15 / 21
Scene15 驚きの連続です
しおりを挟む
「なるほど、分かりました。これは風紀の乱れ。即刻対応しなくてはいけませんね」
そう言って静かに憤慨しているのは、メイド長だ。シャーロット達から髪留めとワンピースの事を聞いたのだ。
「あのメイド長、鍵を変えてもらうことはできますか?」
シャーロットの願いに思案するメイド長。するとすぐに険しい表情から微笑むと、「それは後ろにいらっしゃる方に言いなさい」と言った。
「後ろ?」とシャーロットが振り返ると、セリウスが立っていた。こちらも不機嫌そうで、宰相のアベルもいる。
「セリウス殿下!」
慌てて頭を下げるシャーロットに対し、セリウスは思いもよらないセリフを告げる。
「容疑者を連れてきた」
その言葉とともにセリウスが合図すると、背後から三人のメイドが姿を見せた。不意打ちすぎる言葉にシャーロットは「えっ!?」と顔を上げる。その表情は、狐につままれたようだ。
「私のメイドの部屋に侵入という重罪を犯した容疑者だ」
(私のメイドの部屋に侵入・・・えっと、今メイド長に話したばかりなのに、何で知ってるの?)
そんなシャーロットの思考をよんだのか、セリウスはアベルが衛兵たちの“付近で見かけた”という目撃証言から、この三人に絞ったと説明した。三人ともシャーロットが見たことない顔だ。
そしてセリウスが一人一人に何をしていたのか尋問する。その表情は、シャーロットが見たことがないほど険しい。少し怖くなり、メイド長をちらっと見ると、こちらも一段と眉間のシワが深くなっていた。
(何だか申し訳ないくらい大事になってるんだけど・・・まさか殿下だけでなく、宰相様まで出てくるなんて)
セリウスの質問に皆は当然「仕事です」と答える。シャーロットは、証拠がないと犯人を絞るのは困難だと思っていたが、セリウスは険しい表情から一転余裕の笑みを浮かべる。この場な不釣り合いなその笑顔に、シャーロットは寒気を感じた。
そして、彼の口からとんでもない言葉が出る。
「素直に話せば寛大な処分もあり得た。被害者である私のメイドは、心根が優しいからね。だがその機会を踏みにじったそんなバカでゴミな奴が、この城にいるなんて残念だよ。それでは、往生際の悪い犯人に証拠を突きつけるとしようか」
するとアベルが、見覚えのある品を皆の前に披露した。透明な羽の生えた動物の置物で、瞳には紫の石が光っている。
「「あっ!」」
シャーロットとローラが揃って驚きの声を上げた。二人が声を上げるのも無理はない。シャーロットの部屋の棚に飾ってあった置物だからだ。毎夜、移動していると直していたそれだ。
そしてセリウスは、シャーロットに部屋の鍵を渡すよう言い、鍵を手渡した。その時、気付く。置物の瞳の石と鍵の石が同じことを。
セリウスは、受け取った鍵を置物の口に差し込んだ。すると驚くことに、瞳の石から、映像が壁に映し出されたのだ。
そこに映るのは、地味な顔立ちの赤毛の女が髪留めを花瓶に入れたり、ワンピースに刃物で切りつけるものだった。
映像が終わると、部屋は更に重い空気に包まれ、皆の視線が一人のメイドに集まる。その視線の先には映像で見たばかりの地味な女がいた。肩をワナワナと震わせ、唇は真っ青だ。
「私ではありません!その女の陰謀です!私は何も知りません!」
そう叫ぶと、赤毛の女は脱兎のごとく逃げ出した。しかし、扉を開けたところで、衛兵に取り押さえられる。
「離してください!!」
それでも必死に暴れて抵抗する光景に皆が呆然と眺めていると、予想外の出来事が起こった。
女から何かが飛んできたのだ。シャーロットの身体にもそれは当たり、床に落ちたそれを拾い上げると、ボタンが手の中にあった。そしてボタンから視線を上げると、信じられないことに女のブラウスの前がはだけ、肌があらわになっていた。どうやら暴れた際に、ボタンが弾け飛んだようだ。
「キャァッ!!!」
女は悲鳴を上げ、はだけたブラウスで肌を必死に隠す。その姿にシャーロットは絶句し、目を疑った。
(どういうこと!?)
肌があらわになったこともそうだが、何よりさっきまで小さかったはずの胸が、白い布から豊満な膨らみが覗いていたのだ。身体に巻かれた白い布が女の胸を押しつぶしていたことが想像できる。
(まあ!なんて見事なお胸。まるでシーラ様みたいだわ)
そしてこの場にいた男性陣の反応は様々だった。セリウスは侮蔑の視線を送り、アデルは眉一つ動かさず、衛兵たちは顔を赤くする者に忌々しげに見る者と色々だ。
「畜生っ!全部お前のせいだ!ルーカス様がやっと私のものになったと思ったのにっ!それなのに彼は、『ロッティ、ロッティ』って・・・何なのよっ!!」
それは女からシャーロットに浴びせられたセリフだった。女は髪を振り乱し、酷い姿だ。するとセリウスがシャーロットとの間に立ちはだかり、女の頬を平手打ちした。
パンッ!!とかわいた音が響き、シャーロットは息をのむ。
「黙れ!この下衆め」
セリウスの冷たい声が響いた。
「貴様のようなクズが、彼女に声をかけるな!彼女の視界に入るな!」
「ひっ・・・」
女は、セリウスの威圧感に怯えた表情を見せる。そしてセリウスが「もういい。見てられない。連れて行け」と言うと、シャーロットが我に返り、それを止めた。
「殿下、お待ち下さい。何故彼女がこんなことをしたのか、私には聞く権利があります。それに彼女の口からいまコーネリアス様の名前が出ましたよね?はっきりさせなければなりません」
その言葉にセリウスは手を上げ許可を出すと、シャーロットは女の前に歩み出た。
「あなた誰?コーネリアス様とどういう関係?彼はバーガンディ男爵家のシーラ様と婚約するはずだけど・・・」
「はっ!!何言ってるのよ。私がシーラよ!あなたの目、曇ってるんじゃないの?」
シーラと名乗った女は、床にぞんざいに座り込むと、そう吐き捨てた。
そう言って静かに憤慨しているのは、メイド長だ。シャーロット達から髪留めとワンピースの事を聞いたのだ。
「あのメイド長、鍵を変えてもらうことはできますか?」
シャーロットの願いに思案するメイド長。するとすぐに険しい表情から微笑むと、「それは後ろにいらっしゃる方に言いなさい」と言った。
「後ろ?」とシャーロットが振り返ると、セリウスが立っていた。こちらも不機嫌そうで、宰相のアベルもいる。
「セリウス殿下!」
慌てて頭を下げるシャーロットに対し、セリウスは思いもよらないセリフを告げる。
「容疑者を連れてきた」
その言葉とともにセリウスが合図すると、背後から三人のメイドが姿を見せた。不意打ちすぎる言葉にシャーロットは「えっ!?」と顔を上げる。その表情は、狐につままれたようだ。
「私のメイドの部屋に侵入という重罪を犯した容疑者だ」
(私のメイドの部屋に侵入・・・えっと、今メイド長に話したばかりなのに、何で知ってるの?)
そんなシャーロットの思考をよんだのか、セリウスはアベルが衛兵たちの“付近で見かけた”という目撃証言から、この三人に絞ったと説明した。三人ともシャーロットが見たことない顔だ。
そしてセリウスが一人一人に何をしていたのか尋問する。その表情は、シャーロットが見たことがないほど険しい。少し怖くなり、メイド長をちらっと見ると、こちらも一段と眉間のシワが深くなっていた。
(何だか申し訳ないくらい大事になってるんだけど・・・まさか殿下だけでなく、宰相様まで出てくるなんて)
セリウスの質問に皆は当然「仕事です」と答える。シャーロットは、証拠がないと犯人を絞るのは困難だと思っていたが、セリウスは険しい表情から一転余裕の笑みを浮かべる。この場な不釣り合いなその笑顔に、シャーロットは寒気を感じた。
そして、彼の口からとんでもない言葉が出る。
「素直に話せば寛大な処分もあり得た。被害者である私のメイドは、心根が優しいからね。だがその機会を踏みにじったそんなバカでゴミな奴が、この城にいるなんて残念だよ。それでは、往生際の悪い犯人に証拠を突きつけるとしようか」
するとアベルが、見覚えのある品を皆の前に披露した。透明な羽の生えた動物の置物で、瞳には紫の石が光っている。
「「あっ!」」
シャーロットとローラが揃って驚きの声を上げた。二人が声を上げるのも無理はない。シャーロットの部屋の棚に飾ってあった置物だからだ。毎夜、移動していると直していたそれだ。
そしてセリウスは、シャーロットに部屋の鍵を渡すよう言い、鍵を手渡した。その時、気付く。置物の瞳の石と鍵の石が同じことを。
セリウスは、受け取った鍵を置物の口に差し込んだ。すると驚くことに、瞳の石から、映像が壁に映し出されたのだ。
そこに映るのは、地味な顔立ちの赤毛の女が髪留めを花瓶に入れたり、ワンピースに刃物で切りつけるものだった。
映像が終わると、部屋は更に重い空気に包まれ、皆の視線が一人のメイドに集まる。その視線の先には映像で見たばかりの地味な女がいた。肩をワナワナと震わせ、唇は真っ青だ。
「私ではありません!その女の陰謀です!私は何も知りません!」
そう叫ぶと、赤毛の女は脱兎のごとく逃げ出した。しかし、扉を開けたところで、衛兵に取り押さえられる。
「離してください!!」
それでも必死に暴れて抵抗する光景に皆が呆然と眺めていると、予想外の出来事が起こった。
女から何かが飛んできたのだ。シャーロットの身体にもそれは当たり、床に落ちたそれを拾い上げると、ボタンが手の中にあった。そしてボタンから視線を上げると、信じられないことに女のブラウスの前がはだけ、肌があらわになっていた。どうやら暴れた際に、ボタンが弾け飛んだようだ。
「キャァッ!!!」
女は悲鳴を上げ、はだけたブラウスで肌を必死に隠す。その姿にシャーロットは絶句し、目を疑った。
(どういうこと!?)
肌があらわになったこともそうだが、何よりさっきまで小さかったはずの胸が、白い布から豊満な膨らみが覗いていたのだ。身体に巻かれた白い布が女の胸を押しつぶしていたことが想像できる。
(まあ!なんて見事なお胸。まるでシーラ様みたいだわ)
そしてこの場にいた男性陣の反応は様々だった。セリウスは侮蔑の視線を送り、アデルは眉一つ動かさず、衛兵たちは顔を赤くする者に忌々しげに見る者と色々だ。
「畜生っ!全部お前のせいだ!ルーカス様がやっと私のものになったと思ったのにっ!それなのに彼は、『ロッティ、ロッティ』って・・・何なのよっ!!」
それは女からシャーロットに浴びせられたセリフだった。女は髪を振り乱し、酷い姿だ。するとセリウスがシャーロットとの間に立ちはだかり、女の頬を平手打ちした。
パンッ!!とかわいた音が響き、シャーロットは息をのむ。
「黙れ!この下衆め」
セリウスの冷たい声が響いた。
「貴様のようなクズが、彼女に声をかけるな!彼女の視界に入るな!」
「ひっ・・・」
女は、セリウスの威圧感に怯えた表情を見せる。そしてセリウスが「もういい。見てられない。連れて行け」と言うと、シャーロットが我に返り、それを止めた。
「殿下、お待ち下さい。何故彼女がこんなことをしたのか、私には聞く権利があります。それに彼女の口からいまコーネリアス様の名前が出ましたよね?はっきりさせなければなりません」
その言葉にセリウスは手を上げ許可を出すと、シャーロットは女の前に歩み出た。
「あなた誰?コーネリアス様とどういう関係?彼はバーガンディ男爵家のシーラ様と婚約するはずだけど・・・」
「はっ!!何言ってるのよ。私がシーラよ!あなたの目、曇ってるんじゃないの?」
シーラと名乗った女は、床にぞんざいに座り込むと、そう吐き捨てた。
34
あなたにおすすめの小説
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
元婚約者からの嫌がらせでわたくしと結婚させられた彼が、ざまぁしたら優しくなりました。ですが新婚時代に受けた扱いを忘れてはおりませんよ?
3333(トリささみ)
恋愛
貴族令嬢だが自他ともに認める醜女のマルフィナは、あるとき王命により結婚することになった。
相手は王女エンジェに婚約破棄をされたことで有名な、若き公爵テオバルト。
あまりにも不釣り合いなその結婚は、エンジェによるテオバルトへの嫌がらせだった。
それを知ったマルフィナはテオバルトに同情し、少しでも彼が報われるよう努力する。
だがテオバルトはそんなマルフィナを、徹底的に冷たくあしらった。
その後あるキッカケで美しくなったマルフィナによりエンジェは自滅。
その日からテオバルトは手のひらを返したように優しくなる。
だがマルフィナが新婚時代に受けた仕打ちを、忘れることはなかった。
悪魔が泣いて逃げ出すほど不幸な私ですが、孤独な公爵様の花嫁になりました
ぜんだ 夕里
恋愛
「伴侶の記憶を食べる悪魔」に取り憑かれた公爵の元に嫁いできた男爵令嬢ビータ。婚約者は皆、記憶を奪われ逃げ出すという噂だが、彼女は平然としていた。なぜなら悪魔が彼女の記憶を食べようとした途端「まずい!ドブの味がする!」と逃げ出したから。
壮絶な過去を持つ令嬢と孤独な公爵の、少し変わった結婚生活が始まる。
余命僅かな大富豪を看取って、円満に未亡人になるはずでした
ぜんだ 夕里
恋愛
傾きかけた家を救うため、私が結んだのはあまりにも不謹慎な契約――余命いくばくもない大富豪の辺境伯様と結婚し、彼の最期を穏やかに看取ることで莫大な遺産を相続する、というものだった。
しかし、人の死を利用して富を得るなど不正義!
そう考えた私が立てたのは、前代未聞の計画。
「そうだ、遺産が残らないくらい贅沢の限りを尽くしてもらえば、すべて丸く収まるじゃない!」
冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件
水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」
結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。
出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。
愛を期待されないのなら、失望させることもない。
契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。
ただ「役に立ちたい」という一心だった。
――その瞬間。
冷酷騎士の情緒が崩壊した。
「君は、自分の価値を分かっていない」
開始一分で愛さない宣言は撤回。
無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。
以後、
寝室は強制統合
常時抱っこ移動
一秒ごとに更新される溺愛
妻を傷つける者には容赦なし宣言
甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。
さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――?
自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。
溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ
【旦那様は魔王様 外伝】魔界でいちばん大嫌い~絶対に好きになんて、ならないんだから!~
狭山ひびき
恋愛
「あんたなんか、大嫌いよ!」ミリアムは大きく息を吸い込んで、宣言した。はじめてアスヴィルと出会ったとき、彼は意地悪だった。二度と会いたくないと思うほど嫌っていたのに、ある日を境に、アスヴィルのミリアムに対する態度が激変する。突然アスヴィルは、ミリアムを愛していると言い出したのだ。しかしミリアムは昔のまま、彼のことが大嫌い。そんなミリアムを振り向かせようと、手紙やお菓子、果ては大声で愛を叫んで、気持ちを伝えようとするアスヴィル。果たして、アスヴィルの気持ちはミリアムに届くのか――
※本作品は、【旦那様は魔王様!】の外伝ですが、本編からは独立したお話です。
【完結】モブ令嬢としてひっそり生きたいのに、腹黒公爵に気に入られました
22時完結
恋愛
貴族の家に生まれたものの、特別な才能もなく、家の中でも空気のような存在だったセシリア。
華やかな社交界には興味もないし、政略結婚の道具にされるのも嫌。だからこそ、目立たず、慎ましく生きるのが一番——。
そう思っていたのに、なぜか冷酷無比と名高いディートハルト公爵に目をつけられてしまった!?
「……なぜ私なんですか?」
「君は実に興味深い。そんなふうにおとなしくしていると、余計に手を伸ばしたくなる」
ーーそんなこと言われても困ります!
目立たずモブとして生きたいのに、公爵様はなぜか私を執拗に追いかけてくる。
しかも、いつの間にか甘やかされ、独占欲丸出しで迫られる日々……!?
「君は俺のものだ。他の誰にも渡すつもりはない」
逃げても逃げても追いかけてくる腹黒公爵様から、私は無事にモブ人生を送れるのでしょうか……!?
婚約者は冷酷宰相様。地味令嬢の私が政略結婚で嫁いだら、なぜか激甘溺愛が待っていました
春夜夢
恋愛
私はずっと「誰にも注目されない地味令嬢」だった。
名門とはいえ没落しかけの伯爵家の次女。
姉は美貌と才覚に恵まれ、私はただの飾り物のような存在。
――そんな私に突然、王宮から「婚約命令」が下った。
相手は、王の右腕にして恐れられる冷酷宰相・ルシアス=ディエンツ公爵。
40を目前にしながら独身を貫き、感情を一切表に出さない男。
(……なぜ私が?)
けれど、その婚約は国を揺るがす「ある計画」の始まりだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる