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【06】始まりの終わり(下)
14 副官が優秀なので残業します
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司令官に強制召喚されたドレイクが執務室に戻ってきたのは、イルホンが執務机に座ったまま彼を見送った約二時間後のことだった。
ドレイクは司令官の執務室には極力長居しないようにしている。ドレイクいわく、司令官の貴重な時間を奪いたくないからだそうだが、今回は呼び出し理由が〝コーヒーを飲ませてやる〟だ。そう簡単には帰してもらえないだろうとひそかにイルホンは思っていた。
そのため、ドレイクの顔を見た瞬間、労いよりも先にこんな言葉が口から飛び出てしまった。
「意外と早く帰してもらえましたね」
「いや、早くはないでしょ」
眉間に皺を寄せて、ドレイクは自分の腕時計を一瞥した。
「でもまあ、イルホンくんの退勤時間前に帰れてよかった。俺が帰ってこなくちゃ、イルホンくんが帰れないよね」
「まさか、それを口実に帰ってきたんじゃ……?」
「いやいや、ちゃんと俺が帰りたいからって言って帰ってきたよ。こんなことでイルホンくんをダシに使ったりしません」
「そうですか……それならいいんですが……」
そもそも、副官であるイルホンは、ドレイクと一緒に総司令部に行き、総司令部のエントランスあたりで待機しているのが当たり前である。
しかし、司令官の執務室に限っては、ドレイクは一人で歩いて行ってしまう。二キロメートル圏内なので移動車は使いたくないようだ。
ちなみに、司令官が就任する前は、〝大佐〟は副官の他に護衛を二、三人連れて外出するのが当たり前だったそうである。それだけ基地内の治安がよくなったということなのかもしれないが、司令官自身が側近のヴォルフ一人しか連れ歩いていないのがいちばんの理由のような気がする。
「結局、殿下は何が目的で大佐にコーヒーを飲ませようと思われたんですか?」
まっすぐソファセットに向かい、いつもの席にどかりと座ったドレイクは、「あ、そうだ」と思い出したように声を上げてイルホンを振り返った。
「うっかり忘れてたよ。イルホンくん、いきなり電話してごめんね。でも、本当に助かった。ありがとう」
「……ああ、あのうっすいコーヒーのレシピですか」
イルホンもうっかり忘れていたので、思い出すのに少々時間がかかってしまった。
確かに、司令官の執務室でコーヒーを飲ませられているはずのドレイクから、大至急、総司令部宛てに激薄コーヒーのレシピをメールで送れと電話されたときには驚いた。
だが、レシピ自体はパラディンの副官に渡すために作成してあったし、そのレシピを見るのはキャルだとドレイクに言われたので、あわてずすぐに送信できた。あのとき、司令官宛てに直接メールを送れと言われていたら、イルホンは頭を抱えていただろう。さすがドレイク。部下の気持ちをよくわかってくれている。
「そう。やっぱりイルホンくんのレシピは完璧だった。で、殿下が俺にコーヒーを飲ませようとした理由だけどね。ヴォルくんがここでうっすいコーヒー試飲したの、うっかり殿下に言っちゃったんだってさ」
「ああ、それで……」
イルホンは合点がいったようにうなずいてみせたが、実はそうではないかとドレイクが出かける前から思ってはいた。
司令官はドレイクの執務室に行きたくても屁理屈をこねられて断られるのに、自分の側近であるヴォルフは行けるばかりか、ドレイク専用コーヒーまで飲ませてもらえるのだ。それは面白くないだろう。司令官だけは。
「どれくらい薄いか気になったんだろうねえ。ヴォルくんの舌を頼りにキャルちゃんに試作させたけど、本当に〝正解〟かどうか確認したくて、俺を呼び出したみたいだよ」
ドレイクは呆れたように笑っている。しかし、ドレイクマニアなら、ドレイクが好むコーヒーの濃度を知りたいと思うだろう。知っていれば、ドレイクを呼び出したとき、コーヒーを飲ませて強制的に長居させられる。それこそ今日のように。
「なるほど。理由はわかりましたが、それにしても、ヴォルフ様がうかつすぎますね。普通のコーヒーも飲まなかったことにしてくれと自分から言っていたのに」
思わず本音をこぼすと、ドレイクはソファにそっくり返って大笑いした。
「辛辣だなあ、イルホンくん。でもまあ、俺もそう思ったから、殿下の側近がうっかりしてちゃ駄目だって叱っておいたよ」
司令官の側近でなくともうっかりしてはいけないと思うが、ドレイクにとっては司令官の側近だからこそうっかりしてもらいたくないのだろう。司令官がドレイクマニアなら、ドレイクは司令官至上主義者である。
「それに対してヴォルフ様は何と?」
「その前にもう謝ってたけど、ものすごく反省してたね。俺が〝ヴォルくん〟って呼んでも一度も言い返さなかった」
「それは確かに反省していますね」
「俺だけじゃなく、キャルちゃんにも迷惑かけてるしね。コーヒーの試作なんて、キャルちゃんにさせるような仕事じゃないでしょ」
「でも、ヴォルフ様には無理でしょう。その……体のサイズ的に」
「そうだねえ。特注品じゃないと無理そうだねえ」
「それで、大佐はコーヒーだけ飲んで帰ってきたんですか?」
さりげなくそう訊ねると、ドレイクは待っていましたとばかりにニヤリとした。
「やっぱりいいなあ、イルホンくん。イルホンくんが副官で本当によかったよ」
「俺を副官にしたのは大佐ですが。じゃあ、ついでに対応策も話してきたんですね」
「ご名答。正直な話、ヴォルくんがうっかり口を滑らせてくれて助かった。殿下の御前でコーヒーを飲むのは緊張したけれども」
「やっぱり緊張したんですが。……その対応策、俺も聞きたいんですが話してくれますか?」
「もちろん。本当は先に君に話しておきたかったけど、その前に悪魔から召喚状が来ちゃったからね」
ドレイクは申し訳なさそうに笑ったが、この場ではそういうことにしておきたいのだろうとイルホンは察した。
優しい嘘だ。だが、誰も困らないなら、冷たい真実を口にする必要はない。
だから、イルホンも突っこまず、笑って納得したふりをする。
ドレイクが求めているのは、きっとそういう副官だからだ。
「でも、今からその話をすると、確実に残業になりそうなんだよねえ」
物思わしげにドレイクが自分の腕時計に目を落とす。
平時――正確には非戦闘時――の残業はしたくないし、部下にもさせたくないのがドレイクだ。しかし、いま聞かずに帰ったら、イルホンは安眠できないと思う。
「では、残業ではなく、一服をしましょう」
「は?」
ドレイクはぽかんとしたが、イルホンはそれを無視して執務机から立ち上がり、給湯室で手早く激薄コーヒーを淹れた。ついでに、皿に盛った徳用チョコレートも添えてローテーブルの上に並べると、ちょうど腹が減っていたのか、ドレイクは嬉しそうに破顔した。
「いやあ、さすがイルホンくん。殿下のところではうっすいコーヒーは飲ませてくれたけど、茶請けは出してくれなかったんだよねえ」
「そうですか。意外ですね。うちの経費内容は殿下も把握しているはずなのに」
ドレイクの対面のソファに座りながら応えると、ドレイクははっと気づいた顔をした。
「そうか、そういうことだったのか」
「何がです?」
「殿下がさ、コーヒー豆はうちと同じのを使ってるってドヤ顔してたんだよ。引っかかったけどその場では訊けなくて流してた。……そうか。それなら同じ豆も買えるわな。ついでに、徳用チョコも買ってくれてたらよかったのに」
「さすがにそれはちょっと……」
「そうだな。俺も殿下に徳用チョコは食べてもらいたくないな。せめて、馬鹿馬鹿しい値段の最高級チョコじゃないと」
あの司令官の性格上、そんなものは食べなそうだが、夢見るのは自由だ。
ドレイクはイルホンが淹れたいつものコーヒーを飲むと、満足げに大きくうなずいた。
「うん。やっぱりイルホンくんが淹れてくれたコーヒーがいちばんうまいや」
とっさに、「連合」時代も通してですかと言いそうになった。
だが、それを訊くのは野暮というものだろう。イルホンは照れくさそうな笑みを作ると、では、対応策を教えてくださいとドレイクを促したのだった。
ドレイクは司令官の執務室には極力長居しないようにしている。ドレイクいわく、司令官の貴重な時間を奪いたくないからだそうだが、今回は呼び出し理由が〝コーヒーを飲ませてやる〟だ。そう簡単には帰してもらえないだろうとひそかにイルホンは思っていた。
そのため、ドレイクの顔を見た瞬間、労いよりも先にこんな言葉が口から飛び出てしまった。
「意外と早く帰してもらえましたね」
「いや、早くはないでしょ」
眉間に皺を寄せて、ドレイクは自分の腕時計を一瞥した。
「でもまあ、イルホンくんの退勤時間前に帰れてよかった。俺が帰ってこなくちゃ、イルホンくんが帰れないよね」
「まさか、それを口実に帰ってきたんじゃ……?」
「いやいや、ちゃんと俺が帰りたいからって言って帰ってきたよ。こんなことでイルホンくんをダシに使ったりしません」
「そうですか……それならいいんですが……」
そもそも、副官であるイルホンは、ドレイクと一緒に総司令部に行き、総司令部のエントランスあたりで待機しているのが当たり前である。
しかし、司令官の執務室に限っては、ドレイクは一人で歩いて行ってしまう。二キロメートル圏内なので移動車は使いたくないようだ。
ちなみに、司令官が就任する前は、〝大佐〟は副官の他に護衛を二、三人連れて外出するのが当たり前だったそうである。それだけ基地内の治安がよくなったということなのかもしれないが、司令官自身が側近のヴォルフ一人しか連れ歩いていないのがいちばんの理由のような気がする。
「結局、殿下は何が目的で大佐にコーヒーを飲ませようと思われたんですか?」
まっすぐソファセットに向かい、いつもの席にどかりと座ったドレイクは、「あ、そうだ」と思い出したように声を上げてイルホンを振り返った。
「うっかり忘れてたよ。イルホンくん、いきなり電話してごめんね。でも、本当に助かった。ありがとう」
「……ああ、あのうっすいコーヒーのレシピですか」
イルホンもうっかり忘れていたので、思い出すのに少々時間がかかってしまった。
確かに、司令官の執務室でコーヒーを飲ませられているはずのドレイクから、大至急、総司令部宛てに激薄コーヒーのレシピをメールで送れと電話されたときには驚いた。
だが、レシピ自体はパラディンの副官に渡すために作成してあったし、そのレシピを見るのはキャルだとドレイクに言われたので、あわてずすぐに送信できた。あのとき、司令官宛てに直接メールを送れと言われていたら、イルホンは頭を抱えていただろう。さすがドレイク。部下の気持ちをよくわかってくれている。
「そう。やっぱりイルホンくんのレシピは完璧だった。で、殿下が俺にコーヒーを飲ませようとした理由だけどね。ヴォルくんがここでうっすいコーヒー試飲したの、うっかり殿下に言っちゃったんだってさ」
「ああ、それで……」
イルホンは合点がいったようにうなずいてみせたが、実はそうではないかとドレイクが出かける前から思ってはいた。
司令官はドレイクの執務室に行きたくても屁理屈をこねられて断られるのに、自分の側近であるヴォルフは行けるばかりか、ドレイク専用コーヒーまで飲ませてもらえるのだ。それは面白くないだろう。司令官だけは。
「どれくらい薄いか気になったんだろうねえ。ヴォルくんの舌を頼りにキャルちゃんに試作させたけど、本当に〝正解〟かどうか確認したくて、俺を呼び出したみたいだよ」
ドレイクは呆れたように笑っている。しかし、ドレイクマニアなら、ドレイクが好むコーヒーの濃度を知りたいと思うだろう。知っていれば、ドレイクを呼び出したとき、コーヒーを飲ませて強制的に長居させられる。それこそ今日のように。
「なるほど。理由はわかりましたが、それにしても、ヴォルフ様がうかつすぎますね。普通のコーヒーも飲まなかったことにしてくれと自分から言っていたのに」
思わず本音をこぼすと、ドレイクはソファにそっくり返って大笑いした。
「辛辣だなあ、イルホンくん。でもまあ、俺もそう思ったから、殿下の側近がうっかりしてちゃ駄目だって叱っておいたよ」
司令官の側近でなくともうっかりしてはいけないと思うが、ドレイクにとっては司令官の側近だからこそうっかりしてもらいたくないのだろう。司令官がドレイクマニアなら、ドレイクは司令官至上主義者である。
「それに対してヴォルフ様は何と?」
「その前にもう謝ってたけど、ものすごく反省してたね。俺が〝ヴォルくん〟って呼んでも一度も言い返さなかった」
「それは確かに反省していますね」
「俺だけじゃなく、キャルちゃんにも迷惑かけてるしね。コーヒーの試作なんて、キャルちゃんにさせるような仕事じゃないでしょ」
「でも、ヴォルフ様には無理でしょう。その……体のサイズ的に」
「そうだねえ。特注品じゃないと無理そうだねえ」
「それで、大佐はコーヒーだけ飲んで帰ってきたんですか?」
さりげなくそう訊ねると、ドレイクは待っていましたとばかりにニヤリとした。
「やっぱりいいなあ、イルホンくん。イルホンくんが副官で本当によかったよ」
「俺を副官にしたのは大佐ですが。じゃあ、ついでに対応策も話してきたんですね」
「ご名答。正直な話、ヴォルくんがうっかり口を滑らせてくれて助かった。殿下の御前でコーヒーを飲むのは緊張したけれども」
「やっぱり緊張したんですが。……その対応策、俺も聞きたいんですが話してくれますか?」
「もちろん。本当は先に君に話しておきたかったけど、その前に悪魔から召喚状が来ちゃったからね」
ドレイクは申し訳なさそうに笑ったが、この場ではそういうことにしておきたいのだろうとイルホンは察した。
優しい嘘だ。だが、誰も困らないなら、冷たい真実を口にする必要はない。
だから、イルホンも突っこまず、笑って納得したふりをする。
ドレイクが求めているのは、きっとそういう副官だからだ。
「でも、今からその話をすると、確実に残業になりそうなんだよねえ」
物思わしげにドレイクが自分の腕時計に目を落とす。
平時――正確には非戦闘時――の残業はしたくないし、部下にもさせたくないのがドレイクだ。しかし、いま聞かずに帰ったら、イルホンは安眠できないと思う。
「では、残業ではなく、一服をしましょう」
「は?」
ドレイクはぽかんとしたが、イルホンはそれを無視して執務机から立ち上がり、給湯室で手早く激薄コーヒーを淹れた。ついでに、皿に盛った徳用チョコレートも添えてローテーブルの上に並べると、ちょうど腹が減っていたのか、ドレイクは嬉しそうに破顔した。
「いやあ、さすがイルホンくん。殿下のところではうっすいコーヒーは飲ませてくれたけど、茶請けは出してくれなかったんだよねえ」
「そうですか。意外ですね。うちの経費内容は殿下も把握しているはずなのに」
ドレイクの対面のソファに座りながら応えると、ドレイクははっと気づいた顔をした。
「そうか、そういうことだったのか」
「何がです?」
「殿下がさ、コーヒー豆はうちと同じのを使ってるってドヤ顔してたんだよ。引っかかったけどその場では訊けなくて流してた。……そうか。それなら同じ豆も買えるわな。ついでに、徳用チョコも買ってくれてたらよかったのに」
「さすがにそれはちょっと……」
「そうだな。俺も殿下に徳用チョコは食べてもらいたくないな。せめて、馬鹿馬鹿しい値段の最高級チョコじゃないと」
あの司令官の性格上、そんなものは食べなそうだが、夢見るのは自由だ。
ドレイクはイルホンが淹れたいつものコーヒーを飲むと、満足げに大きくうなずいた。
「うん。やっぱりイルホンくんが淹れてくれたコーヒーがいちばんうまいや」
とっさに、「連合」時代も通してですかと言いそうになった。
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