異世界侍(A different world samurai )

TN star

文字の大きさ
50 / 101
エピソード6

1話

しおりを挟む
最近、ヴァリスパンの売り上げが落ちている事に頭を悩ます店主、裕也が後ろから声を掛けてきた
「どうしました~?店長」
「嗚呼、最近売り上げが悪くてねぇ、それでどうすれば売り上げが上がるが悩んでた所さ」
「ちょっとアンケートを取ってみるのはでしょうか?」
「アンケートか」
「それか聞き込み調査とか、僕がこの1週間、調査に行ってきましょうか?」
「分かった、よろしく頼む」
そして、裕也は1週間、聞き込み調査を開始した
「アイツは常連の人だ、すいません!ヴァリスパンについて聞き込みやアンケートを行なっている店員なんですけど、お時間いいですか?」
「はあ、いいですよ」
常連の人が承諾した
「なんつうか、味が馴れて飽きたんだよね、確かにヴァリスパンは美味しいけど、バリエーションが少ないし」
「アンケートありがとう」
裕也は1週間、この調子で聞き込み続けた

1週間後

「店長、聞き込みアンケートが終わりました」
「どうだった?」
「パンの味が飽きたとい人が多いみたいです、もっとバリエーションを増やしてほしいだとさ」
「そうか、うちの女房から受け継いだ伝統の味なんだがな」
セレナが買い物から帰ってきた
「父さん、裕也さん、調査の結果はどうだった?」
「パンの味が飽きたとい人が多いみたいです、もっとバリエーションを増やしてほしいだとさ」
「バリエーション~」
「店長、塩パンとかチョコパンとかいろいろ作ってみてはどうでしょうか?」
「難しいな~母の味一筋でやってきたから、まっ!考えておくよ」
店長が自室に篭った
「僕もだいぶパンの作り方を覚えてできるようになったから、自己流のパンを作ってみるか」
裕也は休みの日に、取り敢えず、塩パンとチョコパンを作ってみることした、裕也がパンを作っている最中にセレナが話しかけてきた
「あら、休みの日にパン作りなんて、どういう風の吹き回し?」
「自己流のパン作りに挑戦だ」
「新米職人に出来るかしら、んで、どんなパンを作るの?」
「2つあるんだ、1つは塩パン、2つはチョコパン」
「どうやって作るつもりですか?」
そして、裕也は1つの塩パンともう1つのチョコパンを作る、試行錯誤の故、2つのパンが出来た、セレナが味見をする
「思ってた通りだけど、あまり美味しくないわ」
「やっぱりそうか、自分で食べてもそう思うわ」
「うん、味のバランスちょっとおかしい、でもそこの味付けを調整をすれば良い良い味が出せるはず、とりあえず、責任とってちゃんと食べてよね」
「へーい」
裕也はイヤそうに失敗作を食べる、裕也はこの何週間、休みの日に塩パンとチョコパンをどうすれば、おいしくなるか、試行錯誤を繰り返し、何度も味見した、そして苦労の末ついに完成した

「店長、この味は見せる出せるでしょうか?」
店長が味見した
「うん、問題ない、今度、わたしにもレシピを教えてくれ」
「これで売り上げが上がるね」

裕也は嬉しかった、そして晩飯は店長の奢りで高級な料理をご馳走になった
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

氷河期世代のおじさん異世界に降り立つ!

本条蒼依
ファンタジー
 氷河期世代の大野将臣(おおのまさおみ)は昭和から令和の時代を細々と生きていた。しかし、工場でいつも一人残業を頑張っていたがとうとう過労死でこの世を去る。  死んだ大野将臣は、真っ白な空間を彷徨い神様と会い、その神様の世界に誘われ色々なチート能力を貰い異世界に降り立つ。  大野将臣は異世界シンアースで将臣の将の字を取りショウと名乗る。そして、その能力の錬金術を使い今度の人生は組織や権力者の言いなりにならず、ある時は権力者に立ち向かい、又ある時は闇ギルド五竜(ウーロン)に立ち向かい、そして、神様が護衛としてつけてくれたホムンクルスを最強の戦士に成長させ、昭和の堅物オジサンが自分の人生を楽しむ物語。

万物争覇のコンバート 〜回帰後の人生をシステムでやり直す〜

黒城白爵
ファンタジー
 異次元から現れたモンスターが地球に侵攻してくるようになって早数十年。  魔力に目覚めた人類である覚醒者とモンスターの戦いによって、人類の生息圏は年々減少していた。  そんな中、瀕死の重体を負い、今にもモンスターに殺されようとしていた外神クロヤは、これまでの人生を悔いていた。  自らが持つ異能の真価を知るのが遅かったこと、異能を積極的に使おうとしなかったこと……そして、一部の高位覚醒者達の横暴を野放しにしてしまったことを。  後悔を胸に秘めたまま、モンスターの攻撃によってクロヤは死んだ。  そのはずだったが、目を覚ますとクロヤは自分が覚醒者となった日に戻ってきていた。  自らの異能が構築した新たな力〈システム〉と共に……。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

【アイテム分解】しかできないと追放された僕、実は物質の概念を書き換える最強スキルホルダーだった

黒崎隼人
ファンタジー
貴族の次男アッシュは、ゴミを素材に戻すだけのハズレスキル【アイテム分解】を授かり、家と国から追放される。しかし、そのスキルの本質は、物質や魔法、果ては世界の理すら書き換える神の力【概念再構築】だった! 辺境で出会った、心優しき元女騎士エルフや、好奇心旺盛な天才獣人少女。過去に傷を持つ彼女たちと共に、アッシュは忘れられた土地を理想の楽園へと創り変えていく。 一方、アッシュを追放した王国は謎の厄災に蝕まれ、滅亡の危機に瀕していた。彼を見捨てた幼馴染の聖女が助けを求めてきた時、アッシュが下す決断とは――。 追放から始まる、爽快な逆転建国ファンタジー、ここに開幕!

【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~

月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』 恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。 戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。 だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】 導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。 「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」 「誰も本当の私なんて見てくれない」 「私の力は……人を傷つけるだけ」 「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」 傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。 しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。 ――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。 「君たちを、大陸最強にプロデュースする」 「「「「……はぁ!?」」」」 落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。 俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。 ◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!

処理中です...