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魔界への入口はサウナの中にあるようだ
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「…暑い!」
俺は今、悪魔のシトリーの案内で魔界へと向かっている。シトリーは魔界への入口は案外色々な所にあると言っていたがまさか俺の家の近くにあるスーパー銭湯のサウナの中とは…!
「うるさいですねー、少し我慢していて下さいよ、もうすぐ見つかりますから」シトリーは口を尖らせてそう言う。
「そしてシトリー、お前はその暑苦しい格好をやめたらどうだ?見ているこっちが暑くなる」サウナの中でも長いローブを身につけているシトリーに俺は言った。
「えー、分かりましたよ。仕方ないなぁ…」
シトリーはそう言って纏っていたローブを脱いだ。刹那、俺はシトリーにローブを脱がせたことを後悔した。シトリーは背中の部分が大きく開いている丈の短いワンピースに網タイツを穿いていた。それに背中の羽(翼?)も加わって、彼女いない歴=年齢の俺には刺激が強すぎた。俺が緊張しているのも知らずに、シトリーは魔界と人間界の境界を探している。シトリー曰くそこに飛び込めば魔界へ行けるらしい。
「あった!ありましたよー!ついに見つけました!」シトリーがはしゃいでいる。
「良かったな」
「反応薄っ、もっと感動してくれてもいいんじゃないですかー?」
「こっちはサウナの中で1時間も待たされたんだ。当たり前だろ。」
「はいはい。そんな事より、早く魔界に帰りましょー!」
「帰るって…。まぁいい、それで入口はどこにあるんだ?」
「ここ!ここです!この時計みたいなやつの裏!」シトリーはサウナに設置してある温度計を指さした。
確かによく見ると裏に数センチ程裂け目があるのを確認できた。
「本当にここから行けるのか?俺達が入るには流石に狭すぎると思うんだが」
「安心してください。異世界との境界は空間自体曖昧なので、狭いとかは関係ないんです」
シトリーはそう言ってその裂け目に向かって大きくジャンプをした。俺もすぐにシトリーの後に続く。
気が付くと俺は、アニメや漫画の中でしか目にしないような世界に寝転んでいた。まず目に入ったのは真っ赤な空、右を向くと不気味な城、そして左は柔らかそうな、おっぱい…!?
「うわあああ!!!」
「なんですかうるさいなぁ」シトリーが目を擦りながらこちらを向く。
「な、何でもない。お前がいつまでも寝ているから起こそうとしただけだ。それより、ここは?」
「それ今更聞きます?魔界に決まってるじゃないですか。」
ーーーー魔界…?あぁそうだ。俺は魔王になるために魔界へ来たんだった。
「やっと思い出してくれましたね。しっかりしてくれないと困ります」
「心を読むな!ところで、魔王になるとは言っても具体的に何をすればいいんだ?」
「はい、まずは選挙に立候補するための準備をしてもらいますよ!」
ーーーー選挙…!?
俺は今、悪魔のシトリーの案内で魔界へと向かっている。シトリーは魔界への入口は案外色々な所にあると言っていたがまさか俺の家の近くにあるスーパー銭湯のサウナの中とは…!
「うるさいですねー、少し我慢していて下さいよ、もうすぐ見つかりますから」シトリーは口を尖らせてそう言う。
「そしてシトリー、お前はその暑苦しい格好をやめたらどうだ?見ているこっちが暑くなる」サウナの中でも長いローブを身につけているシトリーに俺は言った。
「えー、分かりましたよ。仕方ないなぁ…」
シトリーはそう言って纏っていたローブを脱いだ。刹那、俺はシトリーにローブを脱がせたことを後悔した。シトリーは背中の部分が大きく開いている丈の短いワンピースに網タイツを穿いていた。それに背中の羽(翼?)も加わって、彼女いない歴=年齢の俺には刺激が強すぎた。俺が緊張しているのも知らずに、シトリーは魔界と人間界の境界を探している。シトリー曰くそこに飛び込めば魔界へ行けるらしい。
「あった!ありましたよー!ついに見つけました!」シトリーがはしゃいでいる。
「良かったな」
「反応薄っ、もっと感動してくれてもいいんじゃないですかー?」
「こっちはサウナの中で1時間も待たされたんだ。当たり前だろ。」
「はいはい。そんな事より、早く魔界に帰りましょー!」
「帰るって…。まぁいい、それで入口はどこにあるんだ?」
「ここ!ここです!この時計みたいなやつの裏!」シトリーはサウナに設置してある温度計を指さした。
確かによく見ると裏に数センチ程裂け目があるのを確認できた。
「本当にここから行けるのか?俺達が入るには流石に狭すぎると思うんだが」
「安心してください。異世界との境界は空間自体曖昧なので、狭いとかは関係ないんです」
シトリーはそう言ってその裂け目に向かって大きくジャンプをした。俺もすぐにシトリーの後に続く。
気が付くと俺は、アニメや漫画の中でしか目にしないような世界に寝転んでいた。まず目に入ったのは真っ赤な空、右を向くと不気味な城、そして左は柔らかそうな、おっぱい…!?
「うわあああ!!!」
「なんですかうるさいなぁ」シトリーが目を擦りながらこちらを向く。
「な、何でもない。お前がいつまでも寝ているから起こそうとしただけだ。それより、ここは?」
「それ今更聞きます?魔界に決まってるじゃないですか。」
ーーーー魔界…?あぁそうだ。俺は魔王になるために魔界へ来たんだった。
「やっと思い出してくれましたね。しっかりしてくれないと困ります」
「心を読むな!ところで、魔王になるとは言っても具体的に何をすればいいんだ?」
「はい、まずは選挙に立候補するための準備をしてもらいますよ!」
ーーーー選挙…!?
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