【 異世界転生】✝アントゥプルネゥア✝ 〜神々の鎮魂花〜

杏忍 東風

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最後の咆哮③

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脚首が顔面へと変形した魔神の顔は人間や動物というよりも、天空にいるドラゴンのように醜悪な表情を見せていた。

その開かれた口内から、化け物とかした生物たちの悲痛な叫び声やうめき声とともに、生物たちを圧縮した邪悪な魔力エネルギーが漏れ出していた。

そして、白銀の2丁のダブルバレルの拳銃からはなたれた魔法の力帯びた銃弾が、魔神に到達する前に、その魔神の中に圧縮された邪悪な魔力エネルギーが、魔神2つの頭部から発射された。

その勢いは凄まじく、邪悪な魔力エネルギーを帯びた魔法と、シンゾーが放った白銀のダブルバレルから放たれた魔法がぶつかりあった。

まるでその魔力が相殺されるかのごとく、巨大な魔力が空中で巨大な塊と化した。

俺でもあれを直撃を喰らえば、無傷ではいられないな。

いやぁ、マジで湖に着水する前に虚神の精霊体解除しといてよかったよ。

その魔力は巨大に膨れ上がり、虚空で巨大な塊と化していた。

だが一時停止をしていたかに見えた、その巨大な魔力の塊が動いた。

シンゾーがもう一発、白銀のダブルバレルから銃弾を放ったのだ。

相殺されていた力が、湖に浮かぶ化け物の方へと向けられた。

そして、その巨大な塊化した魔力は勢いよく、魔神の2つの頭上へと降り注いだ。

その瞬間、爆発音に近い音とともに、魔神は巨大な魔力に覆われ、魔神周辺の湖の水も底が見えるほどに一瞬で蒸発したのだ。
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