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エピソード4
10話
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達也とアレックス、レイモルは戦闘を終えた、達也がアレックスの腕を治療する
「すまない、達也殿」
「喋るな、よし、これで出血は治った」
レイモルがそんな二人を腕を組みながら見ている
「なあお前、どうして戦闘をやめた?」
「フン、お前は気付いてないようだが、お前は更なる可能性を感じる」
「は?!」
「単刀直入に言おう、お前は阿久津翔太と同じぐらいの潜在能力を引き出せる」
「!?」
「その反応、図星だな、お前は翔太に無意識の内に劣等感を感じている」
「何故、そう言い切れる!?」
「お前はアレックスに合わせるように動いてた、もしアレックスじゃなく阿久津翔太が横にはいるなら、俺は負けていた」
「...」
「先に言っていこう、無意識の劣等感を誰かに利用されるなってね」
(俺が翔太に無意識のうちに劣等感を感じてただと?」
「村上達也と言ったか、お前は武者修行として旅に出た方がいい、翔太の肩を並べる凄い戦士になれ」
「どうして、初対面の見ず知らずの人にここまで喋れる?」
「強者の余裕」
「ちっ!」
「それじゃぁね」
「あ!待て!なんでも答えるなんじゃないのか?」
そう言い、レイモルは消えた、達也は考えた、「お前はもっと強くなる」この言葉、もしかして、新興宗教アルカディア、ローザンに近づくなって事か?俺の強さではまだローザンに勝つ事が出来ないと、そう遠回しに警告したのだと、達也は解釈した
「達也殿、俺はもう戦えない...」
「ああ、すまない、俺の力不足だ、俺がもっと強ければ、その腕を守れた筈...」
「いや、自分を責めるのは良くない、俺はこれおきに戦士を引退する、悔しいが闇世界の猛者について行けなさそうだ」
「そうか、分かった、ヴァリスタンに帰って平和に暮らしなよ」
「ああ、そうする」
達也とアレックスは亡くなった青年の墓を作り、黙祷を捧げてデロリ村から出て行った、達也はアレックスと別れ告げ、今後、どうするか考えた、だが、強くなるってどうればいいか分からない、達也は過去に翔太に聞いた事を思い出した
回想
とある戦場の森林地帯で
「翔太、どうしてお前はそんなに強い?」
「経験だよ、戦い抜いたからこそ強いんだ、最初から強い人なんかいない、俺はただ気に食わない奴を斬るためにやったんだけどな」
達也は翔太から経験があるからだと、だから強いんだと、そう言った
「考えても無駄か、やっぱ新興宗教アルカディアを追いながら強くなるしかない」
達也は覚悟を決めた、強くなるためにはありとあらゆる困難と理不尽を乗り越えるしかないと、そしてローザンを負うためにいろいろ準備をした
「すまない、達也殿」
「喋るな、よし、これで出血は治った」
レイモルがそんな二人を腕を組みながら見ている
「なあお前、どうして戦闘をやめた?」
「フン、お前は気付いてないようだが、お前は更なる可能性を感じる」
「は?!」
「単刀直入に言おう、お前は阿久津翔太と同じぐらいの潜在能力を引き出せる」
「!?」
「その反応、図星だな、お前は翔太に無意識の内に劣等感を感じている」
「何故、そう言い切れる!?」
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「...」
「先に言っていこう、無意識の劣等感を誰かに利用されるなってね」
(俺が翔太に無意識のうちに劣等感を感じてただと?」
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「強者の余裕」
「ちっ!」
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そう言い、レイモルは消えた、達也は考えた、「お前はもっと強くなる」この言葉、もしかして、新興宗教アルカディア、ローザンに近づくなって事か?俺の強さではまだローザンに勝つ事が出来ないと、そう遠回しに警告したのだと、達也は解釈した
「達也殿、俺はもう戦えない...」
「ああ、すまない、俺の力不足だ、俺がもっと強ければ、その腕を守れた筈...」
「いや、自分を責めるのは良くない、俺はこれおきに戦士を引退する、悔しいが闇世界の猛者について行けなさそうだ」
「そうか、分かった、ヴァリスタンに帰って平和に暮らしなよ」
「ああ、そうする」
達也とアレックスは亡くなった青年の墓を作り、黙祷を捧げてデロリ村から出て行った、達也はアレックスと別れ告げ、今後、どうするか考えた、だが、強くなるってどうればいいか分からない、達也は過去に翔太に聞いた事を思い出した
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「考えても無駄か、やっぱ新興宗教アルカディアを追いながら強くなるしかない」
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