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根暗編

8話

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ネーラとマリーを救った男が凄まじいレベルで戦っている
(クソッ!こんなうんこ野郎と互角に戦っているだと!?)
男はこんなクソ野郎といい勝負する自分が情けなかった
「オラオラオラ!どうした正義漢!こんなものかぁぁぁぁ!!!」
「クソクソクソォォォ!このクソ野郎がぁぁぁ!!!」
男はネーラの意味不明な動きに戸惑い苦戦する、そしてネーラの指先から茶色の魔弾が男に向かって放たれる
「クソ野郎にピッタリな配色だな!」
「そうやってお前達は僕の性質をバカにしてきたんだぁ!許せない!許さんぞぉぉぉ!!!」
「こんな気色悪事をやってる時点でお前は同情も理解もないよ」
ネーラは同情も理解もない、という言葉に対して理性が無くなるほどブチ切れた
「ふ...ふ...ふざけるなぁぁぁぁ!!!お前ら世間がもっと優しければこんな事にならなかったのだぁぁぁぁぁ!!!」
「うるさい」
男はそう言って一蹴した、世間はお前の親でもない、そんな残酷な世界に恐怖したネーラは更なる魔力が増幅した、その魔力は空間を歪むほど、そして臭いが充満した、それは遠くにいる、レオナルド御一行鼻に伝わった

「クサッ!またあの臭い...」
ミサキが変な顔で察知する
「どうした?」
「ミサキちゅわん」
「きもっ...それよりまたあの不快な臭いよ」
レオナルドとアレクサンドは意識を集中して臭いを嗅ぐ、そしたらあの不快な臭いが鼻についた
「おうぇっ!クッサッ!」
「吐きそう...おう....」
「ちょっ!ここで吐かないでよ!」
「おゔぇっ!」
「マジかよ!」
「俺も病院行こうかな...」
「ばか!お前が病院行ったら誰が脱糞野郎を倒すんだよ(吐きそう)」
「もういい、我慢してあの汚物を倒しにいくわよ」
三人は手で鼻を押さえながら臭いがする方向に向かう

マリーを救った男はネーラの意味不明な意見と動きで頭もおかしくなるし体も臭くなる
(早く倒さないと...こんな気色悪い奴と戦っていては身体も精神もおかしくなる)
ネーラは素早く飛び上がりカッコよくて回転回し蹴りを決めようと繰り出すが慣れてないせいで男に当たらなかった、男は華麗な体術で躱して見せた、その躱したがネーラの癪に触った
「その躱し方...僕に対して自慢かぁ!!!」
回転回し蹴りの勢いを使ってそのまま臭い尻で男の鼻に思い切りぶつけた
「ぬう!?」
物凄い衝撃と臭さのダブルパンチで意識が無くなる、耐えられなかった、男はそのまま地面に倒れた
「二度と粋がって僕の攻撃を避けるんじゃねぇぞ!ナルシストがぁ!」
ネーラは唾を男に向かって何度も何度もぶっかけた
「おい!テメェが脱糞問題児のネーラ・インターか」
「どいつもこいつも僕の病気を笑いやがって、健常者どもが」
物凄い形相でレオナルド御一行を睨みつける、レオナルドとネーラは物凄い闘気を高めてお互い睨み合う
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