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エピソード4
1話
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ヴァリスタン王国にて
エスタンと戦争してから大分経ち、達也は兵士として巡回をしたり、やりたくない夜勤の見回りをしたり、変わらない毎日を過ごしてた
「俺も翔太みたいに旅でもしようかな・・・」
そう思って、裕也が働いてるヴァリスパン屋に足を運んだ
「いらっしゃいませ!ってなんだ、達也か」
「一様、俺は客だぜ、なんだはないだろ」
「その顔見れば、慣れるっつーの」
「まあいいや、ヴァリスパン2つ、バターと苺ジャムを一つずつ、それと、ヴァリスジュースを一つくれ」
「毎度あり」
達也は仕事の休憩中にヴァリスパンにバターとジャムを塗って食べ、ヴァリスジュースを飲んだ、裕也が達也の横に座る
「達也、俺が操られてヴァリスタン大臣を殺した、それって本来なら咎められるべき事だと思うか?」
裕也は不安だった、この国の大臣を殺めたこの国に居ていい自分が心配だった
「話さなかったっけ?お前は黒幕の操り人形だった、だから酌量の余地がある、それに翔太がお前のために戦って戦争を止めたんだ、もう気にするな」
「そうか、もう気にしなくていいか、すまんな、達也」
休憩中に会話する二人
「翔太の奴、今どこで何をしてるんだろうか、エスタン兵を辞めて、あの魔術師ロイタールを探す冒険に出たらしいからな」
達也が翔太の話題を切り出す
「アイツなら一人でも上手くやれるさ」
「そうだな」
「所で達也、噂で聞いたんだけど、関わってはいけない人間に名前って知ってるか?」
「魔術師ロイタール以外にもいんのか?」
「そいつらは関わってはいけない4人の事を『魔の四天王』と言うらしい」
「興味深いな、話してくれ」
「まあ、お前も知ってるとおり、魔術師ロイタールは知的欲求のためなら倫理も法も背く狂人だ、そして、ここからは3人のことは街のお客様から聞いたり、情報屋から聞いた話になる、若干、僕の解釈が間違ってると思うが聞いてくれ、まずは一人
『魔剣士ジェダ、ジェダ・ロイエス』
たった一本の剣で、たった一人で自分の王国を滅ぼしたとされてる剣豪らしい、神速居合いの剣術使いで多くの人を屠ったらしい」
「まるで翔太と似たような奴だな、アイツも気に食わない政治家を問答無用で斬り殺してたもんな」「もし、運命があるなら、翔太とジェダの因縁は逃れられないね」
「『鬼刃の翔太』vs『魔剣士ジェダ』フン カッコいい響きじゃないか」
「2人目は
『魔女リエール・イスカリア』
情報屋によると、とある闇の一族の末裔らしいね、その一族は禁術を使う民族だとされ、周りから迫害され続けた可哀想な民族、人の不安はいつか暴力に変わり戦争になる、そのせいで村が襲われ住民達が虐殺されていった、それで彼女が最後の生き残りって訳、だけどこれは大昔の話だ、禁術を使い魔道士なら不老長寿の魔法も会得してるかもしれない」
「可哀想な連中だな」
「噂の彼女の歴史は情報屋から聞いたが、居場所の詳細は分からないらしい」
「3人目は
『魔姫ビオラ・ハーネス』
達也はハーネス城って知ってるか?」
「ああぁ、そういえば、ヴァリスタン図書館でヴァリスタン王国の歴史を知りたくて本を漁ってた偶然知った城だ、先代のヴァリスタン王が戦争を仕掛けて滅ぼした可哀想な城だろ、廃城になって今は魔物の巣になってると聞いた」
「ビオラの奏でる歌は魔物を操る能力を持ってるらしいね」
「情報屋か」
「うん、それだけ」
「それだけ?!」
「分からないんだ、何故、ヴァリスタン王国に攻め滅ぼされたのか、歌で操る能力を保持してるのか」
「情報屋によるとビオラが奏でる歌は効く人と効かない人に別れるらしい、共通点までは知らない」
「歌で操る能力を持ってるなら先代のヴァリスタン王が危険視して攻めたって納得が頷けるな、裕也、楽しい話をありがとな」
そして、達也と裕也はお互いに職場に戻るのであった
エスタンと戦争してから大分経ち、達也は兵士として巡回をしたり、やりたくない夜勤の見回りをしたり、変わらない毎日を過ごしてた
「俺も翔太みたいに旅でもしようかな・・・」
そう思って、裕也が働いてるヴァリスパン屋に足を運んだ
「いらっしゃいませ!ってなんだ、達也か」
「一様、俺は客だぜ、なんだはないだろ」
「その顔見れば、慣れるっつーの」
「まあいいや、ヴァリスパン2つ、バターと苺ジャムを一つずつ、それと、ヴァリスジュースを一つくれ」
「毎度あり」
達也は仕事の休憩中にヴァリスパンにバターとジャムを塗って食べ、ヴァリスジュースを飲んだ、裕也が達也の横に座る
「達也、俺が操られてヴァリスタン大臣を殺した、それって本来なら咎められるべき事だと思うか?」
裕也は不安だった、この国の大臣を殺めたこの国に居ていい自分が心配だった
「話さなかったっけ?お前は黒幕の操り人形だった、だから酌量の余地がある、それに翔太がお前のために戦って戦争を止めたんだ、もう気にするな」
「そうか、もう気にしなくていいか、すまんな、達也」
休憩中に会話する二人
「翔太の奴、今どこで何をしてるんだろうか、エスタン兵を辞めて、あの魔術師ロイタールを探す冒険に出たらしいからな」
達也が翔太の話題を切り出す
「アイツなら一人でも上手くやれるさ」
「そうだな」
「所で達也、噂で聞いたんだけど、関わってはいけない人間に名前って知ってるか?」
「魔術師ロイタール以外にもいんのか?」
「そいつらは関わってはいけない4人の事を『魔の四天王』と言うらしい」
「興味深いな、話してくれ」
「まあ、お前も知ってるとおり、魔術師ロイタールは知的欲求のためなら倫理も法も背く狂人だ、そして、ここからは3人のことは街のお客様から聞いたり、情報屋から聞いた話になる、若干、僕の解釈が間違ってると思うが聞いてくれ、まずは一人
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たった一本の剣で、たった一人で自分の王国を滅ぼしたとされてる剣豪らしい、神速居合いの剣術使いで多くの人を屠ったらしい」
「まるで翔太と似たような奴だな、アイツも気に食わない政治家を問答無用で斬り殺してたもんな」「もし、運命があるなら、翔太とジェダの因縁は逃れられないね」
「『鬼刃の翔太』vs『魔剣士ジェダ』フン カッコいい響きじゃないか」
「2人目は
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「可哀想な連中だな」
「噂の彼女の歴史は情報屋から聞いたが、居場所の詳細は分からないらしい」
「3人目は
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達也はハーネス城って知ってるか?」
「ああぁ、そういえば、ヴァリスタン図書館でヴァリスタン王国の歴史を知りたくて本を漁ってた偶然知った城だ、先代のヴァリスタン王が戦争を仕掛けて滅ぼした可哀想な城だろ、廃城になって今は魔物の巣になってると聞いた」
「ビオラの奏でる歌は魔物を操る能力を持ってるらしいね」
「情報屋か」
「うん、それだけ」
「それだけ?!」
「分からないんだ、何故、ヴァリスタン王国に攻め滅ぼされたのか、歌で操る能力を保持してるのか」
「情報屋によるとビオラが奏でる歌は効く人と効かない人に別れるらしい、共通点までは知らない」
「歌で操る能力を持ってるなら先代のヴァリスタン王が危険視して攻めたって納得が頷けるな、裕也、楽しい話をありがとな」
そして、達也と裕也はお互いに職場に戻るのであった
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