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呪われ魔術師、呪いのスキルをつかう。
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ふと、手に持った【八咫鏡】に違和感を覚える。
仕方なく、視線を手元に落とすと【八咫鏡】のまわりに黒いモヤのようなものが立ち込めていた。
とっさに【八咫鏡】を投げ捨てる。
【八咫鏡】が床に達するより早く、黒いモヤは大きな一塊に凝結し、巨躯の魔物に変化した。
「ボストロール!!」
現れたのは、緑色の体で、でっぷりとした巨人の魔物。毛皮をまとい、トゲ付きの棍棒を持っている。頭髪はなく、舌を出した表情はだらしない。
うわ、あの棍棒で殴られたら、痛そうだなぁ。
と、いうか、僕のレベルなら、痛恨の一撃じゃなくても即死間違いなしだ。
ボストロールは、黄色い目で、僕とシリィを見比べた後、ゆっくりとシリィの方に近付き始めた。
うん、まぁ、僕がボストロールだったとしても、シリィの方を選ぶよね! 絶対!
シリィは、恐怖で身がすくんで動けない。
このまま、シリィを囮にして逃げ出せば、僕は無事にこの場をやり過ごすことができそうだけど・・・・。
うん、やっぱり、それはないな。
自分だけ無事に助かっても後味が悪いし、きっと後悔する。
ひとまず、右手に【呪いの紡錘】を装備した。
とはいえ、どうしよう。
魔法は使えない。
ダメージを与えられるほどの攻撃力もない。
基本的にできることは、ほとんどない。
さっき、シリィに能力値を鑑定してもらったとき、見たこともないスキルがあった。
呪いの効果で付与されたスキル。
現状を打開するための方策として、そのスキルを使ってみることしかできることが思い浮かばない。
何が起こるかわからないけれど・・・・。
僕は、【呪いの紡錘】の先をボストロールに向け、大声で叫んだ。
「Sleeping Beauty Curse!!」
【呪いの紡錘】から、紫色の光のイバラが無数に伸び、ボストロールを、そして、シリィを包み込んだ。
シリィまで、巻き込んでしまったのは、まったくの想定外だったが、もはやスキルは止められない。
「はあっ!」
最後に気合を一閃させると紫色の光のイバラは、強い光を放って砕け散った。
仕方なく、視線を手元に落とすと【八咫鏡】のまわりに黒いモヤのようなものが立ち込めていた。
とっさに【八咫鏡】を投げ捨てる。
【八咫鏡】が床に達するより早く、黒いモヤは大きな一塊に凝結し、巨躯の魔物に変化した。
「ボストロール!!」
現れたのは、緑色の体で、でっぷりとした巨人の魔物。毛皮をまとい、トゲ付きの棍棒を持っている。頭髪はなく、舌を出した表情はだらしない。
うわ、あの棍棒で殴られたら、痛そうだなぁ。
と、いうか、僕のレベルなら、痛恨の一撃じゃなくても即死間違いなしだ。
ボストロールは、黄色い目で、僕とシリィを見比べた後、ゆっくりとシリィの方に近付き始めた。
うん、まぁ、僕がボストロールだったとしても、シリィの方を選ぶよね! 絶対!
シリィは、恐怖で身がすくんで動けない。
このまま、シリィを囮にして逃げ出せば、僕は無事にこの場をやり過ごすことができそうだけど・・・・。
うん、やっぱり、それはないな。
自分だけ無事に助かっても後味が悪いし、きっと後悔する。
ひとまず、右手に【呪いの紡錘】を装備した。
とはいえ、どうしよう。
魔法は使えない。
ダメージを与えられるほどの攻撃力もない。
基本的にできることは、ほとんどない。
さっき、シリィに能力値を鑑定してもらったとき、見たこともないスキルがあった。
呪いの効果で付与されたスキル。
現状を打開するための方策として、そのスキルを使ってみることしかできることが思い浮かばない。
何が起こるかわからないけれど・・・・。
僕は、【呪いの紡錘】の先をボストロールに向け、大声で叫んだ。
「Sleeping Beauty Curse!!」
【呪いの紡錘】から、紫色の光のイバラが無数に伸び、ボストロールを、そして、シリィを包み込んだ。
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「はあっ!」
最後に気合を一閃させると紫色の光のイバラは、強い光を放って砕け散った。
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