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第36話『作戦案』
しおりを挟む薄暗く、ほこり臭い部屋に、紙をめくる音が反響する。
かれこれ1時間ほどは鳴り響いているが、終わりは未だに見えていない。
「まさか…ここまでごちゃごちゃしてるとは。」
「あなたの監督責任じゃない…。」
資料室にて、ユーカが発見した資料だけでは全く足りていない事が判明した後、ユーカとフェリスのふたりは、資料室の中の箱を片っ端からひっくり返し、継承戦争に関連する資料をしらみ潰しに探していた。
しかし、そびえ立つ膨大な数の箱。そして、それに入る壮絶な量の資料の中から、継承戦争について書かれているものを探し出すのは容易ではなく、猫の手も借りたいほどだった。
それでも、ドラゴンの手だけは借りなかった辺り、ユーカもなかなか強情なのかもしれない。
フェリスは何度か心が折れかけ、ヴェルの助力を請おうとしていたが、その度にユーカからのストップが掛かっていた。
一方、その頃のヴェルは何をしていたかと言うと、先日、フェリスの率いる魔王軍の中にも怪しい人物がいる事が判明していたので、そこに探りを入れるために、訓練に参加していた。
ヴェル本人は、その事を忘れているのか、それとも単に聞いていなかったのかは判らないが、単純に訓練を楽しんでいる様子だ。
「ぬははははーっ!その程度か!」
「くっ、なんだアイツ!」
「くそっ!攻撃が当たらん!」
無邪気な笑い声をあげながら、魔王軍の兵士を相手に無双していた。
それでも一応は加減というものを知っている様で、相手に大した怪我を負わせない様にしながら、一方的にボコボコにしていた。
「ふむ。もっと骨のある奴は居らぬのかや?」
涼しげな表情をながら、無意識のうちに兵士たちを挑発する。
しかし、彼らも勝てないとわかっている相手であり、しかも自分たちが手加減をされている事にも気付いていたので、挑発に乗る様な無謀の真似をする者は誰ひとりとしていない。
その筈であった。
その筈であったのだが、中には我慢しきれなかった者もいる様で、ヴェルに対して強気に突っかかって行く。
「おい、俺様が相手してやる。」
「む…?」
相手のの声音に怒りの感情が混じっている事を感じ取ったヴェルは、不思議に思い首をコテンと傾げながら、のっしのしとやって来る相手に対峙する。
「魔王様のお客人だか何だか知らねぇが、随分と勝手を働いてくれるじゃねぇか!」
「ふむ。我の事が気に入らぬかや?」
「それは拳で語ってやるよ!」
「ほぅ…面白い!」
目線を合わせながら、バチバチとふたりの闘気が衝突する。
周囲を取り囲んで見ていた他の兵士たちは、じりじりと後ろに下がりながら、その動向を瞬きもせずに見守っていた。
「ゆくぞっ!」
ヴェルが先手を取り、前に踏み込んで一気に間合いを詰める。
相手の兵士は少し反応が遅れたものの、右方向へ身体をスライドさせながら、ヴェルの方を睨み返す。
相手の兵士はヴェルが次の瞬間に位置する場所を先読みして、そこに渾身の魔法を放つ。
ヴェルはそれを、恵まれ過ぎた身体能力で躱すと、お返しの秘法を3発放ち、様子を伺う。
ヴェルが放った秘法は、相手の兵士に1発も当たる事がなかった。
なぜなら、相手の兵士は、自分が放った魔法に身を隠しつつその場を離脱し、ヴェルへと詰め寄っていたからだ。
「むっ!」
これにはヴェルも少し驚き、声を上げたが、その目に映っていたのは驚きと云うよりもむしろ、楽しみと云った色の方が強く出ていた。
「チっ!」
ヴェルの不意をつけると思っていた相手の兵士は、ヴェルの察知能力に苛立ちを覚えていた。
相手の兵士も含めて、周りで見守っている兵士たちも、誰もヴェルの変化に気がついてはいなかったが、ヴェルは帽子を被って隠しているその頭の上に、すでに猛々しいツノを顕現させていた。
ヴェルは未だに自覚していなかったが、目の前で相対している相手は、明らかにそれまで戯れていた他の兵士たちとは実力が違っていた。
なおも攻撃を続ける相手の兵士と、それをことごとく躱しながら、隙があれば反撃を試みるヴェル。
ツノを出した事により、それを出す前よりも5倍ほど力が増しているヴェルは、先程よりもずっと楽に戦えている様で、相手の兵士は少しずつ押され始めていた。
遂にヴェルの攻撃が擦り、体勢を崩した相手の兵士に、連続して放たれたヴェルの秘法が襲い掛かる。
相手の兵士は成す術が無く、ギュッと固く目を瞑る。
攻撃が相手の兵士に当たるその直前、ヴェルが瞬時に展開した結界が、相手の兵士とヴェルの放った秘法の間に展開され、相手の兵士を秘法から防いだ。
攻撃を受けると思っていた兵士は、いつまでたっても痛みすら襲って来ないので、恐るおそる目を開けると、目の前に手を伸ばしたヴェルが立っていた。
「ふむ。なかなかやる様じゃな。」
ヴェルは相手の兵士に手を差し出しながら、天晴れと云った表情で穏やかに言った。
相手の兵士は、未だに状況がよく読み込めず、差し出された手を反射的に握ってしまい、ヴェルによって身体を起こされた。
ヴェルは手を放すと、満足気な表情を浮かべてにっこりとしながら、その場を後にした。
「それで…?あなたは私たちが埃まみれになっている間、ずっと遊んでいたと言うの?」
ニコニコとした表情で執務室に帰ってきたヴェルは、げんなりとしているフェリスを見た途端、しまったという気持ちに心を支配されていたが、残念ながら手遅れであり、ユーカにこってりと怒られてしまった。
「しかし、奴らの中にもなかなか良い者も居ったのじゃ!」
「内情を探ってきてくれって言ったのに!」
「いや…しかし。」
「目立つな、とも言ってあったわよね?」
「う…ううむ。」
「ゆ、ユーカ…。」
フェリスはそんなふたりのやり取りを、ハラハラとしながら情けない声を上げるので精一杯だった。
「はぁー…。まぁ良いわ。それで?」
ユーカはフェリスが気まずそうにしているのに気がつき、ため息をひとつ吐いた後、ヴェルが持ち帰った情報を聞く事にした。
「む?」
しかし、何の事について聞かれたのか分からなかったヴェルは、キョトンとした顔でユーカを見つめ返す。
「良い人も居たんでしょ?」
「そ、そうであった。」
しかし、格好よくその場を後にするために、無言で立ち去ってしまったヴェルは、相手の兵士の名前すら聞かずに戻ってきてしまったので、ダラダラと冷や汗をかきながら、気まずそうに頬をかく。
「どうしたのよ?」
そんなヴェルの心情を目ざとく察知したユーカは、意地悪くもそこを突く事にした。
「むぅ…。ユーカはいじわるなのじゃ。」
むすーっと膨れながら、ぐったりしていたフェリスの横に移動して、腰を下ろす。
相変わらずのふわふわすぎるソファは、一瞬だけその場に何も無い様な感覚がするが、すでにその感覚には慣れてしまった様で、今ではその感触を堪能していた。
「まぁ、あまり期待していなかったけど…。」
ユーカもさすがに罪悪感を覚えたので、これ以上追求するのは止めた。
「ユーカの方は、何か見つかったのかや?」
いつものローテーブルの上には、様々な書類が積み上げられていて、部屋の端にもいくつかの箱が置いてあった。
「そうねぇ…。」
そう言って、ユーカがローテーブルの上から拾い上げたのは、
第3軍団に所属する兵士のリストだった。
「ぶっちゃけて言うと、第3軍団はかなり前からフェリスと敵対していたみたいね。」
「どういう事じゃ?」
「ローユ地方、ドンポ地方、それにランフ地方。これ等は全部、王国の南部に当たるのよ。」
「第3軍団には南部出身の者が多かったという事かや?」
「あら…。よく分かったわね。」
ユーカは驚いた様に目を丸くしたが、ヴェルは少しだけムッとする。
フェリスの表情はどこか暗く、少し落ち込んでいる様に見えた。
「それで、フェリスと敵対している勢力の親玉さんは、南部の貴族って訳よ。」
「では、南部出身の者たちを全員、城から叩き出せば良いのではないか?」
「ところがどっこい…。フェリスも南部出身なのよねー。」
「む?話が難しくなってきたのじゃが…。」
「どの辺りが難しいのよ…。」
「むぅ…。その問いはもっと難しいのじゃ。」
「それで、ここからが複雑なのよ。何と言っても相手は…。」
「ユーカ、それは私が話すよ。」
ヴェルのボヤきは無視して、ユーカは説明を続けようとしたが、それをフェリスが制す。
「その…継承戦争の相手は、どうやら私の姉上みたいなんだ。」
「なななんと!」
どうやら継承戦争の相手は、それまで第3軍団の軍団長だと思っていたのだが、実はフェリスの姉だという事が判明したのであった。
この事実はフェリスも知らなかったので、その所為で先ほどから、少し気分が落ち込んでいる様に見えたのだった。
「まさか…姉上が。」
フェリスは未だにその事実を受け入れる事が出来無いでいるが、ユーカの切り替えはとても早く、すでに南部の支配下にある砦や城の情報が記載された書類を片手に、攻める方法をウンウンと唸りながら考えていた。
「ややこしい事になったの。」
「ねぇヴェル、この城の兵士はどれほど強かったの?」
「む?うーむ…、そこまで強くはなかったかの?」
「なんで疑問系なのよ。」
噂によれば、第3軍団は魔王軍の中でもツワモノ揃いだったらしく、その実力は、フェリス直属の第1軍団よりも上だった様だ。
「まぁ、我は負ける気がせぬがな。」
「基準がおかしいよ…。」
なおも暗いフェリスだったが、ツッコミだけは欠かさない様だ。
「おそらく敵の本拠地はニャールタカ城なのよね。」
「ふむ。そこを攻めるのかや?」
「あは、冗談!」
ユーカはイタズラを思いついた子供の様な表情をしながら片目を瞑り、唇に人差し指を当てながら無邪気そうに笑って言った。
「跡形もなく消し飛ばすのよ!」
「ふ、吹き飛ばすって!?」
「む!それは楽しそうじゃ!」
フェリスは驚き、ヴェルは嗤う。
ユーカはにんまりと笑みを浮かべながら、作戦の具体的なにい様について話し始めた。
終始、愉快そうに聴いているヴェルと、時折、違う世界へと旅立ちそうになりながら聴いているフェリス。
聴き終わると、ヴェルは我慢の限界に達していたのか、立ち上がって吼えた。
「くくくっ…くははっ!ふははひゃひゃーっ!」
ギョッとしてユーカとフェリスはヴェルの方を向く。
フェリスは心配そうな眼でヴェルを見るが、ユーカはそんなフェリスと対照的に、痛い子を見る様な冷たい眼で見る。
「最高じゃ!!最高すぎるぞっ!」
嬉しさのあまりツノとしっぽとハネが顕現してしまい、しっぽはペシペシとソファを叩き、ハネはばっさばさとはばたき、耳はぴょこぴょこと動いている。
そんなヴェルを、フェリスもようやく痛い子を見る眼で見始めた。
見かねたユーカが、ヴェルに落ち着く様に言うが、それでもヴェルの興奮は冷め止まなかった。
ようやくヴェルが落ち着いたところで、ユーカが再び話し始める。
「で、肝心の役割分担だけど…。」
「我は壊す役がいい!絶対じゃ!」
駄々をこねるヴェルを横目に、ユーカはフェリスの意見を聞く。
「あなたはどれがいい?」
「え?私?」
「えぇ。アレはしばらく使い物にならないわ。」
ユーカがアレ、といった方を目線で差すとそこには、執務室の床にゴロゴロと転がるヴェルがいた。
「そ、そうだな…。私は交渉役かなぁ。」
「そう…。じゃ、お願いするわ。
「ユーカはどうするの?」
「私はヴェルのサポートよ。」
「ユーカって、やっぱり優しいのね。」
「何言ってるのよ!」
ヴェルの希望も汲み取った分担が決定し、その事についてフェリスが指摘すると、ユーカは顔を赤くして、照れ隠しの様に手に持っていた書類を乱暴にローテーブルに打ち付けた。
「ヴェル、大人しくしないと放っていくわよ。」
フェリスがずっとにやけた顔でこちらを見てくるので、ユーカは堪らずヴェルに逃げた。
放って置かれることが何よりも嫌いなヴェルは、ピタリと駄々をこねるのを止め、目にも留まらぬ速さでユーカの横に座り、ユーカに甘え始める。
「なぁなぁユーカよぉ。本当に良いのじゃなぁ?」
ニコニコとしながらヴェルはユーカの気持ちが変わらない様に、ぺたぺたとスキンシップをとる。
そう、ヴェルはユーカにのご機嫌を取り始めたのだ。
その後、3人はさらに細部を詰め、各々の役割について改めて確認する。
そして、3人は作戦の成功率を少しでも上げるため、偵察に出る事になった。
「じゃあ、明日は偵察に出るから、風邪引かない様にね。」
「ふはははははっ!愚問じゃな!」
「あなたの心配はしてないわよ。」
「む?」
「バカは風邪ひかないのよ。」
「むっきゃーっ!」
フェリスはそんな様子を穏やかな気持ちで眺める。
そこには、先ほどまで心を支配していた暗くてモヤモヤした気持ちは、姿を消していた。
ユーカとヴェルは、知らず知らずのうちに、フェリスの心の支えとなっていたのだが、その事にふたりは気がつかず、フェリスは、言葉にこそしなかったが、心の中でふたりにはとても感謝していた。
次回:第37話『偵察』
お楽しみにお待ちください。
3月29日 21時を更新予定にしております。
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よろしければお願いし申し上げます。
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