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カリューシャの存在は、闇に紛れ見えなかった。足音も全く感じ取れない。ミネアには、気配が近寄ってくることでしか、存在を嗅ぎ取ることができなかった。
「ミネア様、お久しぶりです」
闇から声が聞こえてくる。
「!?」
(様付け?私のこと?久しぶりって、前にタンジア王子の部屋で会ってから、そこまであいたかしら。。)
「ミネア様が、私を覚えていないのは、ごもっともです。あれから、15年経ちましたからね」
カリューシャは、話しながらもそっと剣に手を近づける。
(王子は、ミネア様の背後か。。まずは、ミネア様を眠らせるか。。)
カリューシャは、ミネアを無傷で眠らせ、その後タンジア王子を殺害してから、ミネアをそのままカルデア王の元に連れて行こうと、一瞬で計画を練った。
カリューシャは、ダル手製の催眠剤を齧り、暴発する手筈を整える。
「何を、意味不明なことを!」
ミネアは、相手の話術にのらないように、先手を打って攻撃を仕掛けた。ミネアの動きは、風の素早さ、闇の気配もあり、誰からも目には見えない瞬間移動であった。
カリューシャは、目を閉じて、
「γγβ」
と唱え、鞘に入れたままの剣で、背後から切りつけようとしたミネアの剣を受ける。ミネアは、まさか捉えられると思わず、不意をつかれる。
カリューシャが唱えた術は、隼封じの術であった。その昔、魔術に対抗しようと、剣術を磨いたカリューシャが編みだした。
風の魔術は、風の流れにのることで、瞬発力が10倍にも速くなる。応用すると、何百km先に瞬間移動ができるようになる。
それに対抗し、隼封じは、風の力を弱め、移動の術を使えないようにする。だから、ミネアは先ほどから、思うようにスピードが出ないことに焦り始めていた。
(なぜ!?動きを完全に読まれている)
カリューシャは、ミネアの剣の攻撃を、傷をつけないように、剣の鞘で打ち返す。
ミネアの息が切れてくる。カリューシャの強い気配に、膝が、ガクガクと震え始める。
(もう、このままでは、やられてしまう!必殺剣をだすしかない!)
ランビーノに必殺剣を伝授されたとき、自分の生命エネルギーを使うので、自分の身も危なくなると、使う事を禁じられているものでもあった。
しかし、ミネアには、必殺剣を使うこと以外、この場を切り抜ける術をもたなかった。
(やらなければ、どっちみち、やられる。選択肢はないわ)
ミネアは、覚悟を決めて、必殺剣の構えをとった。
「α△β必殺剣!」
ミネアは、両手で剣を持った。ミネアの生命エネルギーが光となり、剣に注がれる。カリューシャが、一瞬、不意を見せたのを見逃さなかった。ミネアは、瞬間移動でカリューシャの脇に入り、渾身の一発をカリューシャに打ちつけた。
(やばい、この技をくらっては、やばい!)
カリューシャは、鞘から剣を抜き、剣を受け止める。ミネアは、更に強い力を入れて、カリューシャに切りつけた。じりじりとカリューシャは押されていく。
ミネアの生命エネルギーは、力尽きようと燃えていた。
(このままでは、剣そのものに、ミネア様が生命そのものを奪いとられてしまう!)
「γβγ!」
カリューシャは、剣に炎を点けた。必殺剣を受け、その力でミネアの剣を砕くためであった。
(ミネア様に、傷がついてしまうが、仕方ない。命には変えられない。。)
カリューシャは、ミネアの剣を粉砕させようとした、そのとき、タンジア王子がミネアの前に現れ、変わりにカリューシャの剣に切られた。
「うぅっ」
ミネアは、何が起こったのか、わからなかった。タンジア王子が、血を流して倒れているのを呆然と見ている。
「タンジア王子!!」
ミネアは、タンジア王子の身を起こした。しかし、カリューシャは、この絶好の機会を逃さなかった。タンジア王子目掛けて、とどめを刺そうと、剣を振り上げる。
「ミネア様、お久しぶりです」
闇から声が聞こえてくる。
「!?」
(様付け?私のこと?久しぶりって、前にタンジア王子の部屋で会ってから、そこまであいたかしら。。)
「ミネア様が、私を覚えていないのは、ごもっともです。あれから、15年経ちましたからね」
カリューシャは、話しながらもそっと剣に手を近づける。
(王子は、ミネア様の背後か。。まずは、ミネア様を眠らせるか。。)
カリューシャは、ミネアを無傷で眠らせ、その後タンジア王子を殺害してから、ミネアをそのままカルデア王の元に連れて行こうと、一瞬で計画を練った。
カリューシャは、ダル手製の催眠剤を齧り、暴発する手筈を整える。
「何を、意味不明なことを!」
ミネアは、相手の話術にのらないように、先手を打って攻撃を仕掛けた。ミネアの動きは、風の素早さ、闇の気配もあり、誰からも目には見えない瞬間移動であった。
カリューシャは、目を閉じて、
「γγβ」
と唱え、鞘に入れたままの剣で、背後から切りつけようとしたミネアの剣を受ける。ミネアは、まさか捉えられると思わず、不意をつかれる。
カリューシャが唱えた術は、隼封じの術であった。その昔、魔術に対抗しようと、剣術を磨いたカリューシャが編みだした。
風の魔術は、風の流れにのることで、瞬発力が10倍にも速くなる。応用すると、何百km先に瞬間移動ができるようになる。
それに対抗し、隼封じは、風の力を弱め、移動の術を使えないようにする。だから、ミネアは先ほどから、思うようにスピードが出ないことに焦り始めていた。
(なぜ!?動きを完全に読まれている)
カリューシャは、ミネアの剣の攻撃を、傷をつけないように、剣の鞘で打ち返す。
ミネアの息が切れてくる。カリューシャの強い気配に、膝が、ガクガクと震え始める。
(もう、このままでは、やられてしまう!必殺剣をだすしかない!)
ランビーノに必殺剣を伝授されたとき、自分の生命エネルギーを使うので、自分の身も危なくなると、使う事を禁じられているものでもあった。
しかし、ミネアには、必殺剣を使うこと以外、この場を切り抜ける術をもたなかった。
(やらなければ、どっちみち、やられる。選択肢はないわ)
ミネアは、覚悟を決めて、必殺剣の構えをとった。
「α△β必殺剣!」
ミネアは、両手で剣を持った。ミネアの生命エネルギーが光となり、剣に注がれる。カリューシャが、一瞬、不意を見せたのを見逃さなかった。ミネアは、瞬間移動でカリューシャの脇に入り、渾身の一発をカリューシャに打ちつけた。
(やばい、この技をくらっては、やばい!)
カリューシャは、鞘から剣を抜き、剣を受け止める。ミネアは、更に強い力を入れて、カリューシャに切りつけた。じりじりとカリューシャは押されていく。
ミネアの生命エネルギーは、力尽きようと燃えていた。
(このままでは、剣そのものに、ミネア様が生命そのものを奪いとられてしまう!)
「γβγ!」
カリューシャは、剣に炎を点けた。必殺剣を受け、その力でミネアの剣を砕くためであった。
(ミネア様に、傷がついてしまうが、仕方ない。命には変えられない。。)
カリューシャは、ミネアの剣を粉砕させようとした、そのとき、タンジア王子がミネアの前に現れ、変わりにカリューシャの剣に切られた。
「うぅっ」
ミネアは、何が起こったのか、わからなかった。タンジア王子が、血を流して倒れているのを呆然と見ている。
「タンジア王子!!」
ミネアは、タンジア王子の身を起こした。しかし、カリューシャは、この絶好の機会を逃さなかった。タンジア王子目掛けて、とどめを刺そうと、剣を振り上げる。
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