7 / 32
chrono-07:読解力は、バブル……泡沫なる言の葉の群れたちよ!(誰)の巻
しおりを挟む
快と不快と羞恥と恥辱と何らかの意味不明な超越感とあと何か、を寝起きの冴えない顔に滲ませながら、風呂場で自分の分身に塗れたパンツとスエット下を水洗いしているという最悪四天王の一角と言い切れるほどの一日のスタートに、自嘲を超えた清々しい笑いが心の最奥から込み上げて来るのを最早堪え切ることなんて出来ないよアーハッハッハッハェ……
昇天の間際放った僕の制止の叫び声に、静止した時の中で共鳴するかのように放たれた僕をいたわるあまりに予想以上に凛と響いてしまった起き抜けの妹の叫び声に、何事かと駆け込んで来た両親が見た光景は多分に烏合の精氏衆たちが放出される刹那のことであったわけで、これにて僕の生死は確定した。
しかして久しぶりに一家四人が揃った朝餉の場において、そのことに触れられる素振りはいっさい無かったわけで。ごめんね的に僕の隣でちらちらこちらのデスマスクのような能面を窺ってくる明日奈も流石に言葉は無く、忍び笑いを隠しきれていない両親の悪意ある沈黙にキレかけながらもここでこちらから反応をしてはダメだとの鋼の意志でさっさと朝食をカッ込んで学校に行こうとする僕の咀嚼音だけが響く。それにしても何で僕だけとろろごはんなんだよよく大和芋のストックがあったな!! と、
「私も怪我とか全然平気だから、今日学校行くね」
努めて明るく振る舞う妹に内心感謝しながらも、いやいやお前は休んでいいんだよ体は良くても心がねぇ……との粘着質ないたわりをいちいち見せてくる父親にイラつくが。
瞬間、僕の中でまたがちゃり、と「能力」の発動OK、みたいな意識の切り替わりが為される。
「明日奈は休んどけよ。大事な大事な『ひとり娘』なんだから」
ぽつり言い置いた僕の発言に、食卓の空気が今までとは違う氷のような空白に一瞬支配された。そう、【発言力】は【ドリル】が如く、場にいる人間を貫き抉らなくちゃあ意味が無いってことを僕は学びつつある。
な、なーに言ってますかデスネー、とチェコ出身の母親がたどたどしい日本語ながら場を取り成すように言ってくれるけど。もちろん僕だって悪意がすべてじゃないことくらいは分かっている。けど、
「アシタカサンも、大事大事ネー」
「おうぉぅ、あまり朝から厨二イズムを振りかざすもんじゃあないぞ? キノゥヤッタが困ってるじゃあないか、ええ?」
殊更に余裕ぶった大人の態度に、ワケも分からず反発したい衝動は、どうしようもないくらいに僕の内に燻っているわけで。あ、と思う間もなく螺旋のように回転する言葉の刃が声帯を震わせてしまっていた。
「……どうせ僕は望まれて生まれた子じゃないんだろ?」
キサマぁいい加減にそのクソ厨設定に溺れるのを自制しろぉぉぉッ、と大人げなく卓越しに僕の制服の襟元を掴み上げて来た父親に冷めた視線を送ってやる。怒りに彩られて見えるそのバタくさい髭面も、ポーズなんだろ?
「だったら何で『明日香』と書いて『アシタカ』なんて名前読みなんだよおかしいだろそこからぁぁぁあッ!! どうせかわいい双子の女の子が欲しかったんだろうがッ!! 実際物心つくまでお揃いのピンクいフリフリの服着せられてたしなァッ!! 」
臆せず「発言」。やっぱり自分から動かないと何も変わらない。なんか自分の中で何かが掛け違えられてられていくような感覚も受け取っているけど、反抗期ゆえの無尽蔵などうしようもない燻り感も味方につけて、僕は今まであまり出したことのない剣幕にて噛みつき返す。これも「能力」の為せるわざだと……いうの?
しかし、狼狽を激昂で上書いたと思しき父親の、亀井の旦那も名は体表さネームで人生を渡り歩いてきたであろうがぁぁああああッという完全に意味の分からない妄言に反発して発言することの無意味さを感じて一瞬躊躇してしまったのが誤算で、次の瞬間、僕に遺伝することの無かった一八五センチ九〇キロの恵体に食卓越しに両脇の下辺りを掴まれて椅子から引っこ抜かれると、そのままの流れで後ろのソファに向けてブレーンバスターを綺麗に決められてしまい、とろろがゆ化した胃の内容物が逆向きになった口元から無駄に淫靡にひとすじ滴ったのであった……
「待ってよぅ、おにいちゃぁん」
きのうからの密度の濃すぎる諸々の出来事に胸焼け以上のもういい感を全身に募らせながらも、家にいるだけで疲れるから学校へと、とぼとぼ登校し始めた僕のあとを、ぱたぱたと駆け寄ってくる明日奈にももう食傷気味という、度し難い最悪メンタルまで追い込まれている自分を俯瞰しているように見ている「自分たち」……も感じたりで。
「……」
脳がオーバーヒートしているようだった。そして肉親にこの「能力」はほぼ効かないという厳然たる事実を突きつけられ、やっぱりこれ日常生活では無意味なんじゃないのという諦観が脳の全域に染みわたっていくようでもあって。まあ、
僕は僕で、さえないままなんだろう、きっと。そんなすぐに人間変われたら苦労しないって、ねえ。
「おにいちゃんっ、待ってってば」
妹が追いついてきたのがちょうど昨日の交差点であったものの、現場にはもう特に痕跡らしきものは残っていなく、せいぜいガソリンスタンドの仕切り壁が削れてる部分があるな、くらいしか思わず。明日奈の方も特に何も引きずっていないようで。それはそれで良かったけど。右隣からふわりと香ってきた花のような匂いにつられてそちらに目をやる。と、
「?」
きょとんとした顔には、愛らしさ以外のなにものも宿っておらず。今朝の惨事も殊更意識されてはいないようで取り敢えずほっとする。けど、
「……シャンプーかリンス、変えたか?」
香りがほんの少し違うような気がした。僕はいつも皮脂アブラを強力に排除するメントール系のしか使ってないけど、明日奈はいろいろ試しているようで、しょっちゅう纏う匂いが違う。昨晩はそんなこと感じなかったから朝、髪だけまた洗ったりでもしたのだろうか……ご苦労なことで。それとも朝一で僕の迸る汚物を目の当たりにしたから空気感染を疑って消毒の意味で風呂に入ったのかも知れないねハハハハ……とか自分の【観察力】、確かに意識すると上がるのかもなあ、とかぼんやりと思いながら信号を待っていた、
刹那、だった……
「べ、べつにおにいちゃんのために変えたわけじゃないしっ」
え? てっきり、えへへそうなのーとか喜んでくれる反応を予期していた僕は、妹の、その初めて見る、顔を真っ赤にしてむくれるという表情に、はからずもどきりとさせられたわけで。何とも言えない時空間に、一陣の涼しい風が吹きつける。
ま、まあいいや、明日奈もお年頃になったのだろう、いつまでも兄妹べったりはあかんしね。いい傾向いい傾向……と釈然とはしなかったけど何とか流して、僕は歩き始める。そしてもう今日は底の底までに落とされたメンタル状態だから、
ヒトに優しくあろう……何なら「能力」も駆使してね……へへへへ……
という、マイナスに振り切れた挙句、意味不明なテンションになるというのはいつもの事だったので、その衝動に素直に従おうと心に決めたのであった……
が、だった……
土曜半日の間じゅう、しょうもない自分ルールに忠実に依怙地につき従い、会う人会う人にどうでもいい以上のうざいカラみを続け通した僕だったものの、
【集中力】……
「在坂、さっきのスプリットチェンジ? 何かいろいろ工夫してんなぁ」
「う、うるせー、てめえの為に投げてんじゃねえんだよッ!!」
【魅力】……
「杜条のいいところはさ、誰の話でもちゃんと聞こうとする姿勢にあると思うな」
「あれぇ、何かキメてんの? 心底キモいから、秒で即であっち行ってぇー的な?」
【コミュ力】……
「ホライズ先輩って、他のかしましい輩と違って、何ていうか、『孤高感』? みたいなのありますよね?」
「……消えろ(どきどき)」
【協力】……
「銀鈴、未然、連用、終止、連体、已然、命令はとにかく覚えてしまうことが重要って言ってた。一緒にやってみよっか」
「あいやー、いつになく積極的なアシタカは不気味極まりないあるね……わ、私のカラダ目当てか?」
【発言力】……
「灰炉の上段回し蹴りはモーションが取りづらぐふっ」
「素人が聞いたような口を利くと、怪我するぞ(も、モーション……そんなもんかな)」
【統率力】……
「朋有先生、結果はともかく、僕らは先生の授業を一年間通して受けられたことに、感謝します」
「来野くん、おべんちゃら言う暇あったらもう少しまともな点数取ってね、ら、来年は受験なんだし(なに私こんな子供の言葉にきゅんとしてんだろ……)」
まあ、いつも通りのすげないリアクションをカマされただけだった。でも何かいいな、こうやって後先考えずに人とカラむってのは何かキツいを通り越して清々しさを感じるよ……これが【気力】の恩恵なのやも知れぬ……とかそんな、おそらく間違った充足感を得て帰宅の途についた僕だったけれど。
<サーティーン、大変なことがわかった>
頭の中に響くのは、僕(13)との連絡役、みたいな立ち位置に収まったファイブの声。もしかしてまた新手の「刺客」……?
<キミが能力を使うと、もれなく相手を『ツンデレ化』させてしまうという、問答無用のバフが発生することが判明した。それにより何がどうなるということも未だ分からないけれど。キミの【成長力】はほんといったいどこへ向かおうとしているのだろう……>
と問われても。バフなのかデバフなのかも分からないし、うぅん、それ以前にまったくもって言ってる意味が分からないのだけれ↑ど→。
昇天の間際放った僕の制止の叫び声に、静止した時の中で共鳴するかのように放たれた僕をいたわるあまりに予想以上に凛と響いてしまった起き抜けの妹の叫び声に、何事かと駆け込んで来た両親が見た光景は多分に烏合の精氏衆たちが放出される刹那のことであったわけで、これにて僕の生死は確定した。
しかして久しぶりに一家四人が揃った朝餉の場において、そのことに触れられる素振りはいっさい無かったわけで。ごめんね的に僕の隣でちらちらこちらのデスマスクのような能面を窺ってくる明日奈も流石に言葉は無く、忍び笑いを隠しきれていない両親の悪意ある沈黙にキレかけながらもここでこちらから反応をしてはダメだとの鋼の意志でさっさと朝食をカッ込んで学校に行こうとする僕の咀嚼音だけが響く。それにしても何で僕だけとろろごはんなんだよよく大和芋のストックがあったな!! と、
「私も怪我とか全然平気だから、今日学校行くね」
努めて明るく振る舞う妹に内心感謝しながらも、いやいやお前は休んでいいんだよ体は良くても心がねぇ……との粘着質ないたわりをいちいち見せてくる父親にイラつくが。
瞬間、僕の中でまたがちゃり、と「能力」の発動OK、みたいな意識の切り替わりが為される。
「明日奈は休んどけよ。大事な大事な『ひとり娘』なんだから」
ぽつり言い置いた僕の発言に、食卓の空気が今までとは違う氷のような空白に一瞬支配された。そう、【発言力】は【ドリル】が如く、場にいる人間を貫き抉らなくちゃあ意味が無いってことを僕は学びつつある。
な、なーに言ってますかデスネー、とチェコ出身の母親がたどたどしい日本語ながら場を取り成すように言ってくれるけど。もちろん僕だって悪意がすべてじゃないことくらいは分かっている。けど、
「アシタカサンも、大事大事ネー」
「おうぉぅ、あまり朝から厨二イズムを振りかざすもんじゃあないぞ? キノゥヤッタが困ってるじゃあないか、ええ?」
殊更に余裕ぶった大人の態度に、ワケも分からず反発したい衝動は、どうしようもないくらいに僕の内に燻っているわけで。あ、と思う間もなく螺旋のように回転する言葉の刃が声帯を震わせてしまっていた。
「……どうせ僕は望まれて生まれた子じゃないんだろ?」
キサマぁいい加減にそのクソ厨設定に溺れるのを自制しろぉぉぉッ、と大人げなく卓越しに僕の制服の襟元を掴み上げて来た父親に冷めた視線を送ってやる。怒りに彩られて見えるそのバタくさい髭面も、ポーズなんだろ?
「だったら何で『明日香』と書いて『アシタカ』なんて名前読みなんだよおかしいだろそこからぁぁぁあッ!! どうせかわいい双子の女の子が欲しかったんだろうがッ!! 実際物心つくまでお揃いのピンクいフリフリの服着せられてたしなァッ!! 」
臆せず「発言」。やっぱり自分から動かないと何も変わらない。なんか自分の中で何かが掛け違えられてられていくような感覚も受け取っているけど、反抗期ゆえの無尽蔵などうしようもない燻り感も味方につけて、僕は今まであまり出したことのない剣幕にて噛みつき返す。これも「能力」の為せるわざだと……いうの?
しかし、狼狽を激昂で上書いたと思しき父親の、亀井の旦那も名は体表さネームで人生を渡り歩いてきたであろうがぁぁああああッという完全に意味の分からない妄言に反発して発言することの無意味さを感じて一瞬躊躇してしまったのが誤算で、次の瞬間、僕に遺伝することの無かった一八五センチ九〇キロの恵体に食卓越しに両脇の下辺りを掴まれて椅子から引っこ抜かれると、そのままの流れで後ろのソファに向けてブレーンバスターを綺麗に決められてしまい、とろろがゆ化した胃の内容物が逆向きになった口元から無駄に淫靡にひとすじ滴ったのであった……
「待ってよぅ、おにいちゃぁん」
きのうからの密度の濃すぎる諸々の出来事に胸焼け以上のもういい感を全身に募らせながらも、家にいるだけで疲れるから学校へと、とぼとぼ登校し始めた僕のあとを、ぱたぱたと駆け寄ってくる明日奈にももう食傷気味という、度し難い最悪メンタルまで追い込まれている自分を俯瞰しているように見ている「自分たち」……も感じたりで。
「……」
脳がオーバーヒートしているようだった。そして肉親にこの「能力」はほぼ効かないという厳然たる事実を突きつけられ、やっぱりこれ日常生活では無意味なんじゃないのという諦観が脳の全域に染みわたっていくようでもあって。まあ、
僕は僕で、さえないままなんだろう、きっと。そんなすぐに人間変われたら苦労しないって、ねえ。
「おにいちゃんっ、待ってってば」
妹が追いついてきたのがちょうど昨日の交差点であったものの、現場にはもう特に痕跡らしきものは残っていなく、せいぜいガソリンスタンドの仕切り壁が削れてる部分があるな、くらいしか思わず。明日奈の方も特に何も引きずっていないようで。それはそれで良かったけど。右隣からふわりと香ってきた花のような匂いにつられてそちらに目をやる。と、
「?」
きょとんとした顔には、愛らしさ以外のなにものも宿っておらず。今朝の惨事も殊更意識されてはいないようで取り敢えずほっとする。けど、
「……シャンプーかリンス、変えたか?」
香りがほんの少し違うような気がした。僕はいつも皮脂アブラを強力に排除するメントール系のしか使ってないけど、明日奈はいろいろ試しているようで、しょっちゅう纏う匂いが違う。昨晩はそんなこと感じなかったから朝、髪だけまた洗ったりでもしたのだろうか……ご苦労なことで。それとも朝一で僕の迸る汚物を目の当たりにしたから空気感染を疑って消毒の意味で風呂に入ったのかも知れないねハハハハ……とか自分の【観察力】、確かに意識すると上がるのかもなあ、とかぼんやりと思いながら信号を待っていた、
刹那、だった……
「べ、べつにおにいちゃんのために変えたわけじゃないしっ」
え? てっきり、えへへそうなのーとか喜んでくれる反応を予期していた僕は、妹の、その初めて見る、顔を真っ赤にしてむくれるという表情に、はからずもどきりとさせられたわけで。何とも言えない時空間に、一陣の涼しい風が吹きつける。
ま、まあいいや、明日奈もお年頃になったのだろう、いつまでも兄妹べったりはあかんしね。いい傾向いい傾向……と釈然とはしなかったけど何とか流して、僕は歩き始める。そしてもう今日は底の底までに落とされたメンタル状態だから、
ヒトに優しくあろう……何なら「能力」も駆使してね……へへへへ……
という、マイナスに振り切れた挙句、意味不明なテンションになるというのはいつもの事だったので、その衝動に素直に従おうと心に決めたのであった……
が、だった……
土曜半日の間じゅう、しょうもない自分ルールに忠実に依怙地につき従い、会う人会う人にどうでもいい以上のうざいカラみを続け通した僕だったものの、
【集中力】……
「在坂、さっきのスプリットチェンジ? 何かいろいろ工夫してんなぁ」
「う、うるせー、てめえの為に投げてんじゃねえんだよッ!!」
【魅力】……
「杜条のいいところはさ、誰の話でもちゃんと聞こうとする姿勢にあると思うな」
「あれぇ、何かキメてんの? 心底キモいから、秒で即であっち行ってぇー的な?」
【コミュ力】……
「ホライズ先輩って、他のかしましい輩と違って、何ていうか、『孤高感』? みたいなのありますよね?」
「……消えろ(どきどき)」
【協力】……
「銀鈴、未然、連用、終止、連体、已然、命令はとにかく覚えてしまうことが重要って言ってた。一緒にやってみよっか」
「あいやー、いつになく積極的なアシタカは不気味極まりないあるね……わ、私のカラダ目当てか?」
【発言力】……
「灰炉の上段回し蹴りはモーションが取りづらぐふっ」
「素人が聞いたような口を利くと、怪我するぞ(も、モーション……そんなもんかな)」
【統率力】……
「朋有先生、結果はともかく、僕らは先生の授業を一年間通して受けられたことに、感謝します」
「来野くん、おべんちゃら言う暇あったらもう少しまともな点数取ってね、ら、来年は受験なんだし(なに私こんな子供の言葉にきゅんとしてんだろ……)」
まあ、いつも通りのすげないリアクションをカマされただけだった。でも何かいいな、こうやって後先考えずに人とカラむってのは何かキツいを通り越して清々しさを感じるよ……これが【気力】の恩恵なのやも知れぬ……とかそんな、おそらく間違った充足感を得て帰宅の途についた僕だったけれど。
<サーティーン、大変なことがわかった>
頭の中に響くのは、僕(13)との連絡役、みたいな立ち位置に収まったファイブの声。もしかしてまた新手の「刺客」……?
<キミが能力を使うと、もれなく相手を『ツンデレ化』させてしまうという、問答無用のバフが発生することが判明した。それにより何がどうなるということも未だ分からないけれど。キミの【成長力】はほんといったいどこへ向かおうとしているのだろう……>
と問われても。バフなのかデバフなのかも分からないし、うぅん、それ以前にまったくもって言ってる意味が分からないのだけれ↑ど→。
0
あなたにおすすめの小説
ヤクザに医官はおりません
ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
彼は私の知らない組織の人間でした
会社の飲み会の隣の席のグループが怪しい。
シャバだの、残弾なしだの、会話が物騒すぎる。刈り上げ、角刈り、丸刈り、眉毛シャキーン。
無駄にムキムキした体に、堅い言葉遣い。
反社会組織の集まりか!
ヤ◯ザに見初められたら逃げられない?
勘違いから始まる異文化交流のお話です。
※もちろんフィクションです。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
✿ 私は彼のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
設楽理沙
ライト文芸
累計ポイント110万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
結婚前から他の女性と付き合っていたんだって。
それならそうと、ちゃんと話してくれていれば、結婚なんて
しなかった。
呆れた私はすぐに家を出て自立の道を探すことにした。
それなのに、私と別れたくないなんて信じられない
世迷言を言ってくる夫。
だめだめ、信用できないからね~。
さようなら。
*******.✿..✿.*******
◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
『 ゆりかご 』
設楽理沙
ライト文芸
- - - - - 非公開予定でしたがもうしばらく公開します。- - - -
◉2025.7.2~……本文を少し見直ししています。
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
――――
「静かな夜のあとに」― 大人の再生を描く愛の物語
『静寂の夜を越えて、彼女はもう一度、愛を信じた――』
過去の痛み(不倫・別離)を“夜”として象徴し、
そのあとに芽吹く新しい愛を暗示。
[大人の再生と静かな愛]
“嵐のような過去を静かに受け入れて、その先にある光を見つめる”
読後に“しっとりとした再生”を感じていただければ――――。
――――
・・・・・・・・・・
芹 あさみ 36歳 専業主婦 娘: ゆみ 中学2年生 13才
芹 裕輔 39歳 会社経営 息子: 拓哉 小学2年生 8才
早乙女京平 28歳 会社員
(家庭の事情があり、ホストクラブでアルバイト)
浅野エリカ 35歳 看護師
浅野マイケル 40歳 会社員
❧イラストはAI生成画像自作
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
Husband's secret (夫の秘密)
設楽理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる