46 / 48
第46話 楽しい川遊び
しおりを挟む
*パンをほっておいたら――の話
小学生あるあるだと思うのだが、給食で出てくるパンを食べきれない時に半分だけ持って帰るという裏技が可能であった。そのパンは持って帰って家で食べるのだが、荷物が多い日にめんどくさくなって持って帰らないことがあった。教室の後ろに3段になっている生徒用の荷物入れがあるのだが、自分のロッカーに袋に入れたまま放置して、そのまま忘れて3ヶ月くらい経ってしまったことがあった。
ロッカーの中で袋を発見した時、中を見るのが怖いのでさらに一週間放置した後、意を決して中を開けてみた。見るとパンが石化していて、これで釘が打てるんじゃないかってくらい固くなっていた。周りの友達に見せたら
「アホやろお前」
と笑われたが、ごみ箱に捨てたら怒られそうなので、家に持って帰ってこっそり捨てることにした。それからはロッカーに余計なものを入れるのはやめようと固く誓い、授業が終わって使っていなかったピアニカや、工作の際に出たちょっとしたゴミを捨てるなど、積極的にロッカー整理にいそしんでいた。
*楽しい川遊びの話
5年生の2学期ごろ、同じクラスのけんちゃんとさとうと一緒によく遊んでいた時期がある。やっていたことは主に3つあって、一つは普通に家におじゃまさせてもらって遊んでいたことである。
当時、爆発的に流行っていた『ポケモン』を、攻略本を見ながらレベルアップさせて技を選んでいるのを見て、賢いなと思って感心していた。ぼくは目が悪くなるからと言われてゲームボーイは買ってもらえず禁止だったので、けんちゃんに
「ええやん、ちょっとくらいやったって平気やって」と言われても、
「いや、ダメって言われてるから」と頑なに拒否していた。
二つ目はけんちゃんの家の近くの川で遊ぶことだった。この『天上川』は、阪急電車の高架下から学校の西側を通ってJR、国道2号線、阪神電車の高架下、国道43号線を通ってずっと南まで伸びて海まで流れ込んでいて、地元民にはお馴染みの川なのであった。
石畳の上を水が流れているような凄く浅い川で、野生のイノシシが可愛く昼寝していたり、子連れで歩きながら我が物顔で闊歩していたりするのであった。ここは川べりの高さが5mほどあり、コンクリートに打ち込まれた梯子を下って行くくらい深いところで、いくつかのトンネルが存在していた。
途中でワッフルのような網目があり、奥までは行けないようになっているのだが、途中までは子供の足でも行くことができていたので、探検と称して散策していた。『鉄砲水』が危ないので雨の日は避け、先へ先へと進んで行くと、暗くて怖くてどこまでも続いていそうで、もう二度と帰って来れないんじゃないかと思うほどであった。
探検の他には、その『天上川』の支流の小さな川でカニを取って遊んだりもしていた。カニは横にしか歩けないというイメージが先行していたのだが、実際に捕まえてみるとそんなこともなく、縦や斜めにも動き回ったのでかなり驚いた覚えがある。
最後の一つはかんちゃんの家でやる『マンション内鬼ごっこ』だった。ほんとはダメなのだが、その頃はまだそういうところが緩かったこともあり、屋内だが走り回りながらやっていた。鬼になった時にエレベーターの中にしゃがんで入って見えないようにして近づき、エレベーターを待っている子に奇襲を仕掛けてタッチしたり、外にある共用部分のベランダを飛び降りて逃げたりと、なかなか楽しい遊びだった。
今にして思えば、小学生の時にこうやって友達と外で遊んだり、生き物を捕まえたりして遊んだことが、大人になってから貴重な経験として記憶に残っていて、人生を彩ってくれているように思う。
2010年代くらいになると、公園でボールを使ってはダメだとか、大きな声を出してはいけないとか、子供が自由に遊べる環境が少なくなって来てしまっていると思う。子供が楽しく遊べるような環境を創るためにも、少々のことには目をつむり、昭和のころのような寛容さを取り戻すようになるべきではないだろうか。
*ならはしとの話
5年生の時に楢橋さんという子が居て、その子は明るくて人当たりがよく、みんなに人気の子だった。男子の好意が集中していて、後に開催された同窓会の暴露大会で昔誰が好きだったか言い合った時に数人がこの子を選んで被ったりもしていた。ぼくも御多分に漏れず好きになっており、他愛もないことを話すのが楽しかったりした。
この子とは図工の授業で席が近かったので話すようになり、兄貴と父親が喧嘩になった時に、自分が買ってもらった注射器のオモチャを父親が兄貴の腕に刺して引いたという話を聞いたりしていた。
この子だけが呼んでくれていたあだ名があって、それが岡本なので『おかぽん』というものだった。そのことでちょっとした優越感のようなものがあったのだが、小学生の時のつたなく淡い恋にありがちな話で、特に何もないまま卒業を迎えることになった。
*個性があるということの話
5年生の時に藤川さんという女の子と同じクラスで、習字の授業の時に揉めた話があった。習字では墨を入れる硯に水を入れ、固形墨と呼ばれる墨を固めたものですって墨にするという方法を取っていたのだが、ぼくはその日は墨汁を入れていたのでそれをやる必要はなかった。
だが、ふじかわは何を思ったのかぼくの硯に水を入れてしまい、せっかく作った墨汁が薄められてしまった。ぼくはそのことでかなりムッとして、
「おい、勝手に入れんなよ!」
「いや、自分のとこに入れたで?」
恐らくふじかわはボーっとしていたので、隣の席の自分の硯に入れたようなのだが、全く悪びれず謝りもしなかったので、言い合いになってしまった。
この子はいわゆる優等生と呼ばれるような子で、手の下にティッシュを敷いて手が汚れないようにしたり、率先してできていない子の面倒を見たりと周りや先生からの評判も良かった。ただ、正しいと思ったら譲らないようなところがあったため、僕とはこんな風にたびたび喧嘩になってしまっていた。
クラスには高島と谷のような面白い子も居て、この二人はかなり気が合うのか、
「おっさんやん」
「なんでや、美少女やろ!」
といったコンビのような掛け合いができていた。例のならはしとも仲がよくて、この子らがいるといつも教室が、にぎやかしい感じだった。
あと、頭のいい子としては、中島さんという女の子に、パンを口に入れた後に牛乳をで流し込むと食べやすいということや、野菜はキャベツやニンジンやなど、それ自体だと不味いと感じるものは、肉と一緒に食べればいいということを教えてもらったりもした。
いずれにしても何の特徴もない子というのは印象に残りにくいもので、人生を送る際には普通などという妄言にまどわされることなく、自らの道というのは何なのかというのを意識しながら進むことが重要であると考えられる。
----------------------------
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
現在作者は創作大賞2024に応募中です!
下記リンクで『♡を押して頂けると』凄く助かります。
あなたの1票でデビューにグッと近づきます!
全てのページに『♡が10個以上』ついた場合、
アルファポリスにて本作を特別に50話までフル公開します!
宜しくお願い致します。
https://note.com/aquarius12/n/n0bf94361816e
https://note.com/aquarius12/n/n485711a96bee
https://note.com/aquarius12/n/ne72e398ce365
https://note.com/aquarius12/n/nfc7942dbb99a
https://note.com/aquarius12/n/n787cc6abd14b
小学生あるあるだと思うのだが、給食で出てくるパンを食べきれない時に半分だけ持って帰るという裏技が可能であった。そのパンは持って帰って家で食べるのだが、荷物が多い日にめんどくさくなって持って帰らないことがあった。教室の後ろに3段になっている生徒用の荷物入れがあるのだが、自分のロッカーに袋に入れたまま放置して、そのまま忘れて3ヶ月くらい経ってしまったことがあった。
ロッカーの中で袋を発見した時、中を見るのが怖いのでさらに一週間放置した後、意を決して中を開けてみた。見るとパンが石化していて、これで釘が打てるんじゃないかってくらい固くなっていた。周りの友達に見せたら
「アホやろお前」
と笑われたが、ごみ箱に捨てたら怒られそうなので、家に持って帰ってこっそり捨てることにした。それからはロッカーに余計なものを入れるのはやめようと固く誓い、授業が終わって使っていなかったピアニカや、工作の際に出たちょっとしたゴミを捨てるなど、積極的にロッカー整理にいそしんでいた。
*楽しい川遊びの話
5年生の2学期ごろ、同じクラスのけんちゃんとさとうと一緒によく遊んでいた時期がある。やっていたことは主に3つあって、一つは普通に家におじゃまさせてもらって遊んでいたことである。
当時、爆発的に流行っていた『ポケモン』を、攻略本を見ながらレベルアップさせて技を選んでいるのを見て、賢いなと思って感心していた。ぼくは目が悪くなるからと言われてゲームボーイは買ってもらえず禁止だったので、けんちゃんに
「ええやん、ちょっとくらいやったって平気やって」と言われても、
「いや、ダメって言われてるから」と頑なに拒否していた。
二つ目はけんちゃんの家の近くの川で遊ぶことだった。この『天上川』は、阪急電車の高架下から学校の西側を通ってJR、国道2号線、阪神電車の高架下、国道43号線を通ってずっと南まで伸びて海まで流れ込んでいて、地元民にはお馴染みの川なのであった。
石畳の上を水が流れているような凄く浅い川で、野生のイノシシが可愛く昼寝していたり、子連れで歩きながら我が物顔で闊歩していたりするのであった。ここは川べりの高さが5mほどあり、コンクリートに打ち込まれた梯子を下って行くくらい深いところで、いくつかのトンネルが存在していた。
途中でワッフルのような網目があり、奥までは行けないようになっているのだが、途中までは子供の足でも行くことができていたので、探検と称して散策していた。『鉄砲水』が危ないので雨の日は避け、先へ先へと進んで行くと、暗くて怖くてどこまでも続いていそうで、もう二度と帰って来れないんじゃないかと思うほどであった。
探検の他には、その『天上川』の支流の小さな川でカニを取って遊んだりもしていた。カニは横にしか歩けないというイメージが先行していたのだが、実際に捕まえてみるとそんなこともなく、縦や斜めにも動き回ったのでかなり驚いた覚えがある。
最後の一つはかんちゃんの家でやる『マンション内鬼ごっこ』だった。ほんとはダメなのだが、その頃はまだそういうところが緩かったこともあり、屋内だが走り回りながらやっていた。鬼になった時にエレベーターの中にしゃがんで入って見えないようにして近づき、エレベーターを待っている子に奇襲を仕掛けてタッチしたり、外にある共用部分のベランダを飛び降りて逃げたりと、なかなか楽しい遊びだった。
今にして思えば、小学生の時にこうやって友達と外で遊んだり、生き物を捕まえたりして遊んだことが、大人になってから貴重な経験として記憶に残っていて、人生を彩ってくれているように思う。
2010年代くらいになると、公園でボールを使ってはダメだとか、大きな声を出してはいけないとか、子供が自由に遊べる環境が少なくなって来てしまっていると思う。子供が楽しく遊べるような環境を創るためにも、少々のことには目をつむり、昭和のころのような寛容さを取り戻すようになるべきではないだろうか。
*ならはしとの話
5年生の時に楢橋さんという子が居て、その子は明るくて人当たりがよく、みんなに人気の子だった。男子の好意が集中していて、後に開催された同窓会の暴露大会で昔誰が好きだったか言い合った時に数人がこの子を選んで被ったりもしていた。ぼくも御多分に漏れず好きになっており、他愛もないことを話すのが楽しかったりした。
この子とは図工の授業で席が近かったので話すようになり、兄貴と父親が喧嘩になった時に、自分が買ってもらった注射器のオモチャを父親が兄貴の腕に刺して引いたという話を聞いたりしていた。
この子だけが呼んでくれていたあだ名があって、それが岡本なので『おかぽん』というものだった。そのことでちょっとした優越感のようなものがあったのだが、小学生の時のつたなく淡い恋にありがちな話で、特に何もないまま卒業を迎えることになった。
*個性があるということの話
5年生の時に藤川さんという女の子と同じクラスで、習字の授業の時に揉めた話があった。習字では墨を入れる硯に水を入れ、固形墨と呼ばれる墨を固めたものですって墨にするという方法を取っていたのだが、ぼくはその日は墨汁を入れていたのでそれをやる必要はなかった。
だが、ふじかわは何を思ったのかぼくの硯に水を入れてしまい、せっかく作った墨汁が薄められてしまった。ぼくはそのことでかなりムッとして、
「おい、勝手に入れんなよ!」
「いや、自分のとこに入れたで?」
恐らくふじかわはボーっとしていたので、隣の席の自分の硯に入れたようなのだが、全く悪びれず謝りもしなかったので、言い合いになってしまった。
この子はいわゆる優等生と呼ばれるような子で、手の下にティッシュを敷いて手が汚れないようにしたり、率先してできていない子の面倒を見たりと周りや先生からの評判も良かった。ただ、正しいと思ったら譲らないようなところがあったため、僕とはこんな風にたびたび喧嘩になってしまっていた。
クラスには高島と谷のような面白い子も居て、この二人はかなり気が合うのか、
「おっさんやん」
「なんでや、美少女やろ!」
といったコンビのような掛け合いができていた。例のならはしとも仲がよくて、この子らがいるといつも教室が、にぎやかしい感じだった。
あと、頭のいい子としては、中島さんという女の子に、パンを口に入れた後に牛乳をで流し込むと食べやすいということや、野菜はキャベツやニンジンやなど、それ自体だと不味いと感じるものは、肉と一緒に食べればいいということを教えてもらったりもした。
いずれにしても何の特徴もない子というのは印象に残りにくいもので、人生を送る際には普通などという妄言にまどわされることなく、自らの道というのは何なのかというのを意識しながら進むことが重要であると考えられる。
----------------------------
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
現在作者は創作大賞2024に応募中です!
下記リンクで『♡を押して頂けると』凄く助かります。
あなたの1票でデビューにグッと近づきます!
全てのページに『♡が10個以上』ついた場合、
アルファポリスにて本作を特別に50話までフル公開します!
宜しくお願い致します。
https://note.com/aquarius12/n/n0bf94361816e
https://note.com/aquarius12/n/n485711a96bee
https://note.com/aquarius12/n/ne72e398ce365
https://note.com/aquarius12/n/nfc7942dbb99a
https://note.com/aquarius12/n/n787cc6abd14b
0
あなたにおすすめの小説
大人で子供な師匠のことを、つい甘やかす僕がいる。
takemot
児童書・童話
薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。
「シチュー作れる?」
…………へ?
彼女の正体は、『森の魔女』。
誰もが崇拝したくなるような魔女。とんでもない力を持っている魔女。魔獣がわんさか生息する森を牛耳っている魔女。
そんな噂を聞いて、目を輝かせていた時代が僕にもありました。
どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。
「うう。早くして。お腹がすいて死にそうなんだよ」
「あ、さっきよりミルク多めで!」
「今日はダラダラするって決めてたから!」
はあ……。師匠、もっとしっかりしてくださいよ。
子供っぽい師匠。そんな師匠に、今日も僕は振り回されっぱなし。
でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。
師匠と弟子がおりなす不思議な物語。師匠が子供っぽい理由とは。そして、大人っぽい師匠の壮絶な過去とは。
表紙のイラストは大崎あむさん(https://twitter.com/oosakiamu)からいただきました。
「いっすん坊」てなんなんだ
こいちろう
児童書・童話
ヨシキは中学一年生。毎年お盆は瀬戸内海の小さな島に帰省する。去年は帰れなかったから二年ぶりだ。石段を上った崖の上にお寺があって、書院の裏は狭い瀬戸を見下ろす絶壁だ。その崖にあった小さなセミ穴にいとこのユキちゃんと一緒に吸い込まれた。長い長い穴の底。そこにいたのがいっすん坊だ。ずっとこの島の歴史と、生きてきた全ての人の過去を記録しているという。ユキちゃんは神様だと信じているが、どうもうさんくさいやつだ。するといっすん坊が、「それなら、おまえの振り返りたい過去を三つだけ、再現してみせてやろう」という。
自分の過去の振り返りから、両親への愛を再認識するヨシキ・・・
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
不幸でしあわせな子どもたち 「しあわせのふうせん」
山口かずなり
絵本
小説 不幸でしあわせな子どもたち
スピンオフ作品
・
ウルが友だちのメロウからもらったのは、
緑色のふうせん
だけどウルにとっては、いらないもの
いらないものは、誰かにとっては、
ほしいもの。
だけど、気づいて
ふうせんの正体に‥。
笑いの授業
ひろみ透夏
児童書・童話
大好きだった先先が別人のように変わってしまった。
文化祭前夜に突如始まった『笑いの授業』――。
それは身の毛もよだつほどに怖ろしく凄惨な課外授業だった。
伏線となる【神楽坂の章】から急展開する【高城の章】。
追い詰められた《神楽坂先生》が起こした教師としてありえない行動と、その真意とは……。
【3章】GREATEST BOONS ~幼なじみのほのぼのバディがクリエイトスキルで異世界に偉大なる恩恵をもたらします!~
丹斗大巴
児童書・童話
幼なじみの2人がグレイテストブーンズ(偉大なる恩恵)を生み出しつつ、異世界の7つの秘密を解き明かしながらほのぼの旅をする物語。
異世界に飛ばされて、小学生の年齢まで退行してしまった幼なじみの銀河と美怜。とつじょ不思議な力に目覚め、Greatest Boons(グレイテストブーンズ:偉大なる恩恵)をもたらす新しい生き物たちBoons(ブーンズ)とアイテムを生みだした! 彼らのおかげでサバイバルもトラブルもなんのその! クリエイト系の2人が旅するほのぼの異世界珍道中。
便利な「しおり」機能を使って読み進めることをお勧めします。さらに「お気に入り登録」して頂くと、最新更新のお知らせが届いて便利です! レーティング指定の描写はありませんが、万が一気になる方は、目次※マークをさけてご覧ください。
ぽんちゃん、しっぽ!
こいちろう
児童書・童話
タケルは一人、じいちゃんとばあちゃんの島に引っ越してきた。島の小学校は三年生のタケルと六年生の女子が二人だけ。昼休みなんか広い校庭にひとりぼっちだ。ひとりぼっちはやっぱりつまらない。サッカーをしたって、いつだってゴールだもん。こんなにゴールした小学生ってタケルだけだ。と思っていたら、みかん畑から飛び出してきた。たぬきだ!タケルのけったボールに向かっていちもくさん、あっという間にゴールだ!やった、相手ができたんだ。よし、これで面白くなるぞ・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる