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ファーストミッション 2
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茜と彰は、暗い洞窟に来ていた。
「あなた、名前なんだっけ…」
2人ともまだ相棒が来ておらず、何もする事がないので雑談を始めた。
「俺は上条彰!そっちは、なんとか宮茜だよね?」
「福乃宮よ。にしても、真っ暗ね…」
茜はぐるりと辺りを見回したが、電気もついていない為どこをみても真っ暗だった。2人のTHINGMISSONはなぜか時間を夜中に指定されていたのだ。
「ねぇ、これ能力で明るくできないかな?」
「と、いうと?」
「私達のパワーはwrite。書くことで生み出せる力。物語出なきゃいけないのは少し大変だけど、テーマをはっきりさせれば簡単でしょ?」
2人の能力はwrite。なんでも生み出す事ができるが、それではcreateと変わらない。必ず物語書き起こし、そこから作り出さなければならないのだ。
「俺がやるわ。」
彰が一歩前に出た。手を前に突き出すと分厚い本が光と共に現れ、ゆっくりと彰の前で開かれた。彰はどこからか羽ペンを取り出すと、
「夢よ、広がれ!」
と言いものすごい勢いで本に物語を描き込み始めた。
「フィニッシュ!」
途端に明かりが広がり、洞窟がよく見えるようになった。想像以上に広く、複雑な洞窟に2人は驚いていた。「嘘…でもこれ、次何するべきなのかわからなくない?小華と違って、相棒が2人ともいないしミッションの意味もよくわからない。」
茜はポケットからTHINGMISSONの紙を取り出した。
『閃きと自由を我が物にする事』
漠然とした内容の為クリアに頭を悩ませていた。
「……あ!」
彰が大きな声を上げて手を叩いた。
「何か思いついたの!?」
「これも俺たちの能力で自由に解決する方法を作ればいいんだよ!!」
茜はなるほどと頷き、先程の彰と同じように本を出した。
「今度は私がやる。夢よ、広がれ!」
茜が本に向かってどんどんと物語を描いていく。それと同時に、茜の物語を描いている本から赤い光が出始めた。
「どんどん伸びてく…?」
彰は不思議な顔をして光を見つめていた。
「フィニッシュ!」
茜が本を閉じると、本から出ていた光がより鮮明に、はっきりと伸びた。
「なんの光?」
「答えを教えてほしいと願いを込めた。多分、光の通り行けば答えがわかる…!」
2人は本を抱えて走り出した。右を指したり、なぜか真下を指したりと理解するのがとても大変だったが、なんとか光の指す方へたどり着くことができた。そこには、天使と悪魔が手を繋いで立っていた。
「待っていたわよ、彰くん。」
「待ち侘びたぞ、茜。」
天使は彰の前に、悪魔は茜の前に立って言った。
「おめでとう、ミッションクリアだ!」
話を聞いてみると、自分自身で気がつき、物にして解決するというのがミッションだったそうだ。
「やったな。」
「うん。」
ミッションクリアと同時に、この先一緒に行動する相棒が紹介された。
「私は天使のエル・アストロティア。彰くんの相棒になるわ。これからよろしくね!」
見た目のみで判断すると、15~6歳くらいに見えるが、実年齢はその10倍だそうだ…美しいブロンドの長い髪の毛がキラキラと光っていた。
「俺は悪魔のデル・アステラティア。茜、お前の相棒になる。よろしくな。」
顔だけ見ると爽やかイケメンで、体を見るととても強そうな悪魔なのでギャップに茜は混乱してしまった。
基本的に同じパワーを持つ者は一緒に行動する。2人共通の相棒が2人いるような者なのだ。
「まぁ、こんな天使と悪魔だけど」
「あなた達の力を最大限に発揮できるよう全力でサポートするわ。」
「まだ信じられないことも多いけど…」
「自分の力をたくさん使って役に立ちたい!」
4人は手を取り合って輪になり、共に笑いあうのだった。
「あなた、名前なんだっけ…」
2人ともまだ相棒が来ておらず、何もする事がないので雑談を始めた。
「俺は上条彰!そっちは、なんとか宮茜だよね?」
「福乃宮よ。にしても、真っ暗ね…」
茜はぐるりと辺りを見回したが、電気もついていない為どこをみても真っ暗だった。2人のTHINGMISSONはなぜか時間を夜中に指定されていたのだ。
「ねぇ、これ能力で明るくできないかな?」
「と、いうと?」
「私達のパワーはwrite。書くことで生み出せる力。物語出なきゃいけないのは少し大変だけど、テーマをはっきりさせれば簡単でしょ?」
2人の能力はwrite。なんでも生み出す事ができるが、それではcreateと変わらない。必ず物語書き起こし、そこから作り出さなければならないのだ。
「俺がやるわ。」
彰が一歩前に出た。手を前に突き出すと分厚い本が光と共に現れ、ゆっくりと彰の前で開かれた。彰はどこからか羽ペンを取り出すと、
「夢よ、広がれ!」
と言いものすごい勢いで本に物語を描き込み始めた。
「フィニッシュ!」
途端に明かりが広がり、洞窟がよく見えるようになった。想像以上に広く、複雑な洞窟に2人は驚いていた。「嘘…でもこれ、次何するべきなのかわからなくない?小華と違って、相棒が2人ともいないしミッションの意味もよくわからない。」
茜はポケットからTHINGMISSONの紙を取り出した。
『閃きと自由を我が物にする事』
漠然とした内容の為クリアに頭を悩ませていた。
「……あ!」
彰が大きな声を上げて手を叩いた。
「何か思いついたの!?」
「これも俺たちの能力で自由に解決する方法を作ればいいんだよ!!」
茜はなるほどと頷き、先程の彰と同じように本を出した。
「今度は私がやる。夢よ、広がれ!」
茜が本に向かってどんどんと物語を描いていく。それと同時に、茜の物語を描いている本から赤い光が出始めた。
「どんどん伸びてく…?」
彰は不思議な顔をして光を見つめていた。
「フィニッシュ!」
茜が本を閉じると、本から出ていた光がより鮮明に、はっきりと伸びた。
「なんの光?」
「答えを教えてほしいと願いを込めた。多分、光の通り行けば答えがわかる…!」
2人は本を抱えて走り出した。右を指したり、なぜか真下を指したりと理解するのがとても大変だったが、なんとか光の指す方へたどり着くことができた。そこには、天使と悪魔が手を繋いで立っていた。
「待っていたわよ、彰くん。」
「待ち侘びたぞ、茜。」
天使は彰の前に、悪魔は茜の前に立って言った。
「おめでとう、ミッションクリアだ!」
話を聞いてみると、自分自身で気がつき、物にして解決するというのがミッションだったそうだ。
「やったな。」
「うん。」
ミッションクリアと同時に、この先一緒に行動する相棒が紹介された。
「私は天使のエル・アストロティア。彰くんの相棒になるわ。これからよろしくね!」
見た目のみで判断すると、15~6歳くらいに見えるが、実年齢はその10倍だそうだ…美しいブロンドの長い髪の毛がキラキラと光っていた。
「俺は悪魔のデル・アステラティア。茜、お前の相棒になる。よろしくな。」
顔だけ見ると爽やかイケメンで、体を見るととても強そうな悪魔なのでギャップに茜は混乱してしまった。
基本的に同じパワーを持つ者は一緒に行動する。2人共通の相棒が2人いるような者なのだ。
「まぁ、こんな天使と悪魔だけど」
「あなた達の力を最大限に発揮できるよう全力でサポートするわ。」
「まだ信じられないことも多いけど…」
「自分の力をたくさん使って役に立ちたい!」
4人は手を取り合って輪になり、共に笑いあうのだった。
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