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第二章

チョコって甘い>>2

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「じゃあ、またね駆!」

「おぉ、行ってらっしゃい楓実也」

今日は学校の授業がないんだ!理事長が毎年特別なイベント行事があると学校を休みにして「こういう機会は1年に1回しかないんだから、楽しみなさい」って言って、生徒も先生にも休暇を与えてくれるんだ!!

でも、ちゃんと生徒会と風紀は働かなくちゃいけないんだ。だって、学校の要だよ?頑張らなくちゃ!こんな時こそ手を抜かずに頑張るぞー\(*°∀°*)/

そんなこんなで生徒会室のドアを開けて中に入ると...

「絶対俺が貰うんだ!!」

「は?お調子者の貴方何かに渡す訳ないでしょ?」

「あ?何言ってんだ真面目眼鏡野郎??」

おーっとこれは何だぁ?生徒会の要の2人が喧嘩してるぞ~!!۹(◦`H´◦)۶プンスカ!


「2人とも何やってるの?」

「あっ!楓実也!!聞いてくれよこいつがさぁ~」

「こんな奴よりも私の話を聞いて下さい!」

「わ、分かったから!2人の話聞くから一旦落ち着こ?」

「「はーい」」

何か手のかかる子供みたい...w
先輩なのに子供みたいな所あるから可愛いんだよなぁ~

「どうして口喧嘩してたの?」

「「楓実也からの手作りチョコはどっちが貰うかって事で揉めてた...」」

え?そんな事で揉めてたの2人は??
ちょ...俺の手作りチョコそんなに欲しいの!?ちょっと意味わかんないかな............( •´д•` )うわぁ

「えーっと...そんな事で2人は揉めてたの??」

「そんな事じゃありません!」

「俺らにとって1番重要な問題なんだ!」

「えー?でも俺誰にも手作りチョコあげないよ??あ、家族にはあげるけどね」

「キーーっ!!私も楓実也の家族の一員になりたいです...( ´・ω・`)」

そんなにしゅんってしないでよ友紀ちゃん...たかが、俺の手作りチョコの為にそんなに必死になられても...

「手作りチョコじゃなくてもいいから!楓実也からのチョコが欲しいんだ!!」

「え...?何でそんなにも俺からのチョコが欲しいの??そんなに必死になる事でもないよ...?」

「「だって...楓実也からのチョコじゃないと嫌なんだもん......(  ´ • ω • `  )」」

わわっ!そんなにしゅんってなられると俺の心が痛むよ~!

「市販のチョコでもいいなら全然あげるよ?」

俺がそう言った瞬間に2人はガバっと顔を上げて目をキラキラと輝かせた。

「本当か!?」

「本当ですか!?」

「う、うん」

「「よっしゃぁ!!」」

おぉ...w2人共めっちゃぴょんぴょん跳ぶじゃん...女の子みたいwww
そんなに嬉しいのね。


「問題が解決したからさっさと書類整理終わらせよ?」

「おう!」

「はい!」


---------------------------------------------

「はい、これあげる」

俺はさっき行ったお店で買ってきた市販のチョコを2人に渡した。

「うわっ、めっちゃ高そう...」

「美味しそうですね...」

2人の目はキラキラと輝いていた。
そんなにチョコ食べたかったんだね!2人は甘党なんだー知らなかった!!

「楓実也も一緒に食べようぜ」

「え?俺もいいの??」

「みんなで食べた方が良いですもんね」

俺らは仲良く3人でチョコを食べた。
















その後仕事が終わった俺達は自室に戻って残りの休みを堪能していた所だった。

「はい、これ楓実也にあげる」

駆がそう言って差し出してきたのは俺の大好きなBL作家さんの直質サインだった。

「え?え!ええぇぇえ!!こ、こ、こここれ!?
わ、わわっ!な...うぇ?」

「お、落ち着け楓実也w」

「うん...な、何で駆が俺の好きなBL作家さん知ってんの?」

「お前の机の上に堂々と開いて置いてあったから...好きなのかなぁ~って思って応募したら当たったから」

マ?駆さん神かよ...うわぁ~運持ってる人羨ましい!!
駆には感謝しきれないよな...

「ありがとぉぉぉぉおお!かけるぅぅううう!!!」

俺は勢い良く駆に抱き着く。
その勢いの所為で駆が押し倒される。

「うわ、はぁ嬉しいのは分かったから!
それ以上くっつかれるとこ、困るんだが...///」

駆が耳まで真っ赤にしている。
そんなに俺とくっつくの嫌なのかな...?

「俺とくっつくの嫌?」

「そんなわけないだろ!!」

「えへへ、そっかぁ嬉しいな」

「(はぁ♡もう、可愛い過ぎだろぉぉぉぉおお!)えい!」

駆にいきなりぎゅー!って抱き着かれた。
いきなりの事で俺は少し焦った。

「わわっ!」

「ぎゅー」

「ふふ、駆とぎゅー!」

「(可愛い♡可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い過ぎだろぉぉぉぉおお!!我慢しろ俺...楓実也にだけは嫌われたくない!我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢...)もう!」

「あったかいね!」

「(こいつは何でこんな可愛いんだよぉ!)おう...あったかいな///」


(この2人のイチャイチャ可愛い♡by作者)

TheEND

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作者のもふもふでーす…I˙꒳​˙)チラ
いやぁ早く楓実也犯してやりたいですね...楓実也の受けがとっても描きたい変態作者です。
本編が全然進んでないのです...更新頑張ります!





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