ゴミ掃除は復讐と共に

めると

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第1章

おはよう異世界

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心地よい朝日が部屋を明るくする中、その声は屋敷中へと響き渡る。

「オギャー」
(おい、どうなってんだ。転送って転移じゃなく転生かよ。ってかオギャーしか言えないんだけど)

「見てくださいベルモス、元気な男の子ですよ」

ツカサを抱いている長く黒い髪の、美しい女性は自分の夫に微笑む。

「あぁ、お前そっくりで可愛いなルーシア」

金髪で紅い目、整った顔。まさに美男美女である。
ルーシアの夫、ベルモスは赤ん坊を受け取る。
「ベルモス、いえ。お父さん、この子の名前は私が決めちゃいますね」

「お父さん...!!良いな。それで名前は?」

「ユリファス、ユリファス・フォン・アイリストですっ」

母、ルーシアは えっへん!と言わんばかりのドヤ顔を見せている。

「オギャー」
(良い名前じゃん、気に入った)

母親譲りの黒い髪、父親譲りの紅い目を持った赤ちゃんツカサ。いや、ツカサ改めユリファスはニッコリと笑った。

「ユリファスか...良い名前だ、気に入った」

「オギャー!!」
(おい!それ俺が言った!って言ってないんだけどなぁ)

その日公爵家アイリストにユリファスと言う元気な長男が誕生したのだった。


「ほーら、ご飯の時間でちゅよーっ」

「オギャーァァァア!」
(嫌だぁぁあ俺は精神年齢18歳だ!やめてくれぇぇえ!!)

両手両足を動かし暴れるユリファス。

「あらあら、この子ったらそんなにお腹空いてたんでちゅかっ」

ルーシアは服のボタンを外し、大きな胸をさらけ出す。E...いや、Fは有るだろうか。
その巨大な胸をユリファスの口に押し付けていく。

「美味しいでちゅかー?」

「オギ...ボフッ..」

「あらあらぁ、この子ったら慌てちゃって...あっ..//」

(耐えろ俺、少しの辛抱だ。今は生きるために仕方なく飲むしかない)


そんな日々が続きユリファスは5歳の誕生日を迎えようとしていた。

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