26 / 31
▲▼25プレイ
しおりを挟む
僕はキャリーバッグに荷物を詰め込んである場所に出向いた。まるで家出のような大荷物だ。家出と言えばそうなってしまうのだが、気持ち的には軽い旅行のような感覚だ。決して家出ではない。
時刻は夜の二十一時を過ぎた時間帯だ。僕は慣れた手つきであるお宅の呼び鈴を連打する。居留守を使っていても鬱陶しくて思わず出てしまうほどに押し続けた。
「だー! 誰だ! 今何時だと思っているんだ。うるさくてゲームに集中できないだろうが!」
呼び鈴を何度も鳴らされたことによっていても経ってもいられず家主である神谷が興奮気味で扉を開けた。
「またゲームしていたのか」
僕はため息混じりに言った。
「ん? 鈴木か。なんだよ、突然来て。来るなら来るってLINEしろよ」
神谷は突然来たことに少し不満な様子である。
「忘れてた! 気づいたらここにいたわ」
僕は下手な言い訳を重ねる。
「……気づいたらってなんだよ。それにその大荷物はなに?」
神谷は僕の後ろに視線を向けてキャディーバッグについて触れた。
「神谷! しばらく泊めてくれないか?」
「はぁ?」
神谷は怪訝そうな表情で言った。そうなるのも無理もない話であるがここは引く訳にはいかない。
「泊めてほしいんだ」
僕は真面目に言っていることを分かってもらうため真顔で言った。
「これが可愛い女の子なら喜んで上げるのによりによって鈴木かよ」
不機嫌そうに言う神谷は頭の後ろをボリボリかく。悪かったな、可愛い女の子じゃなくてこんな冴えない男友達で。
「まぁ、良い。ちょうどゲームの対戦相手が欲しかったところだ。上がれよ」
そう言って神谷はすんなりと家に上げてくれた。と、言っても動画編集の為にほぼ毎日家に上がり込んでいるので抵抗はない。上がるときはむしろ「お邪魔します」ではなく「ただいま」と言うほど僕はこの家に訪れている。なので、何も抵抗もなく入れる間柄になっていると言える。
「お邪魔します」
いくら「ただいま」と言える間柄でも親しい仲にも礼儀ありといったもので流石に堂々とそんなことは言えない。そしてキッチリ靴を揃えることも忘れず、僕はアニメ部屋に上がり込んだ。
最初にこの部屋に入った時は衝撃的だったけれど、今となってはこの部屋が普通に感じるほど見飽きたのだ。大分馴染んでいると言える。
「これ! 一回戦ってくれ」
神谷は僕にテレビゲームのコントローラーを手渡す。それを受け取った僕は格ゲーの対戦相手をさせられる。当然ながら僕は神谷に勝つことはできない。長年ゲームをやり続けているとはいえ、ゲームに関しては神谷の方が一枚上手なのだ。勝てたとして五回に一回くらい勝てたらいい方である。ウォーミングアップで対戦をした僕と神谷は無言で切りのいいところまで対戦をしてコントロールから手を放し、神谷が聞いた。
「なんかあったか?」
飯でも食いに行くか? といったような軽い口調で僕に気にかけてくれた。
「……実は」
「やりたいことでも見つかったのか」
僕が言おうとしたその瞬間、察したように神谷は言った。ドンピシャで続きを先に言われたことにより、僕はなんでわかったのか問う。
「何年とは言わないけど、ほぼ毎日のように一緒に居れば何を考えているのかわかる。いつか言われるかもと薄々感じていた。ワイが勝手に誘ったことや。どこか遠くのところに行くのは鈴木の自由だ。何も驚きも寂しくもない」
神谷は悟ったように言う。
「考えて見れば、僕の人生を狂わせた張本人は神谷だったよね。覚えている? 初対面のきっかけ」
僕は初めて神谷と出会った日について触れる。
「あれだろ? ゲーセンで……」
「うん。うん」
僕は煽るように頷く。
「格ゲーの対戦相手として戦った時だろ?」
僕は拍子抜けして座りながらもずっこけた。
「それは喋ったきっかけでしょう。出会ったのはもっと前だから!」
「え? 嘘、いつ?」
神谷は惚けているわけでもなく真面目にわからないといった感じで首を傾げる。神谷は今の今まで僕が元ゲーセンの店員であったこと、神谷のせいで職を失ったことは知らない様子である。知っているのは僕が落ちるに落ちていった成れの果てからしか知らないみたいだ。あえて自分から話題を振ることもなかったし、神谷もなぜ無職をしているのか聞いてこなかった。だからあの時、格ゲーの対戦をきっかけに喋ってからの僕の姿しか神谷は知らないということになる。
このまま何も知らないのは僕としても心がモヤモヤする為、カミングアウトをする時が来たようだ。いや、ただ神谷の記憶力に問題があるのであって今更といったような話になる。
だから僕は順を追って昔話をするかのように神谷に語ったのだ。僕は神谷のことを『疫病神』と呼んでいたこと、嫌でも目に入る存在であったこと、神谷のおかげで職を無くしたこと。何もかも包み隠さず一部始終漏れがないように伝えた。
「…………ふぇ?」
人は驚いた時はうまく言葉で表現できないことを僕は目の当たりにした。神谷は間抜けズラで殴りたくなるような声の漏らし方である。そしてようやくまともな言葉が出たと言えば「それはわるかった」と片手を上げて軽い口調で言ったくらいだ。絶対に悪いとは思っていないが今更怒る気にもなれなかった。
「基本、ワイは店員以前に人の顔はまともに見たりはしない。赤の他人なら尚更覚えているほど視野に入れないし、行きつけの店の店員すら見ないと言ってもいい。例外と言えば可愛い子ちゃんなら忘れないほどじっくり見る。男はどうでもいいから覚えているほど見ても意味ないからさ」
と、神谷は周りの人間の顔は一切覚えていないと言い切ってしまう。店員時代の頃でも何回か神谷と言葉を交わしている。神谷がクレーンゲームで位置を変えて欲しいと僕にお願いして変えたことや、閉店時間を過ぎても居座っていたので帰るように促すこともあった。店員と客の関係でも軽いやりとりはしているのにも関わらず覚えていないはさすがに酷いというかそれほど僕の存在がどうでもよかったのだと解釈できる。
「そういえばよく見たら店が潰れた店員とそっくりだわ!」
「いや、それ僕本人だからそっくりに決まっているし!」
あー! と言いながら神谷の記憶は戻り始めたようだ。思い出してくれただけでもよしとするべきなのかもしれない。
「ホント、今更だな。なんで言わなかったんだよ。水臭い」
なんでと言われても僕はうまく答えられない。単純に流されたという感じになりうやむやになってしまっただけだ。
「今後、どうしたい訳?」と、神谷は話を戻した。
「笑われるかもしれないけど、やっぱり僕は夢を捨てきれない。確かにこのまま神谷とYouTuberを続けていっても悪くはない。むしろ、楽しいし、居心地が良い。この歳で夢とか言って恥かしいけど、でもプログラマーになりたい。その気持ちは消えることはないんだ」
「笑わないよ。いいんじゃないか? 好きなようにやればいいさ。鈴木の人生だ。ワイがとやかく言うギリはない」
神谷はあっさりと背中を押してくれた。
「もしプログラマーになったらコンビを解散することになるかもしれないんだよ? それでもいいの?」
「構わん。解散するのも夢を追うのも自由だ。そもそもプログラマーって言ってもどうやってなるんだよ。ちゃんとなる為の道筋はできているのか?」
痛いところを突かれ、一瞬口籠もる。
「いや、そのなりたいという決心が付いたという意味で具体的にそのなんていうか……」
僕は人差し指同士をくるくるしてもじもじされる。
「だろうな」
神谷は知っていたように頷く。その姿がなんだか虚しく感じる。
「よし。鈴木! ワイに良い考えがある」
「良い考え?」
「あぁ、ある人をお前に紹介してやろう」
僕は神谷の考えに不安しか感じなかった。
時刻は夜の二十一時を過ぎた時間帯だ。僕は慣れた手つきであるお宅の呼び鈴を連打する。居留守を使っていても鬱陶しくて思わず出てしまうほどに押し続けた。
「だー! 誰だ! 今何時だと思っているんだ。うるさくてゲームに集中できないだろうが!」
呼び鈴を何度も鳴らされたことによっていても経ってもいられず家主である神谷が興奮気味で扉を開けた。
「またゲームしていたのか」
僕はため息混じりに言った。
「ん? 鈴木か。なんだよ、突然来て。来るなら来るってLINEしろよ」
神谷は突然来たことに少し不満な様子である。
「忘れてた! 気づいたらここにいたわ」
僕は下手な言い訳を重ねる。
「……気づいたらってなんだよ。それにその大荷物はなに?」
神谷は僕の後ろに視線を向けてキャディーバッグについて触れた。
「神谷! しばらく泊めてくれないか?」
「はぁ?」
神谷は怪訝そうな表情で言った。そうなるのも無理もない話であるがここは引く訳にはいかない。
「泊めてほしいんだ」
僕は真面目に言っていることを分かってもらうため真顔で言った。
「これが可愛い女の子なら喜んで上げるのによりによって鈴木かよ」
不機嫌そうに言う神谷は頭の後ろをボリボリかく。悪かったな、可愛い女の子じゃなくてこんな冴えない男友達で。
「まぁ、良い。ちょうどゲームの対戦相手が欲しかったところだ。上がれよ」
そう言って神谷はすんなりと家に上げてくれた。と、言っても動画編集の為にほぼ毎日家に上がり込んでいるので抵抗はない。上がるときはむしろ「お邪魔します」ではなく「ただいま」と言うほど僕はこの家に訪れている。なので、何も抵抗もなく入れる間柄になっていると言える。
「お邪魔します」
いくら「ただいま」と言える間柄でも親しい仲にも礼儀ありといったもので流石に堂々とそんなことは言えない。そしてキッチリ靴を揃えることも忘れず、僕はアニメ部屋に上がり込んだ。
最初にこの部屋に入った時は衝撃的だったけれど、今となってはこの部屋が普通に感じるほど見飽きたのだ。大分馴染んでいると言える。
「これ! 一回戦ってくれ」
神谷は僕にテレビゲームのコントローラーを手渡す。それを受け取った僕は格ゲーの対戦相手をさせられる。当然ながら僕は神谷に勝つことはできない。長年ゲームをやり続けているとはいえ、ゲームに関しては神谷の方が一枚上手なのだ。勝てたとして五回に一回くらい勝てたらいい方である。ウォーミングアップで対戦をした僕と神谷は無言で切りのいいところまで対戦をしてコントロールから手を放し、神谷が聞いた。
「なんかあったか?」
飯でも食いに行くか? といったような軽い口調で僕に気にかけてくれた。
「……実は」
「やりたいことでも見つかったのか」
僕が言おうとしたその瞬間、察したように神谷は言った。ドンピシャで続きを先に言われたことにより、僕はなんでわかったのか問う。
「何年とは言わないけど、ほぼ毎日のように一緒に居れば何を考えているのかわかる。いつか言われるかもと薄々感じていた。ワイが勝手に誘ったことや。どこか遠くのところに行くのは鈴木の自由だ。何も驚きも寂しくもない」
神谷は悟ったように言う。
「考えて見れば、僕の人生を狂わせた張本人は神谷だったよね。覚えている? 初対面のきっかけ」
僕は初めて神谷と出会った日について触れる。
「あれだろ? ゲーセンで……」
「うん。うん」
僕は煽るように頷く。
「格ゲーの対戦相手として戦った時だろ?」
僕は拍子抜けして座りながらもずっこけた。
「それは喋ったきっかけでしょう。出会ったのはもっと前だから!」
「え? 嘘、いつ?」
神谷は惚けているわけでもなく真面目にわからないといった感じで首を傾げる。神谷は今の今まで僕が元ゲーセンの店員であったこと、神谷のせいで職を失ったことは知らない様子である。知っているのは僕が落ちるに落ちていった成れの果てからしか知らないみたいだ。あえて自分から話題を振ることもなかったし、神谷もなぜ無職をしているのか聞いてこなかった。だからあの時、格ゲーの対戦をきっかけに喋ってからの僕の姿しか神谷は知らないということになる。
このまま何も知らないのは僕としても心がモヤモヤする為、カミングアウトをする時が来たようだ。いや、ただ神谷の記憶力に問題があるのであって今更といったような話になる。
だから僕は順を追って昔話をするかのように神谷に語ったのだ。僕は神谷のことを『疫病神』と呼んでいたこと、嫌でも目に入る存在であったこと、神谷のおかげで職を無くしたこと。何もかも包み隠さず一部始終漏れがないように伝えた。
「…………ふぇ?」
人は驚いた時はうまく言葉で表現できないことを僕は目の当たりにした。神谷は間抜けズラで殴りたくなるような声の漏らし方である。そしてようやくまともな言葉が出たと言えば「それはわるかった」と片手を上げて軽い口調で言ったくらいだ。絶対に悪いとは思っていないが今更怒る気にもなれなかった。
「基本、ワイは店員以前に人の顔はまともに見たりはしない。赤の他人なら尚更覚えているほど視野に入れないし、行きつけの店の店員すら見ないと言ってもいい。例外と言えば可愛い子ちゃんなら忘れないほどじっくり見る。男はどうでもいいから覚えているほど見ても意味ないからさ」
と、神谷は周りの人間の顔は一切覚えていないと言い切ってしまう。店員時代の頃でも何回か神谷と言葉を交わしている。神谷がクレーンゲームで位置を変えて欲しいと僕にお願いして変えたことや、閉店時間を過ぎても居座っていたので帰るように促すこともあった。店員と客の関係でも軽いやりとりはしているのにも関わらず覚えていないはさすがに酷いというかそれほど僕の存在がどうでもよかったのだと解釈できる。
「そういえばよく見たら店が潰れた店員とそっくりだわ!」
「いや、それ僕本人だからそっくりに決まっているし!」
あー! と言いながら神谷の記憶は戻り始めたようだ。思い出してくれただけでもよしとするべきなのかもしれない。
「ホント、今更だな。なんで言わなかったんだよ。水臭い」
なんでと言われても僕はうまく答えられない。単純に流されたという感じになりうやむやになってしまっただけだ。
「今後、どうしたい訳?」と、神谷は話を戻した。
「笑われるかもしれないけど、やっぱり僕は夢を捨てきれない。確かにこのまま神谷とYouTuberを続けていっても悪くはない。むしろ、楽しいし、居心地が良い。この歳で夢とか言って恥かしいけど、でもプログラマーになりたい。その気持ちは消えることはないんだ」
「笑わないよ。いいんじゃないか? 好きなようにやればいいさ。鈴木の人生だ。ワイがとやかく言うギリはない」
神谷はあっさりと背中を押してくれた。
「もしプログラマーになったらコンビを解散することになるかもしれないんだよ? それでもいいの?」
「構わん。解散するのも夢を追うのも自由だ。そもそもプログラマーって言ってもどうやってなるんだよ。ちゃんとなる為の道筋はできているのか?」
痛いところを突かれ、一瞬口籠もる。
「いや、そのなりたいという決心が付いたという意味で具体的にそのなんていうか……」
僕は人差し指同士をくるくるしてもじもじされる。
「だろうな」
神谷は知っていたように頷く。その姿がなんだか虚しく感じる。
「よし。鈴木! ワイに良い考えがある」
「良い考え?」
「あぁ、ある人をお前に紹介してやろう」
僕は神谷の考えに不安しか感じなかった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる