異世界侍(A different world samurai )

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エピソード4

8話

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ヴァリスタン城にて

達也とアレックスはデロリ村へ向かう準備をする
「やあ、達也、アレックス、ヤバい情報を持って来たやったぞ」
情報屋が2人の元に現れた
「あのローザンって奴、相当な腕利きの殺し屋を雇っているって情報がきたぞ」
「誰だよ、その殺し屋って」
「レイピア使いのレイモル・スノーデンって奴さ」
「やばい?」
「かなりヤバい」
「情報屋、俺とアレックスで勝算はどのくらいだと思う?」
「彼は一流の殺し屋、合理的な戦闘技術で容赦なく命を狙うだろうね、もし君達と対峙するなら、本気で戦った方がいいね」
「本気で戦った方がいい?アドバイスはそれだけか?」
「生憎、戦闘の専門じゃないからね、僕はただの情報屋だ、それじゃあね」
そう言い残し、情報屋は去って行った、相手は一流の殺し屋を備えている、達也とアレックスは不安の陥った
(翔太...お前ならどう戦う?、裕也を連れて行くか...いや、彼は資金源だ、連れて行く訳には行かない...)
達也が悩む
「おい、達也!どうした?眉間にシワを寄せて何を考えているんだ?」
裕也が座り込む2人の前に現れた
「ちょっと、不安でね、頭悩ませてた」
「同じく」

「ふーん、情報屋によると、凄腕の殺し屋と戦うのが不安でしょうがないって訳ね」
「翔太がいればなって思う」
「いつまでたっても人に頼る訳にはいかない」
「アレックスの言う通りだ、よし、腹と覚悟を決めるか」
達也が立ち上がりデロリ村に向か決心をした、相手が一流の殺し屋でも関係ないと思った、すると、1人の人影が目に映った
「おい、アレックス!あれは?」
「俺達が病院に連れて行った、青年だ」
青年はボロボロの剣を持ってデロリ村に向かう
「クッソーやっぱ、自分の村は自分で守らなきゃ...」
「おい、お前、そんなボロボロの剣でどうやって戦うつもりだ、しかもただの一般人でさぁ」
「自分のケツは自分で拭くんだよ」
「心意気は素晴らしいが、想いだけではどうにもならないよ」
アレックスが血気盛んな青年を落ち着かせるように説得する
「しかも、凄腕の殺し屋雇っているって話だし、アンタが行った所で焼け石に水なんだよ」
「んじゃぁ、どうしろと」
「病院で言ったと思うが俺たちに任せてくれ」
「偶然、俺たちが狙ってる敵がたまたまデロリ村にいるだけだ、お前を救いたいわけではないからな」
「フン」
青年は達也とアレックスを連れてデロリ村へ向かう事になっ
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