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第一章 俺が真なる勇者らしい、、、
聖剣?を手に入れるらしい、、、
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俺は今、とてつもなく情けない騎士団長(女)〈説教中〉を目撃している。
扉を壊して入ってきた騎士団長は宰相に怒られている。なんか、そんな姿を見ているとガタブルしていた俺がバカらしく感じる。隣の兄貴は笑いを堪えてプルプルしている。
それから、宰相に説教をされ少しテンションが沈んだ騎士団長が俺達の方を向いた。
「うえっっへん!ゴッホッン!私の名前はヘレナ・フォースという!気軽にヘレナと呼んでくれ!!」へー、ヘレナさんか~そういえば初めてこの世界の人の名前を聞いた気がする。気のせいかな?
「ちなみに、名前から分かると思うが、私は平民からの成り上がり騎士だ。さんとかもつけなくていいぞ!」
へ?名前から分かる?分からないんですが?と、宰相を見た。
(;´∀`)アチャー「そういえば、私自己紹介していませんでしたね。エルバス・トート・リ・リカルドといいます。名前がリカルド、精霊からの授かり名がトートでリ
・リカルドが家名です。簡単に平民の名は一つ、そこで精霊からの授かり名を受けとると二つになります。貴族は三つ以上で、王族になりますと、五つになります。めんどくさいですね。」
「ん?精霊からの授かり名ってなんなんだ?」
「えーたるいなぁ~という訳で、ヘレナさんよろしくお願いいたします!!」と、宰相が本性を現した。
「おいっ!宰相!たるいは駄目だろう!まぁいい!!私の出生を話そう!」あ、話が長くなる予感!
「私はスラムではないが、少々ボロい平民の家に産まれた。母は、とても信仰熱心な人で私が産まれた後、ヘレナと名ずけ直ぐに教会に行った。
そこで、私は精霊から『汝の娘にはフォースを与えよう』と、言われたらしい。」おいっっ!まてっ!!どっかのスタァフォーズみたいになってるけど、これアウトだろ!でも、こんな時だからこそ、ツッコまない!!!鉄則だ!!!
「なんか、スタァフォーズみたいだね(笑)」おいっ!兄貴ィィィ!!それは、言ってはいけない鉄則だろうが!!!これだからツッコミ神の加護がないヤツは!ハッ(゜ロ゜)ツッコミ神に毒されてる?
「スタァフォーズ???良くわからんが格好言いな!と、まぁ精霊からの授かり名まぁ、略して精名は必ずしも貰える訳ではないと言うことだけ、覚えておいてくれ!!」
と、言われ俺と兄貴はうなずいた。
「よし!では、訓練場に行こう!!!」と、俺と兄貴は首根っこを騎士団長に捕まれ、引きずられて行った。正直速すぎて回避出来なかった。兄貴はめんどぐさがったな。ちなみに、宰相とは図書室でお別れした。
「さぁ~!やって参りました。ここは王宮内、訓練場!数多の王宮騎士が血へドと汗と涙を流した、殺戮げん、、コホンッ青春の場所!!幾多の命が散ったのを私は忘れない!!!」
「ツッコミどころが相変わらず多いが!いきなりテンションどうした!ヘレナさん!!というか最後っ!隠しすらしないのかよっ!!!」
「むぅ~いいではないか、、あと、さんは付けなくていいと、言っているだろう。」
「うっ!それはちょっと慣れなくてですね、、、」
「、、、まぁいい。では!!訓練を始めるぞ!まずは攻撃力の把握として向こうにある的に向かって攻撃してくれ。武器は好きなものを使っていいぞ!!そういえば、弟の方!!君は真なる勇者だったな?ついてこい!聖剣の神樹へ案内してやる!!」
オオッ!!ついに来た!!聖剣イベント!!!この世界もなんだかんだ言って(いっ略)テンプレだもんな!!!神樹だから、きっとご神木みたいな木のふもとに格好いい聖剣が刺さってるんだろうな~!んで、それを引き抜けるのは勇者の職業持ちのみと!!くぁぁあぁぁぁ!!!しびれるぅ~!異世界ってそういうのだよな!!!
と、テンションを上げた俺がバカだったよ。
訓練場から出て、少し歩いたところにぽやぽやと輝く小枝があった。。。
小枝っっっ!!!えっ!小枝!?確かに神聖な感じはするけど、、、おそるおそる俺はヘレナさんに聞いてみた。
「あれが、聖剣ですか?」頼む!違うと言ってくれ!!!
「あぁ!!そうだ!!!」
「なんっでだよっっっ!!聖剣んんんん!!!あれじゃあ剣じゃないじゃん!棒じゃん!!小枝じゃん!!あれで攻撃力あるの!?絶対すぐ折れるよ~(泣)ってか、あれでモンスターを殴らなきゃいけないの!?真なる勇者ださっっっ!全然真なるっぽくないよ!!真なる勇者(笑)だよ!普通の勇者の方が絶対格好いいよっっ!(泣)」
「んおっ!?どうしたんだ!!弟の方っ!!大丈夫か!?安心しろ!聖剣の攻撃力はかなり高いぞ!!!そうそう、かつての真なる勇者でな、逸話を残したものがいてな?この聖剣に自身の想いをのせ、山に向かって聖剣を振りおろしたんだ!そしたら、その山が真っ二つになった。という話だ!!私もその勇者に憧れたな~!まぁ、今の私なら山が粉微塵になるがな!!!」
励ましになってねーよ!!!なんなんだよ!この騎士団長!最後に突き落とすなよ!聖剣凄いなーとか、ちょっと思ったけどまた、欲しく無くなったよ!
「と、言うわけで。その聖剣を抜くがいい。弟の方よ!!!それは勇者の職業の者しか抜けないからな!」
と、言われ俺は大人しく小枝を両手で掴んだ。
「そんなところだけ、テンプレにしてんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!!」と、叫びながら抜いた聖剣(小枝)はとても光輝いていたという。by騎士団長
-------------------
〈かつて、逸話を残した真なる勇者〉
俺は、とても憤りを感じている。この世界はあまりにもおかし過ぎる。そう、ツッコミどころが多すぎるのだ。俺のHPはツッコミにより、いつも少し削れHP満タンで一日をすごすことはなかった。ましてや、聖剣(笑)だ。なんなんだこの世界は、、、俺はもう、疲れてしまった。だから、意味もなくこの山に八つ当たりをしようと思う。
そして、俺は聖剣(笑)を力強く握りしめ、山に向かって攻撃した。。。
『こんなのが!異世界とかっ!認めねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!』
ドゴォォォォォォ!!!!という、音が鳴り響き山は真っ二つに割れた。
扉を壊して入ってきた騎士団長は宰相に怒られている。なんか、そんな姿を見ているとガタブルしていた俺がバカらしく感じる。隣の兄貴は笑いを堪えてプルプルしている。
それから、宰相に説教をされ少しテンションが沈んだ騎士団長が俺達の方を向いた。
「うえっっへん!ゴッホッン!私の名前はヘレナ・フォースという!気軽にヘレナと呼んでくれ!!」へー、ヘレナさんか~そういえば初めてこの世界の人の名前を聞いた気がする。気のせいかな?
「ちなみに、名前から分かると思うが、私は平民からの成り上がり騎士だ。さんとかもつけなくていいぞ!」
へ?名前から分かる?分からないんですが?と、宰相を見た。
(;´∀`)アチャー「そういえば、私自己紹介していませんでしたね。エルバス・トート・リ・リカルドといいます。名前がリカルド、精霊からの授かり名がトートでリ
・リカルドが家名です。簡単に平民の名は一つ、そこで精霊からの授かり名を受けとると二つになります。貴族は三つ以上で、王族になりますと、五つになります。めんどくさいですね。」
「ん?精霊からの授かり名ってなんなんだ?」
「えーたるいなぁ~という訳で、ヘレナさんよろしくお願いいたします!!」と、宰相が本性を現した。
「おいっ!宰相!たるいは駄目だろう!まぁいい!!私の出生を話そう!」あ、話が長くなる予感!
「私はスラムではないが、少々ボロい平民の家に産まれた。母は、とても信仰熱心な人で私が産まれた後、ヘレナと名ずけ直ぐに教会に行った。
そこで、私は精霊から『汝の娘にはフォースを与えよう』と、言われたらしい。」おいっっ!まてっ!!どっかのスタァフォーズみたいになってるけど、これアウトだろ!でも、こんな時だからこそ、ツッコまない!!!鉄則だ!!!
「なんか、スタァフォーズみたいだね(笑)」おいっ!兄貴ィィィ!!それは、言ってはいけない鉄則だろうが!!!これだからツッコミ神の加護がないヤツは!ハッ(゜ロ゜)ツッコミ神に毒されてる?
「スタァフォーズ???良くわからんが格好言いな!と、まぁ精霊からの授かり名まぁ、略して精名は必ずしも貰える訳ではないと言うことだけ、覚えておいてくれ!!」
と、言われ俺と兄貴はうなずいた。
「よし!では、訓練場に行こう!!!」と、俺と兄貴は首根っこを騎士団長に捕まれ、引きずられて行った。正直速すぎて回避出来なかった。兄貴はめんどぐさがったな。ちなみに、宰相とは図書室でお別れした。
「さぁ~!やって参りました。ここは王宮内、訓練場!数多の王宮騎士が血へドと汗と涙を流した、殺戮げん、、コホンッ青春の場所!!幾多の命が散ったのを私は忘れない!!!」
「ツッコミどころが相変わらず多いが!いきなりテンションどうした!ヘレナさん!!というか最後っ!隠しすらしないのかよっ!!!」
「むぅ~いいではないか、、あと、さんは付けなくていいと、言っているだろう。」
「うっ!それはちょっと慣れなくてですね、、、」
「、、、まぁいい。では!!訓練を始めるぞ!まずは攻撃力の把握として向こうにある的に向かって攻撃してくれ。武器は好きなものを使っていいぞ!!そういえば、弟の方!!君は真なる勇者だったな?ついてこい!聖剣の神樹へ案内してやる!!」
オオッ!!ついに来た!!聖剣イベント!!!この世界もなんだかんだ言って(いっ略)テンプレだもんな!!!神樹だから、きっとご神木みたいな木のふもとに格好いい聖剣が刺さってるんだろうな~!んで、それを引き抜けるのは勇者の職業持ちのみと!!くぁぁあぁぁぁ!!!しびれるぅ~!異世界ってそういうのだよな!!!
と、テンションを上げた俺がバカだったよ。
訓練場から出て、少し歩いたところにぽやぽやと輝く小枝があった。。。
小枝っっっ!!!えっ!小枝!?確かに神聖な感じはするけど、、、おそるおそる俺はヘレナさんに聞いてみた。
「あれが、聖剣ですか?」頼む!違うと言ってくれ!!!
「あぁ!!そうだ!!!」
「なんっでだよっっっ!!聖剣んんんん!!!あれじゃあ剣じゃないじゃん!棒じゃん!!小枝じゃん!!あれで攻撃力あるの!?絶対すぐ折れるよ~(泣)ってか、あれでモンスターを殴らなきゃいけないの!?真なる勇者ださっっっ!全然真なるっぽくないよ!!真なる勇者(笑)だよ!普通の勇者の方が絶対格好いいよっっ!(泣)」
「んおっ!?どうしたんだ!!弟の方っ!!大丈夫か!?安心しろ!聖剣の攻撃力はかなり高いぞ!!!そうそう、かつての真なる勇者でな、逸話を残したものがいてな?この聖剣に自身の想いをのせ、山に向かって聖剣を振りおろしたんだ!そしたら、その山が真っ二つになった。という話だ!!私もその勇者に憧れたな~!まぁ、今の私なら山が粉微塵になるがな!!!」
励ましになってねーよ!!!なんなんだよ!この騎士団長!最後に突き落とすなよ!聖剣凄いなーとか、ちょっと思ったけどまた、欲しく無くなったよ!
「と、言うわけで。その聖剣を抜くがいい。弟の方よ!!!それは勇者の職業の者しか抜けないからな!」
と、言われ俺は大人しく小枝を両手で掴んだ。
「そんなところだけ、テンプレにしてんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!!」と、叫びながら抜いた聖剣(小枝)はとても光輝いていたという。by騎士団長
-------------------
〈かつて、逸話を残した真なる勇者〉
俺は、とても憤りを感じている。この世界はあまりにもおかし過ぎる。そう、ツッコミどころが多すぎるのだ。俺のHPはツッコミにより、いつも少し削れHP満タンで一日をすごすことはなかった。ましてや、聖剣(笑)だ。なんなんだこの世界は、、、俺はもう、疲れてしまった。だから、意味もなくこの山に八つ当たりをしようと思う。
そして、俺は聖剣(笑)を力強く握りしめ、山に向かって攻撃した。。。
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ドゴォォォォォォ!!!!という、音が鳴り響き山は真っ二つに割れた。
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