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エピソード4
2話
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達也が適当に城下町をフラフラする、なんか怪しい格好した集団がいる
「いいですか?生きる事は地獄です、だが我々の望む世界は苦痛がない世の中です、人間は本来、悪の生き物、人間という種は弱肉強食の頂点に立ち、ありとあらゆる命を粗末に扱い、自然を汚してきた、厚顔無恥な邪悪な生き物、まとな感性の持ち主ならこの罪悪感は逃れられません、さあ我々と共に綺麗な世界へ」
「なんだ?宗教勧誘か?」
達也は変な宗教勧誘を見かけた、関わってはいけない人達だと、そう思った瞬間、宗教信徒に話をかけられた、達也がめんどくさそうな人相で信徒を見つめる
「あなたはさっき私たちの演説を聞いてましたよね?という事は苦痛なき楽園『アルカディア』に興味がありますよね?」
「あ?、胡散臭い演説を聞いてただけで興味なんかねぇ~よ」
「私達はこの弱肉強食の世界から離脱するために布教を回ってる者です」
「私達の宗教、『アルカディア』は苦痛なき楽園を唄うもの、弱肉強食、資本主義、能力主義という野蛮な思想から隔離された世界で生きる素晴らしい人達を誘うために各地を回っているのです」
「あっそう(あ、ダメだ、コイツら人の話を聞かないタイプだ、まあ、どこの信者も同じだろ)
達也は軽蔑な視線で信徒達を見つめる
「いずれ、分かる日くると思います、この世界がいかに間違っているか、人間は悪であるという事が」
「人間が悪?優しく人を愛する事が出来る人間はなんだ?偽善者か?詐欺師か?」
達也がそう言うと、信徒達は3人の入信者を連れて去っていった、後ろから達也の肩を叩く
「なんだ!レーナか、なんのようだ」
「なんだとは何よ、まあいいわ、最近、相談を受けてね」
「相談?」
「その相談は私一人では荷が重くてね、手伝って欲しいの」
レーナが達也に相談を持ちかける
「相談ってのはこのお婆さんなんだけど、ちょっと話を聞いてくれないかな?」
「まあ、いいよ」
「頼む!あの新興宗教アルカディアから孫を取り返して欲しい!お婆さんがレーナに泣きつき、抱きつく」
「ちょっと!落ち着いてください、今この問題を解決してくれそう戦力を呼んできたから」
「おい、話を聞くとは言ったが、手伝うとは言ってない」
「達也さん、ちょっと聞いてくれないか?」
後ろから、アレックスが話しかけてきた
「アレックス隊長か、これはどういう案件か説明してくれいないか」
「最近、『新興宗教アルカディア』の布教活動が話題に上がってる噂を知ってるな」
「無理矢理、勧誘して金品や資産を奪う事で有名な連中だろ、俺もさっき勧誘にあった、人類は悪だとか、苦痛なき世界とか訳の分からない事を言ってた」
「最近、物騒よね、闇金業者とか新興宗教と何か陰謀めいてる」
「どこの時代にもそう言うよからぬ事を考える連中はいる」
「最近、奴らの布教活動によって迷惑してる人が続出してるから、酷い場合は自殺者まで出ているらしい、これ以上被害を増やさないためにヴァリスタン王が取り締まろうと指令を出してるんだ」
「王が優先しろって言うならやらないわけないな」
「一度、ヴァリスタン国家は洗脳の恐怖を味わっているから、早急に肩をつけるよう指示したんでしょう」
「一部ではマリファナの種や葉が高値で取引されるらしいから、それも見つけ次第叩けってね」
「今後の方針が決まったようだな、新興宗教アルカディアの実態を調査する」
「任せて、お婆さん、孫を取り戻してあげるから」
達也、レーナ、アレックスは3人でこの事件を請け負い、一緒に飯食った
真昼
「ふーん、新興宗教アルカディア...ね、で、お前的にどう思うわけ?」
達也と裕也が対談している
「被害者が出れば取り締まる程度さ」
「達也、もし、危険が迫った時は助けにくさ、俺は彼女とパン屋をしなければならないから」
「フン、もう一つ、ヴァリスパンをくれ」
「毎度あり」
新興宗教アルカディアの信徒は神出鬼没で居場所が掴めない、ただ精神的に弱ってる人の前に現れ、確実に入信させるためにあの手この手を使って自作自演をしてるって情報屋から聞いた
「いいですか?生きる事は地獄です、だが我々の望む世界は苦痛がない世の中です、人間は本来、悪の生き物、人間という種は弱肉強食の頂点に立ち、ありとあらゆる命を粗末に扱い、自然を汚してきた、厚顔無恥な邪悪な生き物、まとな感性の持ち主ならこの罪悪感は逃れられません、さあ我々と共に綺麗な世界へ」
「なんだ?宗教勧誘か?」
達也は変な宗教勧誘を見かけた、関わってはいけない人達だと、そう思った瞬間、宗教信徒に話をかけられた、達也がめんどくさそうな人相で信徒を見つめる
「あなたはさっき私たちの演説を聞いてましたよね?という事は苦痛なき楽園『アルカディア』に興味がありますよね?」
「あ?、胡散臭い演説を聞いてただけで興味なんかねぇ~よ」
「私達はこの弱肉強食の世界から離脱するために布教を回ってる者です」
「私達の宗教、『アルカディア』は苦痛なき楽園を唄うもの、弱肉強食、資本主義、能力主義という野蛮な思想から隔離された世界で生きる素晴らしい人達を誘うために各地を回っているのです」
「あっそう(あ、ダメだ、コイツら人の話を聞かないタイプだ、まあ、どこの信者も同じだろ)
達也は軽蔑な視線で信徒達を見つめる
「いずれ、分かる日くると思います、この世界がいかに間違っているか、人間は悪であるという事が」
「人間が悪?優しく人を愛する事が出来る人間はなんだ?偽善者か?詐欺師か?」
達也がそう言うと、信徒達は3人の入信者を連れて去っていった、後ろから達也の肩を叩く
「なんだ!レーナか、なんのようだ」
「なんだとは何よ、まあいいわ、最近、相談を受けてね」
「相談?」
「その相談は私一人では荷が重くてね、手伝って欲しいの」
レーナが達也に相談を持ちかける
「相談ってのはこのお婆さんなんだけど、ちょっと話を聞いてくれないかな?」
「まあ、いいよ」
「頼む!あの新興宗教アルカディアから孫を取り返して欲しい!お婆さんがレーナに泣きつき、抱きつく」
「ちょっと!落ち着いてください、今この問題を解決してくれそう戦力を呼んできたから」
「おい、話を聞くとは言ったが、手伝うとは言ってない」
「達也さん、ちょっと聞いてくれないか?」
後ろから、アレックスが話しかけてきた
「アレックス隊長か、これはどういう案件か説明してくれいないか」
「最近、『新興宗教アルカディア』の布教活動が話題に上がってる噂を知ってるな」
「無理矢理、勧誘して金品や資産を奪う事で有名な連中だろ、俺もさっき勧誘にあった、人類は悪だとか、苦痛なき世界とか訳の分からない事を言ってた」
「最近、物騒よね、闇金業者とか新興宗教と何か陰謀めいてる」
「どこの時代にもそう言うよからぬ事を考える連中はいる」
「最近、奴らの布教活動によって迷惑してる人が続出してるから、酷い場合は自殺者まで出ているらしい、これ以上被害を増やさないためにヴァリスタン王が取り締まろうと指令を出してるんだ」
「王が優先しろって言うならやらないわけないな」
「一度、ヴァリスタン国家は洗脳の恐怖を味わっているから、早急に肩をつけるよう指示したんでしょう」
「一部ではマリファナの種や葉が高値で取引されるらしいから、それも見つけ次第叩けってね」
「今後の方針が決まったようだな、新興宗教アルカディアの実態を調査する」
「任せて、お婆さん、孫を取り戻してあげるから」
達也、レーナ、アレックスは3人でこの事件を請け負い、一緒に飯食った
真昼
「ふーん、新興宗教アルカディア...ね、で、お前的にどう思うわけ?」
達也と裕也が対談している
「被害者が出れば取り締まる程度さ」
「達也、もし、危険が迫った時は助けにくさ、俺は彼女とパン屋をしなければならないから」
「フン、もう一つ、ヴァリスパンをくれ」
「毎度あり」
新興宗教アルカディアの信徒は神出鬼没で居場所が掴めない、ただ精神的に弱ってる人の前に現れ、確実に入信させるためにあの手この手を使って自作自演をしてるって情報屋から聞いた
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