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第7章
誰だって失敗する(1)
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酒を飲む人の中で、記憶がすっぽ抜ける経験をしたことがある人はそれほど珍しくないと思う。
俺も過去に1度経験をしたことがある。
今回もそれと同じだと考えれば、たいしたことない。
そう、たいしたことないのだ。
俺はそうやって、無理やり自分を落ち着かせる。
だが、それは上手くいかなかった。
俺は自分にかけられている毛布を少し剥いで、自分の格好を再確認する。
うん、真裸だ。何度見ても同じだ。
毛布から出れば一糸纏わぬ、という表現に嘘偽りはない。
俺は音を立てないように首だけを左右に振って、ここがどこなのかを確かめる。
びっしりと古典的なものタイトルの小説がぎっしりと並んだ本棚。
真っ白な壁に優しげな日が差し込んでくる大きな窓。
閉じられたドア。
クローゼットらしきものと、外に通じるであろうものの2つ。
チェストの上に21インチの小さなテレビ。
ナイトテーブルには大きな文字盤のデジタル時計。現在の時刻は午前10時32分。
時間はわかったが、今、ここがどこだかはわからないままだ。
頭を整理しよう。
昨日、カケルと会って酒を飲んだ。
涼さんの話をしていて、カケルは急に説教を始めて、自分の恋愛論やゲスな男の定義など饒舌だった。
カケルもかなり酔ってきて、本当は昭和のドラマのような熱血教師になりたかったと熱く語り始めた。
予想外に暑苦しくなったカケルは、逆に親しみが湧いた。
そして、俺たちが中学時代に放送されていた教師ドラマに夢中になった共通点に気付いて、意気投合してドラマを語り合った。
2時間で店を追い出された俺たちは肩を組みながら、2件目のお店に入り、ドラマの話しはセカンドシーズンに突入した。
ドラマの話しは、本当に楽しかった。素直にカケルとの時間が楽しくて仕方がなかった。
だが。
だが、サードシーズンあたりから、ドラマの何を話したか覚えてない。
そして、気付けば見知らぬ家で真裸で寝てる。
普通に考えれば、ここはカケルの家だろう。
俺は毛布の中の自分の体の感覚を確かめる。
少なくとも、尻に違和感はない。
そして、下半身がスッキリした感じもない。
つまり、カケルとそういう関係にはなっていないはず。
となると、なぜ裸なのだろうか。
俺は見知らぬベッドの上で上半身を起こした。
・・・服着たい。裸は心許ない。
「あのー」
俺は声を出した。
蚊の鳴くような声だった。
当然、誰も出てこない。
俺はさらに勇気を振り絞る。
「あのー」
真っ白なドアについた金色のドアノブがかちゃりと音を立てる。
俺は誰が来るのがほぼわかっていたが、違う人だったらという不安も残っていた。
「起きたか」
カケルは寝癖でボザボサの頭を掻きながら、青いチェックのパジャマで現れた。胸元には小さなマークがあり、俺でも知ってるブランドだ。
この人は寝る姿までオシャレなのか。
俺なんて家ではスウェットなのに。しかも、今は何も着てない。
「あのー」
俺は何から口にしていいかわからずに、今日、3度目の間抜けな言葉を発した。
「俺の服って」
「洗濯して、そのまま乾燥機にかけた。セーターが縮んでるかもな」
洗濯?
乾燥機?
それって、もしかして。
「翔、もしかして記憶ないとか?」
「ないです」
つい、敬語になる。
カケルの綺麗な顔が歪んで、俺を睨む。
「俺に覆いかぶさって、あんな恥ずかしいことをしたのにか」
「えっ?!」
それって、俺がカケルを襲ったってことか?
「ご、ごめん。俺、全然、記憶になくて」
言いながら、自分が最低な発言をしていることに気付く。
「勿論、記憶がないからって許されるとは思ってないよ」
責任をとる、と言おうとして止めた。
いい加減なことは口にできない。代わりにカケルが話し出した。
「昨日の夜を迎える前の俺と翔だったら、責任を取らせるところだが、もう今となってはこういう関係になったんだ。受け入れて許すよ」
そ、それはつまり、俺とカケルはセックスしたってことか。
俺は唖然とした。
酔った勢いでセックスをするのは人生で2度目だ。だが、あの時は確かに「した」記憶と感覚があった。
今は何もない。
口にすると最低な奴になることはわかっている。わかっているけど、俺は聞かずにはいられない。
「俺とカケルってセックスした?」
途端、カケルの眉と眉は寄せられ、不愉快そうに眉間に皺が刻まれる。
「お前、マジでそれを言ってるか」
地獄の底から這ってくるような声を出し、俺は思わずすくみ上る。
怒ってる。これは怒ってる。
「ごめん、ホント、ごめん。全く記憶がないんだ」
「ふざけんなっ」
カケルは短く叫ぶ。俺は思わず声を失った。
彼の整った眉はきりりと上がり怒りをあらわにしている。
「いくら記憶がないからと言って許せない」
カケルは部屋の中にずんずんと入ってきて、俺がかけていた毛布を鷲掴みにした。
「自分の下半身に聞いてみろ」
毛布を剥がされた俺はまるで少女のように自分で自分の身体を抱きしめるように、身を小さくさせた。
きゃっと悲鳴をあげなかっただけが救いだ。
「ごめん、下半身にも身に覚えがないとしか」
「あったりまえだ! 俺とお前がセックスするわけないだろう」
「そ、それじゃ、俺が覆いかぶさって恥ずかしいことをしたっていうのは」
「酔い潰れた翔は自力で帰れなくなって、仕方がなく俺の家に連れてきた。お前を支えて玄関に入った時、バランスを崩して二人で倒れ込んだ。その時、お前は俺に覆いかぶさって『涼さん、好き』と抱きつきやがって。本人にやれよ」
全く記憶がないから、余計に恥ずかしくなる。
真裸のままという現場が、さらに羞恥心を増した。
幸いなのが、部屋の中が暖かいことだ。
「そして、急に吐きそうになって、慌ててトイレに連れて行ったけど、間に合わなくて自分の服を服汚した。それらを片付けるのに、俺がどれだけ苦労したことか。それに、お前にベッドを譲ったから、俺はソファーで寝たんだ。あっちこちが痛い」
あー。
申し訳なくて、申し訳なくて、裸のまま土下座した。
「すみませんでした」
頭を下げたところに、耳の痛い声が降ってくる。
「俺が飲ませすぎたこともあるし、翔のことは俺の生徒だと思うことにしたから、 面倒をみた。そんな俺にセックスしたかだなんて! 俺が生徒と同等みなした人間に手を出すと思ってるのか!!」
えっ、怒ってるのは、そこ?
俺は恐る恐る顔を上げて、カケルの様子を伺う。
まだ眉を上げて怒りが収まる様子がない。
本当に怒っているのだ。
「疑ってすみませんでした」
もう何を言っても怒らせるだけだし、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「わかればいいよ」
まだ声は怒っているものの、それでも許す言葉を掛けてくれた。
頭を上げる前にふさっとタオルがかけられる。
「シャワーを浴びてこいよ。湯船にお湯もはってあるし」
カケルを見ると、綺麗な顔をまだむっとさせていたが、それでも俺には後光が差して見えた。
「ありがとうございます、カケル先生」
俺は再度、カケル先生にひれ伏した。
俺も過去に1度経験をしたことがある。
今回もそれと同じだと考えれば、たいしたことない。
そう、たいしたことないのだ。
俺はそうやって、無理やり自分を落ち着かせる。
だが、それは上手くいかなかった。
俺は自分にかけられている毛布を少し剥いで、自分の格好を再確認する。
うん、真裸だ。何度見ても同じだ。
毛布から出れば一糸纏わぬ、という表現に嘘偽りはない。
俺は音を立てないように首だけを左右に振って、ここがどこなのかを確かめる。
びっしりと古典的なものタイトルの小説がぎっしりと並んだ本棚。
真っ白な壁に優しげな日が差し込んでくる大きな窓。
閉じられたドア。
クローゼットらしきものと、外に通じるであろうものの2つ。
チェストの上に21インチの小さなテレビ。
ナイトテーブルには大きな文字盤のデジタル時計。現在の時刻は午前10時32分。
時間はわかったが、今、ここがどこだかはわからないままだ。
頭を整理しよう。
昨日、カケルと会って酒を飲んだ。
涼さんの話をしていて、カケルは急に説教を始めて、自分の恋愛論やゲスな男の定義など饒舌だった。
カケルもかなり酔ってきて、本当は昭和のドラマのような熱血教師になりたかったと熱く語り始めた。
予想外に暑苦しくなったカケルは、逆に親しみが湧いた。
そして、俺たちが中学時代に放送されていた教師ドラマに夢中になった共通点に気付いて、意気投合してドラマを語り合った。
2時間で店を追い出された俺たちは肩を組みながら、2件目のお店に入り、ドラマの話しはセカンドシーズンに突入した。
ドラマの話しは、本当に楽しかった。素直にカケルとの時間が楽しくて仕方がなかった。
だが。
だが、サードシーズンあたりから、ドラマの何を話したか覚えてない。
そして、気付けば見知らぬ家で真裸で寝てる。
普通に考えれば、ここはカケルの家だろう。
俺は毛布の中の自分の体の感覚を確かめる。
少なくとも、尻に違和感はない。
そして、下半身がスッキリした感じもない。
つまり、カケルとそういう関係にはなっていないはず。
となると、なぜ裸なのだろうか。
俺は見知らぬベッドの上で上半身を起こした。
・・・服着たい。裸は心許ない。
「あのー」
俺は声を出した。
蚊の鳴くような声だった。
当然、誰も出てこない。
俺はさらに勇気を振り絞る。
「あのー」
真っ白なドアについた金色のドアノブがかちゃりと音を立てる。
俺は誰が来るのがほぼわかっていたが、違う人だったらという不安も残っていた。
「起きたか」
カケルは寝癖でボザボサの頭を掻きながら、青いチェックのパジャマで現れた。胸元には小さなマークがあり、俺でも知ってるブランドだ。
この人は寝る姿までオシャレなのか。
俺なんて家ではスウェットなのに。しかも、今は何も着てない。
「あのー」
俺は何から口にしていいかわからずに、今日、3度目の間抜けな言葉を発した。
「俺の服って」
「洗濯して、そのまま乾燥機にかけた。セーターが縮んでるかもな」
洗濯?
乾燥機?
それって、もしかして。
「翔、もしかして記憶ないとか?」
「ないです」
つい、敬語になる。
カケルの綺麗な顔が歪んで、俺を睨む。
「俺に覆いかぶさって、あんな恥ずかしいことをしたのにか」
「えっ?!」
それって、俺がカケルを襲ったってことか?
「ご、ごめん。俺、全然、記憶になくて」
言いながら、自分が最低な発言をしていることに気付く。
「勿論、記憶がないからって許されるとは思ってないよ」
責任をとる、と言おうとして止めた。
いい加減なことは口にできない。代わりにカケルが話し出した。
「昨日の夜を迎える前の俺と翔だったら、責任を取らせるところだが、もう今となってはこういう関係になったんだ。受け入れて許すよ」
そ、それはつまり、俺とカケルはセックスしたってことか。
俺は唖然とした。
酔った勢いでセックスをするのは人生で2度目だ。だが、あの時は確かに「した」記憶と感覚があった。
今は何もない。
口にすると最低な奴になることはわかっている。わかっているけど、俺は聞かずにはいられない。
「俺とカケルってセックスした?」
途端、カケルの眉と眉は寄せられ、不愉快そうに眉間に皺が刻まれる。
「お前、マジでそれを言ってるか」
地獄の底から這ってくるような声を出し、俺は思わずすくみ上る。
怒ってる。これは怒ってる。
「ごめん、ホント、ごめん。全く記憶がないんだ」
「ふざけんなっ」
カケルは短く叫ぶ。俺は思わず声を失った。
彼の整った眉はきりりと上がり怒りをあらわにしている。
「いくら記憶がないからと言って許せない」
カケルは部屋の中にずんずんと入ってきて、俺がかけていた毛布を鷲掴みにした。
「自分の下半身に聞いてみろ」
毛布を剥がされた俺はまるで少女のように自分で自分の身体を抱きしめるように、身を小さくさせた。
きゃっと悲鳴をあげなかっただけが救いだ。
「ごめん、下半身にも身に覚えがないとしか」
「あったりまえだ! 俺とお前がセックスするわけないだろう」
「そ、それじゃ、俺が覆いかぶさって恥ずかしいことをしたっていうのは」
「酔い潰れた翔は自力で帰れなくなって、仕方がなく俺の家に連れてきた。お前を支えて玄関に入った時、バランスを崩して二人で倒れ込んだ。その時、お前は俺に覆いかぶさって『涼さん、好き』と抱きつきやがって。本人にやれよ」
全く記憶がないから、余計に恥ずかしくなる。
真裸のままという現場が、さらに羞恥心を増した。
幸いなのが、部屋の中が暖かいことだ。
「そして、急に吐きそうになって、慌ててトイレに連れて行ったけど、間に合わなくて自分の服を服汚した。それらを片付けるのに、俺がどれだけ苦労したことか。それに、お前にベッドを譲ったから、俺はソファーで寝たんだ。あっちこちが痛い」
あー。
申し訳なくて、申し訳なくて、裸のまま土下座した。
「すみませんでした」
頭を下げたところに、耳の痛い声が降ってくる。
「俺が飲ませすぎたこともあるし、翔のことは俺の生徒だと思うことにしたから、 面倒をみた。そんな俺にセックスしたかだなんて! 俺が生徒と同等みなした人間に手を出すと思ってるのか!!」
えっ、怒ってるのは、そこ?
俺は恐る恐る顔を上げて、カケルの様子を伺う。
まだ眉を上げて怒りが収まる様子がない。
本当に怒っているのだ。
「疑ってすみませんでした」
もう何を言っても怒らせるだけだし、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「わかればいいよ」
まだ声は怒っているものの、それでも許す言葉を掛けてくれた。
頭を上げる前にふさっとタオルがかけられる。
「シャワーを浴びてこいよ。湯船にお湯もはってあるし」
カケルを見ると、綺麗な顔をまだむっとさせていたが、それでも俺には後光が差して見えた。
「ありがとうございます、カケル先生」
俺は再度、カケル先生にひれ伏した。
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