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見上げると頭上には
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見上げると頭上には、不思議な生き物が飛んでいた。子供の人数と同じだけいる。妖精のようなのもいれば、天使や悪魔、幻獣のようなものがいる。一体何なんだろう?
「だれ」
茜が大きな声を出し、全員がリビングに集まった。謎の生き物たちも同じリビングに集まった。
「お前たちは一体何者なんだ。」
彰が問う。生き物達の中から、獣人のような女の子が出てきた。耳には大きなウサギの耳がついている。その耳は、落ち込んでいるかのように今はぺしょんとなっているが。
「怖がらせてしまったのならすいません。私達は皆さんの守り神であり、共に戦う仲間です。」
子供達の目の向け方が変わった。しかし、まだ味方として見ていないものもいる。獣人の女の子は、優しく微笑み、タブレット端末を取り出した。
「受け入れてもらえなくても大丈夫です。たった1日で環境がこんなにも変わったら戸惑ってしまいますもんね。」
タブレット端末を操作し、何もなかった空間に、画面が映し出され、相棒達の顔がすっと真面目になった。
「皆さんには、THING MISSON をやり遂げ、とあるモンスターを倒してもらいたいのです。」
「え?」
話を聞くと、彼女達は見た目や種族が違うが、同じところ出身らしい。こことは違う異世界だとか。その世界から、“ドント”というモンスターが突然生まれ始め、今も増殖を続けているそうだ。
「根源を倒せば全て消えるのですが、私達ではその願いが叶えられなかったんです。なので、皆様の力をお借りしようと…」
増殖が止まらないと、地球上にも現れる上、攻撃し、荒れ回すという害がある。子供達は頷くと、彰が獣人の女の子を手を取った。
「分かりました、お引き受けします!子供だからできること、見せます!」
相棒達は硬い表情を崩し、
「バンザーイ!」
と大きな声を揃えてあげた。びっくりして放心状態だった小華に、先程の女の子が近づいてきた。耳をぴくぴくと動かしていて、可愛らしく感じられる。
「大丈夫?小華ちゃん」
小華は、知らない声にさらにビクッとした。
「びっくりさせてごめんね。トランシア・アルケミスです。いちおー小華ちゃんの相棒になる、獣人です。よろしくね?」
小華は、優しそうな空気に、気分がふっと和らいだ。
「よろしく!でも、トランシアは長いから、シアって呼ぶね」
小華とトランシア(以降シア)は、初対面とは思えないほど意気投合して、今後のことや、趣味を語り合う事にした。
その様子を見ていた司と司の相棒は、仲がよくていいねぇと親のように見守っていたのは別のお話…
「だれ」
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彰が問う。生き物達の中から、獣人のような女の子が出てきた。耳には大きなウサギの耳がついている。その耳は、落ち込んでいるかのように今はぺしょんとなっているが。
「怖がらせてしまったのならすいません。私達は皆さんの守り神であり、共に戦う仲間です。」
子供達の目の向け方が変わった。しかし、まだ味方として見ていないものもいる。獣人の女の子は、優しく微笑み、タブレット端末を取り出した。
「受け入れてもらえなくても大丈夫です。たった1日で環境がこんなにも変わったら戸惑ってしまいますもんね。」
タブレット端末を操作し、何もなかった空間に、画面が映し出され、相棒達の顔がすっと真面目になった。
「皆さんには、THING MISSON をやり遂げ、とあるモンスターを倒してもらいたいのです。」
「え?」
話を聞くと、彼女達は見た目や種族が違うが、同じところ出身らしい。こことは違う異世界だとか。その世界から、“ドント”というモンスターが突然生まれ始め、今も増殖を続けているそうだ。
「根源を倒せば全て消えるのですが、私達ではその願いが叶えられなかったんです。なので、皆様の力をお借りしようと…」
増殖が止まらないと、地球上にも現れる上、攻撃し、荒れ回すという害がある。子供達は頷くと、彰が獣人の女の子を手を取った。
「分かりました、お引き受けします!子供だからできること、見せます!」
相棒達は硬い表情を崩し、
「バンザーイ!」
と大きな声を揃えてあげた。びっくりして放心状態だった小華に、先程の女の子が近づいてきた。耳をぴくぴくと動かしていて、可愛らしく感じられる。
「大丈夫?小華ちゃん」
小華は、知らない声にさらにビクッとした。
「びっくりさせてごめんね。トランシア・アルケミスです。いちおー小華ちゃんの相棒になる、獣人です。よろしくね?」
小華は、優しそうな空気に、気分がふっと和らいだ。
「よろしく!でも、トランシアは長いから、シアって呼ぶね」
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