最強の魔力量を持つ人間、神となり何を成す

だんごのだんさん

文字の大きさ
8 / 8

進化の儀

しおりを挟む
一週間という時間はあっという間に過ぎていった。今日は昇華の儀という事でティーが服と装飾品を用意していた。そこには金色の礼服と10個程の金で出来た装飾品があった。
「ティー・この装飾品はどれを着ければいい?」
「ここにある物全てだよ。」
ルイは装飾品が好きではなかったが、10個の装飾品と金色の礼服を身に付けた。
この装飾品は、今までの装飾品みたいな魔法を吸収しているのではなく、自分の魔力が高まっているような感覚で魔力の過剰放出が行われていた。空腹のではなく、満腹状態でまだ食べ続けている感覚だった。正装をし、準備を整えたところでティーニアが部屋まで呼びに来た。

「それじゃあ儀式の会場まで行こうか。」
ルイ・リオ・ティーの3人は転移の魔法を使い祭場まで移動した。あたり一帯森林で覆われており、現在の家の周りと類似していた。祭場の外見は真新しく派手なものではなく、どちらかと言えば、遺跡のようにアンティークで味があるものだった。内部に入ると、辺りは真っ暗で、天井から光が一直線に差し込んで祭壇だけを明るく照らしていた。

「光魔法 光源」
ティーニアの魔法は、無数の光源を生み出し内部全体が明るくなった。
「ルイ君、そこの祭壇の中央の石の上に寝転がって。」
ルイは、指示に従い祭壇の石の上で寝転がった。まるで、死者を蘇生するための儀式みたいな状態だった。

ティーは、異空間から魔導書を取り出し、魔術を唱え始めた。
「我汝の制約を打ち砕き新たな場所を切り開く。 状態魔法 神族転換。」
ルイの体に戦慄が走り体の全ての骨が砕けてしまうような激痛が走った。
― あ、、
言葉を話すこともできず、魔力吸収装置を初めに着けた時よりも激しい痛みに襲われていた。燃える様な暑さそれでいて魂だけ抜き取られそうな寒さが起こっていた。
ルイは、意識を失い魔力の暴走が始まってしまった。彼の体から魔力があふれ出て、彼の周りには突風が吹き荒れていた。
「リオ、ルイを防御魔法で囲って。」
「畏まりました。ティーニア様。」
「防御魔法  囲い」
ルイの変化はリオとティーニアにも伝わった。明らかに、彼を取り巻く魔力が暴走し始めたからだ。彼の周りからとてつもない魔力の波動を感じ取れた。彼を取り巻く魔力の渦は、闇に包まれており、気を抜けば、魔力に当てられて飲み込まれてしまうほどだった。

「土魔法 土居」「最上級氷魔法 コキュートス」
リオは、ルイの魔力暴走を抑えるため、土魔法の土居で彼の周囲を固めコキュートスでルイを凍らせた
「後少しだから、頑張って。」
ティーニアは、意識がなく暴走し始めたルイへの応援ではなく、膨大な魔力量をもつルイを抑えているリオへの言葉だった。
数分が経過しただろうか、ルイの周りから魔力の渦が消え、暴走が治まった。
リオとティーニアも魔力を相当消費し疲れた様子で、その場に座り込んでしまった。
「終わった・・」
相当疲れた様でティーニアがここまでの疲労を見せたのは初めてだった。

ティーニアは余りゆっくりしていられなかった。彼女は、重い腰を上げルイの傍に寄り、異空間からアタッシュケースを取り出した。そのままルイの指を手に取り、アタッシュケースの中に入っている指輪に触れさせた。
「リオちゃん終わったよ。」
彼女は掠れながらそう言うと、そのままルイの傍でそのまま座り込んでしまった。


ルイは、数時間後目を覚ました。彼は自身の体が圧倒的に軽く魔力が無限に湧いてくる感覚に陥った。これが、神族になった恩恵か。この高揚感を早く確かめたくてしょうがなかった。早速2階の自分の部屋の窓から外へ飛び降り、自分の感覚を確かめ始めた。
「氷魔法 氷結」
ルイは、氷魔法を発動した。彼の手には岩ほどの氷の塊が出現した。魔法の生成スピードも上がっていた。
「炎魔法 炎の渦」
炎魔法の炎の渦を使用した。森を焼き尽くすのではないかというほどの炎の竜巻を起こせた。魔法の威力も上昇していた。
「雷魔法 落雷」
さらに、炎魔法の中に雷魔法を放った。炎の渦の中に雷が鳴り始め渦は混沌に満ちていった。連続の魔法発動も容易であった。
魔法の生成スピードも魔法の威力も連続発動することも容易で人間から神になるだけでここまで多くの恩恵を得られた。ただ、魔力量と身体能力が向上したのかが分からなかった。

「ルイおはよう。」
遠くで洗濯をしているリオが、声をかけてくれた。
ルイは湧き上がる高揚感を抑えきれず、リオの傍に走りこんでいった。誰かと戦うことで自分の成長を感じたかった。
「リオ、試合して」
「突然だね・自分が強くなったか知りたいの?」
リオは子ども扱いしているような感じで、ルイをからかっていた。
「別に、そんなんじゃないけど・・誰かと戦いたくなっただけ!」
リオは少し考えている様子だったが、ルイが余りにも目を輝かし、その思いに応え決心した。
「いいよ」

ルイとリオは、いつもの魔法の練習場まで歩いて移動した。練習場は森林の中に開けた場所で行っていた。そこまで大きくはないが半径8メートルぐらいの円形で出来た場所だ。
「リオ、俺がコインを投げるからそのコインの着地が開始の合図ね。」
「わかった」
ルイとリオは互いに距離を取り、10メートル近くお互いが離れたところで止まった。
ルイは、異空間からコインを取り出しリオに対して合図を送った。

ルイは前に高くコインを投げると、ちょうどお互いの間の位置に落ちた。
 ルイは勢いよくリオの方に走りだした。リオは、ルイの突進を見てそのまま後ろ回転蹴りをした。しかし、ルイはあっという間にリオの胸ぐらをつかみそのまま後ろに倒してしまった。
あっと言う間に決着し、リオは何が起こったのかわからないまま倒されてしまった。
「凄く強くなったね。」
彼女の言葉にルイは笑顔を浮かべていた。

「今だと、ティーにも勝てるかも」
ルイは今までの修業を通してティーニアの足下すら及ばなかった。体術だけの勝負なら少しは手応えがあったが、全力の彼女に攻撃を一度も当てることは出来なかった。いままで負けっぱなしで終わっていたので、彼女から1本は取ってみたかった。ルイはそう思い立つと、ティーニアを探しに走って行ってしまった。
 
「ティーここにいたんだ。」ルイは家中探し回りやっとティーニアを見つけた。
ティーニアは朝の一人優雅な時間をベランダで過ごしていた。この家の裏にはティーニアが育てた草木がある。人間の国から持ってきて毎日世話を欠かさなかった。そのお陰か、この庭には、季節により桜や紅葉、朝顔など様々な植物が育っていた。彼女は毎朝その庭でコーヒーを飲むのが日課であった。
「ルイ、コーヒー入れよっか?」
ティーは、朝のティータイムを優雅に過ごしていた。
「ティーにお願いがあるんだけど、俺と全力で勝負してくれない?」
「・・・」
ティーは少し悩みながら余裕そうな表情で答えた。
「どうしたのルイ君? 私に勝負を申し込むなんて」
「俺がどれだけ強くなったか図りたい。」
ルイの真剣な眼差しを見て、ティーニアはルイの気持ちを理解した。
「分かった。 全力でやろうか。」
「ただ、本気でやるならここでは出来ないから場所を変えようか。」
「立会人としてリオを連れて行こうか。」
ルイはリオを呼びに行き、ティーニアの転移能力で3人とも戦う地へ移動をした。
 一面の砂漠が広がっており、ここにいるだけで、暑さでやられてしまいそうだった。
「こんな場所で戦うの?」
「どの環境でも関係なく戦えないとだめだからね。」
暑さですでに戦意が少しずつ低下してきた。環境への適応が必要と思い自身に「防御魔法」をかけた。
ティーニアは、最後の質問をした。それは、彼女の本気は余りにも強力で、ルイを危険に陥れてしまう可能性も否定できなかったからであった。
「全力で戦って良いんだよね?」
「全力でやってほしい。」
ルイ位の真剣な眼差しに、ティーニアも覚悟を決めるほかなかった。
「分かったわ。」

お互いが距離を取り10メートルほどの距離を取った。お互いに少し緊張感が走り、ルイは深呼吸をして緊張している心を整え集中した。
ルイは異空間から魔法杖を取り出した。ティーニアにも見せたことのないこの杖は、母の唯一の形見でルイにとっての大切な品だった。ルイは、魔法杖を手に取った瞬間魔力を急激に吸われていった。その魔法杖は、闇深いオーラを放ちティーニアにもリオにもその違和感を気付かれた。

ティーニアも異空間から魔法杖を取り出した。ルイの魔法杖は圧倒的な濃いオーラを放つのに対し、ティーニアの魔法杖は全くオーラを感じない物だった。

「二人とも準備は出来た?」
お互いに返事をし、リオの開始の合図を待った。
― ドカン  リオの魔法が撃ちあがったことで、試合開始の合図となった。

ルイは魔法杖に魔力を通し、詠唱を唱えた。「炎魔法 火球」「10連発」彼の周りから炎魔法が連続で発射されていった。それを、ティーニアの「防御魔法」はルイの魔法を全くのダメージを与えなかった。
逆にティーニアは魔法杖に魔力を通し「最上級技氷魔法 コキュートス」を発動した。彼女の最上級氷魔法でルイの周辺100メートルほどは凍り付いてしまった。ルイ自身は、防御魔法を展開していたのでダメージは食らわなかった。しかし、彼女の魔法精度の高さが改めて伺えた。

ルイは、「土魔法 砂塵」を出し、自分の居場所を隠した。彼は、魔法杖と自分の魔力の発動を別途にした。そうすることで、杖で一度魔術を通すと杖の魔力が消えない限り魔術を発動し続ける仕組みとなっている。これは、この杖特有の力であった。
そして、「氷魔法 スピア」を発動した。
彼は、砂が巻き荒れる中走り込みティーニアの後ろを取れた。そのまま拳で殴りを入れると、ティーニアは不意を突かれたのかそのまま飛ばされていった。
 
 ティーニアは少し驚いている様子だった。あれほどの魔法を使用しながら高速でティーニアの傍まで近づいていたからであった。
「なんで私の後ろをとれているの?」
ルイは得意げな表情で答えた。「あとで教えてあげるよ。」
「回復魔法」ティーニアは、会話の最中に回復魔法で傷をいやしていた。

「炎魔法 炎の檻」「重力魔法 圧縮」「雷魔法 雷鳥」 ルイの魔法は、ティーニアを炎の檻で閉じ込め、重力魔法で動けないようにし、雷魔法で攻撃を生み出した。さすがに連続攻撃を受け、ティーニアの防御魔法は解けた。そして、「木魔法 結び」ルイはティーニアの四肢を縛り上げた。「火魔法 爆炎」燃え上がる炎はティーニアを包み込んでいた。
「本当に強くなったね。」炎に包まれているティーニアの声が聞こえてきた。
圧倒的火力で押し切ったと思っていたが、ティーニアにはほとんどダメージを食らわせることが出来なかった。

「水魔法 風魔法 複合水流弾」「雷魔法 水魔法 複合雷雨」ティーニアの複合魔法は、単発の魔法より魔力消費量が多いが魔法の威力は2属性分になるため、攻撃力は2倍になっていた。ルイの防御魔法は複合水流弾を受けダメージが大きかった。その後の雷雨により、帯電して防御魔法は段々と消えていった。
「重力魔法」ティーニアの連続攻撃は続き、彼女の重力魔法でルイは地面に押しつぶされてしまった。彼は、魔法攻撃が来ると思い魔法特化の防御魔法を展開したが、彼女は自分の杖をフルスイングし、物理技で吹き飛ばされてしまった。

「再生魔法」
ルイは、自分に再生魔法をかけ体の傷を減らした。エクセプション魔法の複数使用と威力が高い基礎魔法の連続使用で魔力はだいぶ減少してきた。
ティーニアはルイに時間を与えまいとそのまま「最上級炎魔法 獄炎」を使用し最上位の火魔法でルイを焼き尽くした。ルイは、防御魔法が追い付かず自身への深いダメージが入っていった。魔力もあまり残っていなく「再生魔法」も「最上級攻撃魔法も」あと数回しか使えなかった。ティーニアはまだまだ余裕な表情で、この状況から勝てる手段はないと思い負けを確信した。
炎の中から、かすかな声が聞こえてきた。
「俺の負け。」
リオは、ルイの発言を聞いて試合終了の合図をした。「終わりです。」
ルイはその場に倒れこんでしまった。「再生魔法」を自ら繰り出しティーニアに負わされた傷は瞬時に無くなっていった。ルイは悔しさのあまりその場から動けなかった。自分が成長したと思っていた。今だったらティーニアに攻撃を当てることが出来ると思っていた。現実はそう簡単ではなく、まだまだティーニアとの実力の差を感じさせられてしまった。

ティーニアは杖を拾ってくれ、そのまま傍に寄り語りかけてくれた。
「強くなったね。私も本気を出しちゃった。」
ルイは、ティーニアに本気で挑んでもらえた事実に少し自信が戻ってきた。
「もどろうか。」
戦いを終え、落ち着いたところで家に戻った。まだ朝だというのに、どっと疲れた気がした。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件

fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。 実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。 追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。 そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。 これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~

Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」 病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。 気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた! これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。 だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。 皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。 その結果、 うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。 慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。 「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。 僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに! 行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。 そんな僕が、ついに魔法学園へ入学! 当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート! しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。 魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。 この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――! 勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる! 腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!

落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!

ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。 ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。 そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。 問題は一つ。 兄様との関係が、どうしようもなく悪い。 僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。 このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない! 追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。 それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!! それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります! 5/9から小説になろうでも掲載中

トップ冒険者の付与師、「もう不要」と言われ解雇。トップ2のパーティーに入り現実を知った。

ファンタジー
そこは、ダンジョンと呼ばれる地下迷宮を舞台にモンスターと人間が暮らす世界。 冒険者と呼ばれる、ダンジョン攻略とモンスター討伐を生業として者達がいる。 その中で、常にトップの成績を残している冒険者達がいた。 その内の一人である、付与師という少し特殊な職業を持つ、ライドという青年がいる。 ある日、ライドはその冒険者パーティーから、攻略が上手くいかない事を理由に、「もう不要」と言われ解雇された。 新しいパーティーを見つけるか、入るなりするため、冒険者ギルドに相談。 いつもお世話になっている受付嬢の助言によって、トップ2の冒険者パーティーに参加することになった。 これまでとの扱いの違いに戸惑うライド。 そして、この出来事を通して、本当の現実を知っていく。 そんな物語です。 多分それほど長くなる内容ではないと思うので、短編に設定しました。 内容としては、ざまぁ系になると思います。 気軽に読める内容だと思うので、ぜひ読んでやってください。

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

処理中です...