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番外編 先輩の恋人1 後輩side
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lampflickerといえば世界にその実力が認められた超有名バンドだ。
そんな人気バンドの先輩たち、セルジオさんとチハルさんに俺は仲良くしてもらっている。
きっかけは数年前の音楽フェス。「alfa」という名前で四人でバンド活動をしている俺たちもそこに参加していたのだ。
その時のことはよく覚えている。
俺たちの前の出番だったlampflickerの機材にトラブルがあって、とっさに俺たちが機材を貸してなんとか事なきを得た、という出来事があったのだ。
その後セルジオさんとチハルさんにお礼だからと言ってご飯を奢ってもらって…そのまま交流は続いて今にいたる。
まだまだ認知度の低い俺たちがlampflickerという超実力派バンドと交流させてもらっているなんて身に余る光栄。二人に可愛がってもらえているのはほんとにありがたいことだ。
そして今日はその二人のうち、セルジオさんに食事に誘われた。用事もなかったので、一も二もなく頷いた。二人が連れていってくれる店はどこも料理が絶品だったり、雰囲気がよかったりでハズレなしなのだ。
「7時に○○の前に集合な」
というメールを受けて、俺は今そこにいる。他のalfaのメンバーも一緒だ。
「お、揃ってんな」
セルジオさんがやってきた。休みだったのかそこそこラフな格好だ。それなのにすごくかっこいい。
「あれ、チハルさんはいないんですか?」
食事にいくときは大体二人なのに今日はチハルさんがいないのを不思議に思って聞くと、セルジオさんはにやっと笑った。
「あー、な。いないいない」
どこか含みを持ったような言葉と笑みに首を傾げるもそれ以上は教えてくれそうにないので諦める。
メンバーのベルナルドの「なんていう店に行くんですか?」という質問で、俺たちは移動することになった。
先頭を歩くセルジオさんについてぞろぞろ歩く。
最初は大通りを歩いていたのに、ひょいと細い路地に入った。そこは街灯もないような暗く狭い路地で、少し不安になる。
「セルジオさん?こんなとこに店があるんですか?」
問いかけると、セルジオさんは振り返りもせずに笑みを含んだ声で答える。
「まあ着いてきてみろって」
慣れたようにすたすた歩くセルジオさんに、恐る恐る着いていくと、路地の中ほどに灯りが見えた。
「あ、あれか?」
灯りが照らす店の前に立つ。看板にはlumeと書いてあった。
「ここ、っすか?」
訝しげな顔をして、メンバーの1人、緑の髪をつんつんに立たせたカルロが聞くとセルジオさんは頷いた。
そしてドアを押す。カランと高い音が鳴るとともに店の光が明るく漏れでた。
そんな人気バンドの先輩たち、セルジオさんとチハルさんに俺は仲良くしてもらっている。
きっかけは数年前の音楽フェス。「alfa」という名前で四人でバンド活動をしている俺たちもそこに参加していたのだ。
その時のことはよく覚えている。
俺たちの前の出番だったlampflickerの機材にトラブルがあって、とっさに俺たちが機材を貸してなんとか事なきを得た、という出来事があったのだ。
その後セルジオさんとチハルさんにお礼だからと言ってご飯を奢ってもらって…そのまま交流は続いて今にいたる。
まだまだ認知度の低い俺たちがlampflickerという超実力派バンドと交流させてもらっているなんて身に余る光栄。二人に可愛がってもらえているのはほんとにありがたいことだ。
そして今日はその二人のうち、セルジオさんに食事に誘われた。用事もなかったので、一も二もなく頷いた。二人が連れていってくれる店はどこも料理が絶品だったり、雰囲気がよかったりでハズレなしなのだ。
「7時に○○の前に集合な」
というメールを受けて、俺は今そこにいる。他のalfaのメンバーも一緒だ。
「お、揃ってんな」
セルジオさんがやってきた。休みだったのかそこそこラフな格好だ。それなのにすごくかっこいい。
「あれ、チハルさんはいないんですか?」
食事にいくときは大体二人なのに今日はチハルさんがいないのを不思議に思って聞くと、セルジオさんはにやっと笑った。
「あー、な。いないいない」
どこか含みを持ったような言葉と笑みに首を傾げるもそれ以上は教えてくれそうにないので諦める。
メンバーのベルナルドの「なんていう店に行くんですか?」という質問で、俺たちは移動することになった。
先頭を歩くセルジオさんについてぞろぞろ歩く。
最初は大通りを歩いていたのに、ひょいと細い路地に入った。そこは街灯もないような暗く狭い路地で、少し不安になる。
「セルジオさん?こんなとこに店があるんですか?」
問いかけると、セルジオさんは振り返りもせずに笑みを含んだ声で答える。
「まあ着いてきてみろって」
慣れたようにすたすた歩くセルジオさんに、恐る恐る着いていくと、路地の中ほどに灯りが見えた。
「あ、あれか?」
灯りが照らす店の前に立つ。看板にはlumeと書いてあった。
「ここ、っすか?」
訝しげな顔をして、メンバーの1人、緑の髪をつんつんに立たせたカルロが聞くとセルジオさんは頷いた。
そしてドアを押す。カランと高い音が鳴るとともに店の光が明るく漏れでた。
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