
この世界のあらゆる力を兼ね備えていると言われている伝説の怪物
《三日月悠人の所有物》
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「すげ、俺の名付けた名前になってる... って強すぎね?こいつら。ま、自己紹介だ!俺の名は悠人、宜しくな所有物供っ!!」
「...マスター」
「...ご主人」
「...ご主人様」
「...ユート様」
「...お腹すいた」
5人の幼女は揃って悠人に話しかけてた
「おー!!言葉を理解したようだなぁ!って1人変なのいねぇか!?」
虎娘のラトはお腹を抑えていた
ラトの視線の先にいたのはルナだ
あ、お前か と思いつつも
「我慢しろっ!!ルナは俺の所有物だ!食べたらダメだ!」
「にゃ!?誰が所有物に...むぐっ..」
どうやら所有物じゃないと否定できないようになってるみたいだった
「...我慢する、ユート」
「おう ラト!あ、向こうの方にさっき俺が倒したゴットがいるけど... !?」
そこにはもうラトの姿はなかった
「はやっ!!!まぁいい。いいか!お前達は俺の所有物になったんだ。だから今から言うルールに従え!」
「分かった」
「承知した」
「うん」
「分かりました」
「モグモグ...」
「私は嫌にゃ!!...むぐっ」
「...1、俺の命令には絶対服従だ
2、俺を常に守れ!俺を第一に考えろ
3、獣人には手を出すな!
4、その他は基本的に自由だが 元の姿に戻る時は俺の許可を取れ!以上、首輪は外してやるっ解散!」
幼女達はうん、と頷くとそれぞれが自由に行動し始めた
スライムを追いかけるポチ、草むらで無防備に横になるツネ、自分のお腹を叩いて笑うポン、モグモグとゴットの肉を食べるラト、座ってる俺の膝に乗って嬉しそうにしてるラビ。
みんなただの子供にしか見えなかった
「...可愛すぎだろこいつら...よし、俺がしっかりと育ててやるぞ!」
「ユートよりも長く生きてるよこの怪物達!!って、本当に私所有物になっちゃったんだね。私ユートを助けてあげたのに...」
「それは、うん。ドンマイ??」
「むかぁ!!まぁ、楽しそうだからいっかな?これから宜しく頼みますねっ」
「おうよ!ならルナ、膝枕早く」
もう陽は暮れていた
「...誰がそんな///にゃっ」
「最高だな、おやすみさんっ!」
「...私も寝てやるっ!!」
すると他の五王神らも悠人に寄ってくる
ラビは相変わらず俺の膝で寝るようだ。その様子を見て他の幼女達もやってきたのだろうかー
「...」
「むにゅ、おやすみ」
「おやすみなさいです」
「おやすみ」
「モグモグ...zzz」
「食うか寝るかハッキリしろ!!」
静かになった草原で悠人と5人の幼女は眠りについた。ルナがなかなか眠れなかったのは言うまでも無いだろう
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