俺が勇者ですが、最凶は兄でした。

村人N番目になりたい

文字の大きさ
2 / 8
第一章 俺が真なる勇者らしい、、、

俺が真なる勇者らしい、、、

しおりを挟む
 は~い!皆さんこんにちは~!!俺は今王宮のだだっ広い図書室にいます。

えっ?昨日の続きはどうなったって?大丈夫です!説明しますよ!!





〈昨日のその後〉

  結局、俺が復活するのに10分ぐらいかかったと思う。もうね、キャパオーバーで思考回路はショウトしてる♪だったもんね。
んで、そんなボーっとしてる間もなんか周りの人達が説明をしていて、「では、ステータスを見ましょうか。」的な感じで行動しててさ、兄貴とは噴水を囲んで直線状。まぁ、つまり間反対に移動させられて、両手を噴水の水に突っ込まれた、、、、

「いやっ!なんでだよっっっ!!」ってツッコンだら、、

「この国は水の女神の加護によって、成り立っています。ゆえに、ステータスを見るときは手を水に浸けないと見ることができないのです。ですから、勇者様方をめんどくさ、、、コホンッ効率的に物事を進めるために噴水前に召喚いたしました。」と、宰相さんが言ってきた。

へ~~!!そうだったのか確かに効率的だよな!?でも、俺はめんどくさいと言ったのを聞き逃さなかったぞ?(^ω^)オボエテロヨ


そして、コレが俺のステータス レベル1

〈職業〉ツッコミの人  たぶん、勇者
〈HP〉1182/1200
〈MP〉500/500
〈スキル〉剣術Ⅰ、魔法基礎Ⅰ、ツッコミMAX

〈加護〉この世界の全女神の加護
                ツッコミ神の加護


ックッッッ!!ツッコミどころが多々あるが、まずはこれを言わなければならない!!!


「ツッコミ神の加護ってなんなんだよっっっっ!!!ってか、ツッコミに対してレベル高すぎるだろっっっ!」俺はまた、叫んでしまった。。。あ、そういえばたぶん、勇者だってさ?


「まぁまぁ落ち着いてください。勇者様、確かにツッコミ神の加護はあまり、、、いや、かなり聞いたことはありませんが、害があるわけではないので大丈夫ですよ!
いや~まさか、本物の勇者様を召喚出来るとはラッキーでしたね~」と、宰相



ん?本物の勇者!?ってどういうことだ!?と驚いた顔で宰相を見た。


「あぁ~大丈夫ですよ?本当に。ただ、実際に勇者の職業を持って召喚されるのが珍しいので、とりあえず召喚された異世界の方々を勇者様と呼び、本物の勇者様を真なる勇者と呼んでいますので!」


あっそうなんだ~。っっって、俺は騙されないぞ!きっと、こいつらはとりあえず勇者様って呼んどけばいっか~間違えても、本物の勇者には真なる勇者って呼べばいいし~的な感じで決めたんだろ!!
クソッッこの国はちゃらんぽらんなやつらしかいないのかよっ!!


「いや~にしても流石真なる勇者様略してさ真」いやっ!略すなよ!勇者関係なくなってるし!「このステータスはとてもた、、、以下略こちらが通常ですよ?」だから、略すなよ!と、心の中でツッコミつつ。宰相が持っていた紙を見た。

~よくあるステータス~  レベル28
〈職業〉農家
〈HP〉25
〈MP〉3.14
〈スキル〉農家の魔眼、耕しⅡ、農家の筋肉Ⅴ

〈加護〉農業神の加護


へ~~確かに俺のって凄いかも!!!いやいやまてまて!!農家の魔眼ってなんだ!!筋肉ってなんだよツッコミどころ多いよ~(泣)つか、MPが円周率、、、、、
駄目だ、、、正直あまり参考にならない、、、よし!一つ頼んでみるか!

「すんません宰相さん!この国の騎士さんのステータスって見れますか?」


「えっ!この国の騎士のステータスを見るんですか?本当に大丈夫ですか??心折れませんか?まぁ、いいですよ?心折れないでくださいね?生きててくださいね???」

えっ!なんでそんなゴリ押すんだよ!怖いよ!でも、気になるな余計に!よし!!見るぞっ!ってことで、俺はうなずいた。


~王宮騎士のステータス~ レベル99
〈職業〉騎士
〈HP〉37564
〈MP〉31415
〈スキル〉騎士の心構えMAX、騎士剣術MAX、騎士としてMAX

〈加護〉騎士王神の加護





(;゜∀゜)はっ?
『完凸してんじゃねーかよーーーー!!!!!』
そして、俺は産まれて初めてメンタル攻撃によって、膝から崩れ落ちた、、、



「いや~だから、申し上げたじゃないですか。ちなみにこの人はこれで完凸ですが、騎士団長様はラッキー7揃いで完凸ですよ?」


「ラッキー7?つまり、77レベルってことか?」(いや、頼むそうあってくれ!)



「いいえ?777レベルです!」ポキッ俺の心が折れる音がした。



もう駄目だ、きっとこれ以上ツッコんだら敗けだ(ヤケ)第一こんなに騎士が強いんだったら、そいつらだけで魔王倒せるんじゃねとか、召喚の意味なんだったの?って質問しても、勇者しか倒せないから召喚したんだろうし、なにより話が!進まない!

よし!!兄貴だ!!!兄貴のステータスをみて、この空気を擦り付けよう!

「お~い!兄貴ぃ~のステータス見せてくれ!」

「ん?光樹か、いいよーおいで~~ほい、これ」と、軽い感じでステータスの写しの紙を渡された。


~兄貴のステータス~ レベル★●▲

〈職業〉●★▲魔法使い
〈HP〉?エラー???
〈MP〉エ、エエエェ、エラァー
〈スキル〉▲●★の絶対防御、全ての■◆▲の支配者、全属性魔法MAX

〈加護〉★◆▲●■の加護



、、、、、、こんな時に、使うととてもいい台詞がある。
「裏切ったな!!!兄貴!!お前もか!!!」


ボソッ「だってさ~神ごときが僕のステータスを見れるわけないじゃん笑」  ん?


「兄貴なんか言ったか?」

「いいや~なんでもないよー!なんでなんだろうね!僕も分かんないや!!」

と、ステータス公開は終了し、疲れただろうと王様に促され、兄貴とは同じ部屋だがとても豪華でふかふかのベットが2つある部屋に案内された。
 俺も兄貴も疲れていたのか、直ぐにそれぞれのベットで寝てしまった。


そして、冒頭に戻る。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる

街風
ファンタジー
「お前を追放する!」 ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。 しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた

黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。 その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。 曖昧なのには理由があった。 『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。 どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。 ※小説家になろうにも随時転載中。 レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。 それでも皆はレンが勇者だと思っていた。 突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。 はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。 ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。 ※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?

木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。 追放される理由はよく分からなかった。 彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。 結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。 しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。 たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。 ケイトは彼らを失いたくなかった。 勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。 しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。 「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」 これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...