4 / 10
「小華ちゃんってさ…
しおりを挟む
「小華ちゃんってさ、ダンスどんくらいやってたの?」
「え?」
茜はソファーに座ったまま、真っ直ぐに小華を見つめた。
「じゅ、10年くらいかなぁ」
「そっか」
茜は真顔でそう返すと、大きな本を片手にどこかへ行ってしまった。なんだったんだと小華は首を傾げていると、彰の手を叩く音がした。休憩はもう終わりみたいだ。10人は、再び中央に集まり、自己紹介の続きが始まった。
6人目。
「東 司《あずみ つかさ》。よろしく」
東司。sportの力を持っている。野球関係が中心で、物静かな人物。
7、8人目。
「白石梓。こっちは美香野瑠夏。これからよろしくね」
白石梓、美香野瑠夏。2人ともsportの力を持っていて、梓は主にバスケ、瑠夏は陸上関係の力が使える。2人は幼馴染で、瑠夏は訳ありで声が出ないらしい。訳ありの子供ばかりなので、誰も深くは言及しない。
9人目。
「篠山綾。」
篠山綾。create の力を持っている。中性的な声、長い髪のため、正確な性別が分からない。
そして最後に、小華。
「木佐凪小華です!よろしく…」
10人全員の自己紹介が終わり、フリータイムとなった。小華は彰と一緒に、お城の中を見てまわるよう。
お城というか、もはや宮殿のような室内は、豪華なシャンデリアがついており、全体がキラキラと輝いていた。それぞれの個室やキッチン、洗濯機やお風呂場もしっかりとついていた。それとなぜか畑も…
「そういえば、ここはなんで私達が入れてるの?」
小華はハッと思い出し、彰に聞いてみた。こんなところ、子供が長時間も入っていたら怒られるのではないか。
「なんかな、この場所、この宮殿みたいなとこにはこのペンダントつけてる俺らしか行けないみたいなんだ。」
彰は自分の首にかかっているペンダントをぶらぶらとふり、笑った。
「どーゆーこと??」
「知らん」
2人はハテナを浮かべ、大広間へと戻っていった。
大広間に戻ると、司がすぐ近くにあるキッチンで、何か作っていた。
「何してんの、司」
彰はキッチンへと入って行き、小華は慌てて追いかけた。
「力を使って、回復薬とか、パワーアップの薬とかを作ってみてるんだ。戦うなら、回復できるようにしとかないと」
「キッチンで作るものじゃねえだろ」
たくさんのカプセルが既にお皿に並べられていて、彰はため息をついた。その時だった。
「なかなかやるのう。信頼できるわい」
「男なら言い返すのが当たり前ではないのか」
二つの声が頭上に響いた。
「「!?」」
「え?」
茜はソファーに座ったまま、真っ直ぐに小華を見つめた。
「じゅ、10年くらいかなぁ」
「そっか」
茜は真顔でそう返すと、大きな本を片手にどこかへ行ってしまった。なんだったんだと小華は首を傾げていると、彰の手を叩く音がした。休憩はもう終わりみたいだ。10人は、再び中央に集まり、自己紹介の続きが始まった。
6人目。
「東 司《あずみ つかさ》。よろしく」
東司。sportの力を持っている。野球関係が中心で、物静かな人物。
7、8人目。
「白石梓。こっちは美香野瑠夏。これからよろしくね」
白石梓、美香野瑠夏。2人ともsportの力を持っていて、梓は主にバスケ、瑠夏は陸上関係の力が使える。2人は幼馴染で、瑠夏は訳ありで声が出ないらしい。訳ありの子供ばかりなので、誰も深くは言及しない。
9人目。
「篠山綾。」
篠山綾。create の力を持っている。中性的な声、長い髪のため、正確な性別が分からない。
そして最後に、小華。
「木佐凪小華です!よろしく…」
10人全員の自己紹介が終わり、フリータイムとなった。小華は彰と一緒に、お城の中を見てまわるよう。
お城というか、もはや宮殿のような室内は、豪華なシャンデリアがついており、全体がキラキラと輝いていた。それぞれの個室やキッチン、洗濯機やお風呂場もしっかりとついていた。それとなぜか畑も…
「そういえば、ここはなんで私達が入れてるの?」
小華はハッと思い出し、彰に聞いてみた。こんなところ、子供が長時間も入っていたら怒られるのではないか。
「なんかな、この場所、この宮殿みたいなとこにはこのペンダントつけてる俺らしか行けないみたいなんだ。」
彰は自分の首にかかっているペンダントをぶらぶらとふり、笑った。
「どーゆーこと??」
「知らん」
2人はハテナを浮かべ、大広間へと戻っていった。
大広間に戻ると、司がすぐ近くにあるキッチンで、何か作っていた。
「何してんの、司」
彰はキッチンへと入って行き、小華は慌てて追いかけた。
「力を使って、回復薬とか、パワーアップの薬とかを作ってみてるんだ。戦うなら、回復できるようにしとかないと」
「キッチンで作るものじゃねえだろ」
たくさんのカプセルが既にお皿に並べられていて、彰はため息をついた。その時だった。
「なかなかやるのう。信頼できるわい」
「男なら言い返すのが当たり前ではないのか」
二つの声が頭上に響いた。
「「!?」」
1
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる