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八 尾張の悪ガキたち
四
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今川の陣に潜入した恒興は、居眠りしている雑兵に、味方のフリをして近づき、不意打ちを喰らわせ、今川の足軽具足を奪い取り、今川義元の本陣へ忍び込んだ。
「急報! 尾張方面より、織田信秀三千ばかりが、大浜砦の援軍として、こちらに向かっております」
我ながら酷い嘘だ。恒興は、信長との付き合いで多少は嘘が上手くなった。それでも元来の正直者で嘘は下手だ。
しかし、今度の嘘は、岩室重休の台本だ。自分でもなかなかに現実味を帯びた演技だ。
「なんじゃと、尾張の虎がこちらへ来るのか!」
今川義元は、戦場にありながらも、公家同然に雅な出で立ちだ。ゆらり扇子を傾け、頭には烏烏帽子。額には、ボタンのような黒いボッチの麻呂眉をつけ、ニッと開いた口には真っ黒なお歯黒を塗っている。
義元が、尾張の虎信秀の出陣に驚いて立ち上がった。
「聞いて居らぬぞ! 尾張の虎が動くとなれば、こんなところでゆったりと戦をしておるところではない。引き上げるぞよ」
「なりませぬ!」
信秀襲来の報に動揺した今川義元を窘めるように、頭をツルリと剃り上げた高齢の僧が止めた。
義元の右腕として控えるその僧は、仏像のような慧眼を備えている。口元には常に、微笑をたたえ感情が読めない。
「雪斎よ。出陣の折には、信秀は動けぬ身体だと麻呂に申したではないか!」
雪斎と呼ばれた僧形の男は、静かに首を横に振って義元を落ち着かせた。
(雪斎……、どこかで聞いたことある名だ)
「そうだなあ。そうであった太原雪斎よ」
あれほど動揺していた今川義元が、この男の一言で冷静さを取り戻した。後は、言葉も使わずに、静かに首を上下、左右に動かすだけだった。
この太原雪斎とか申す僧はいったい何者なのだ。
義元の動揺が収まると、雪斎は、また半眼に戻り仏像のようにピタリと動きを止めた。
恒興は、このただならぬ太原雪斎のすべてを見通す慧眼が気になった。
「広忠近こう」
義元は、三河・岡崎城主松平広忠を扇子でチョイチョイと手招きした。
「ハッ!」
松平広忠といえば、竹千代の父親ではないか。広忠は、三河の国主だ。それを義元が顎で使っている。松平は、今川の傘下に収まったのかも知れない。
「広忠、そなたには百の兵を貸し与えるゆえ、信秀めの侵攻を食い止めよ」
非情な命令だ。今川義元は、この三河の主に死ねと命じたに等しい。恒興の急報で、真意は兎も角として、織田信秀の軍は三千と伝えた。今川の兵は二千と少ないが、信秀に当てるには百の兵では少なすぎる。義元の命令は、殿軍を務めて決死で今川の盾となれとのものだ。
(今川は辛れぇな……)
恒興は、竹千代という人質を取り損なった代わりに、主の広忠に、今川に命を賭けた忠義を見せよといっているのだ。
チラリ!
恒興は、広忠に非情な命令を下した義元が、一瞬、太原雪斎の目を確認したような気がした。
雪斎は、義元の目配せをわかったのか、わからなかったのか、眉一つ動かさなかったが、静かに口を開いた。
「広忠殿の軍には、この雪斎も参りましょう」
これには、義元も飛び上がらんばかりに驚いた。
「雪斎。今、なんと申した! お主は行かずともよいではないか‼」
この雪斎と呼ばれる僧ももちろん、義元が広忠を捨て駒に使うことを承知している。それでも、この男がついていくにはなにかあるのだ。
「太原雪斎殿の合力は心強いかぎり、この松平広忠、恩に着ます」
広忠は、雪斎の言葉が義元に打ち消されるよりも早く決めてしまった。広忠も、義元に捨て駒にされようとしたのはわかっている。そのまま、自分一人で信秀を引き受ければ間違いなく戦場の花と散るのは確定だ。
しかし、この太原雪斎が加わるとなれば話が変わる。
この雪斎こそ、今川義元の知恵袋なのだ。それに、雪斎は、間違っても勝算のない戦に加わるような読みの甘い男ではない。広忠の首は繋がったといえる。
(これは、困ったことになった)
まだ、こちらの軍師、岩室重休の作戦はバレていないが、恒興の感じた限りでは雪斎の方が一枚も、二枚も上手だ。
岩室重休の読みでは、偽報によって、今川の兵は千人ばかり本陣を離れると予想した。それを、信秀を騙った同程度の平手政秀隊へぶつける算段だった。
しかし、重休の読みより、義元は非情で、広忠には百人の兵しか与えなかった。それを実際に率いるのは、広忠ではなく、今川の知恵袋太原雪斎だ。
しかも、この男、信秀の兵は三千だと伝えたのに百の兵について行くという。よほど、自信があるのだ。
結果、恒興の伝えた偽報で、信長軍八百は、義元の千九百の兵とぶつかることになった。
重休の計画では、八百と千で数の上では五分の戦になるはずだったが、義元の非情さ、軍師太原雪斎の看破で、信長軍の数的不利は一切変わらなかった。
恒興は、こうなればここにグズグズしている場合ではない。一刻も早く偽報の失敗を信長に伝え、次の手を考えねばなるまいと、今川の陣を去ろうとした。
「伝令の者、ちょっと、待て!」
今まで口を開かなかった雪斎が、陣幕を捲って引き上げようとする恒興を呼び止めた。
「!」
振り返った恒興は、こちらに慧眼を向ける雪斎とピタリと目が合った。
(しまった!)
思わず恒興は、雪斎から目を逸らせてしまった。
雪斎は、恒興を呼び戻すと、酒樽をもって来させて、雪斎自ら柄杓で酒を掬って恒興に差し出した。
「飲め!」
柄杓をうけた恒興の一挙手一投足は、雪斎の目に精査されている。
恒興は、一切、心の動揺をこの男に見せまいと、必死で、心を抑えた。所作を自然に、自然に、頭の中で繰り返し想定して酒を飲んだ。
「ぷはぁ」
酒を飲み干した恒興は、柄杓を返し、
「おいしゅうございました」
と、礼を述べた。
雪斎は、ただ一言。
「若いな、もう行け!」
と、言って恒興を帰した。
「急報! 尾張方面より、織田信秀三千ばかりが、大浜砦の援軍として、こちらに向かっております」
我ながら酷い嘘だ。恒興は、信長との付き合いで多少は嘘が上手くなった。それでも元来の正直者で嘘は下手だ。
しかし、今度の嘘は、岩室重休の台本だ。自分でもなかなかに現実味を帯びた演技だ。
「なんじゃと、尾張の虎がこちらへ来るのか!」
今川義元は、戦場にありながらも、公家同然に雅な出で立ちだ。ゆらり扇子を傾け、頭には烏烏帽子。額には、ボタンのような黒いボッチの麻呂眉をつけ、ニッと開いた口には真っ黒なお歯黒を塗っている。
義元が、尾張の虎信秀の出陣に驚いて立ち上がった。
「聞いて居らぬぞ! 尾張の虎が動くとなれば、こんなところでゆったりと戦をしておるところではない。引き上げるぞよ」
「なりませぬ!」
信秀襲来の報に動揺した今川義元を窘めるように、頭をツルリと剃り上げた高齢の僧が止めた。
義元の右腕として控えるその僧は、仏像のような慧眼を備えている。口元には常に、微笑をたたえ感情が読めない。
「雪斎よ。出陣の折には、信秀は動けぬ身体だと麻呂に申したではないか!」
雪斎と呼ばれた僧形の男は、静かに首を横に振って義元を落ち着かせた。
(雪斎……、どこかで聞いたことある名だ)
「そうだなあ。そうであった太原雪斎よ」
あれほど動揺していた今川義元が、この男の一言で冷静さを取り戻した。後は、言葉も使わずに、静かに首を上下、左右に動かすだけだった。
この太原雪斎とか申す僧はいったい何者なのだ。
義元の動揺が収まると、雪斎は、また半眼に戻り仏像のようにピタリと動きを止めた。
恒興は、このただならぬ太原雪斎のすべてを見通す慧眼が気になった。
「広忠近こう」
義元は、三河・岡崎城主松平広忠を扇子でチョイチョイと手招きした。
「ハッ!」
松平広忠といえば、竹千代の父親ではないか。広忠は、三河の国主だ。それを義元が顎で使っている。松平は、今川の傘下に収まったのかも知れない。
「広忠、そなたには百の兵を貸し与えるゆえ、信秀めの侵攻を食い止めよ」
非情な命令だ。今川義元は、この三河の主に死ねと命じたに等しい。恒興の急報で、真意は兎も角として、織田信秀の軍は三千と伝えた。今川の兵は二千と少ないが、信秀に当てるには百の兵では少なすぎる。義元の命令は、殿軍を務めて決死で今川の盾となれとのものだ。
(今川は辛れぇな……)
恒興は、竹千代という人質を取り損なった代わりに、主の広忠に、今川に命を賭けた忠義を見せよといっているのだ。
チラリ!
恒興は、広忠に非情な命令を下した義元が、一瞬、太原雪斎の目を確認したような気がした。
雪斎は、義元の目配せをわかったのか、わからなかったのか、眉一つ動かさなかったが、静かに口を開いた。
「広忠殿の軍には、この雪斎も参りましょう」
これには、義元も飛び上がらんばかりに驚いた。
「雪斎。今、なんと申した! お主は行かずともよいではないか‼」
この雪斎と呼ばれる僧ももちろん、義元が広忠を捨て駒に使うことを承知している。それでも、この男がついていくにはなにかあるのだ。
「太原雪斎殿の合力は心強いかぎり、この松平広忠、恩に着ます」
広忠は、雪斎の言葉が義元に打ち消されるよりも早く決めてしまった。広忠も、義元に捨て駒にされようとしたのはわかっている。そのまま、自分一人で信秀を引き受ければ間違いなく戦場の花と散るのは確定だ。
しかし、この太原雪斎が加わるとなれば話が変わる。
この雪斎こそ、今川義元の知恵袋なのだ。それに、雪斎は、間違っても勝算のない戦に加わるような読みの甘い男ではない。広忠の首は繋がったといえる。
(これは、困ったことになった)
まだ、こちらの軍師、岩室重休の作戦はバレていないが、恒興の感じた限りでは雪斎の方が一枚も、二枚も上手だ。
岩室重休の読みでは、偽報によって、今川の兵は千人ばかり本陣を離れると予想した。それを、信秀を騙った同程度の平手政秀隊へぶつける算段だった。
しかし、重休の読みより、義元は非情で、広忠には百人の兵しか与えなかった。それを実際に率いるのは、広忠ではなく、今川の知恵袋太原雪斎だ。
しかも、この男、信秀の兵は三千だと伝えたのに百の兵について行くという。よほど、自信があるのだ。
結果、恒興の伝えた偽報で、信長軍八百は、義元の千九百の兵とぶつかることになった。
重休の計画では、八百と千で数の上では五分の戦になるはずだったが、義元の非情さ、軍師太原雪斎の看破で、信長軍の数的不利は一切変わらなかった。
恒興は、こうなればここにグズグズしている場合ではない。一刻も早く偽報の失敗を信長に伝え、次の手を考えねばなるまいと、今川の陣を去ろうとした。
「伝令の者、ちょっと、待て!」
今まで口を開かなかった雪斎が、陣幕を捲って引き上げようとする恒興を呼び止めた。
「!」
振り返った恒興は、こちらに慧眼を向ける雪斎とピタリと目が合った。
(しまった!)
思わず恒興は、雪斎から目を逸らせてしまった。
雪斎は、恒興を呼び戻すと、酒樽をもって来させて、雪斎自ら柄杓で酒を掬って恒興に差し出した。
「飲め!」
柄杓をうけた恒興の一挙手一投足は、雪斎の目に精査されている。
恒興は、一切、心の動揺をこの男に見せまいと、必死で、心を抑えた。所作を自然に、自然に、頭の中で繰り返し想定して酒を飲んだ。
「ぷはぁ」
酒を飲み干した恒興は、柄杓を返し、
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