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初めての世界
始まり
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「つっ・・・」
目覚めたら俺は野原の真ん中にいた。
目覚めたらってのは正しくないが、今はどうでもいい。
向こうから何かが来る。
土煙がすごい。
目を凝らすと
「え?ええ?ええー?」
逃げてくる集団の後ろから、でかいワニが立って走って追いかけてくる。
「なんやねん、あれ」
なんて言ってる暇はない。
すぐ近くに来てるやないか。
逃げて来た人達が目の前を通り過ぎて行く。
ギロッ!
ヤバい、怪物と目が合った。
こっち来るよー
来るな!来るな!
とっさに、横に転がっていた木の棒を掴んで構え・・・ようとしたが、止めた。
勝てるわけないやん。
逃げよう。
走って走って後ろを振り向く。
げっ!
すぐそばにおるやん。
うわぁー
くるなくるな!
苦し紛れに、木の棒を怪物の腹めがけて横に払った。
ボムっ!
という音がして怪物は倒れ、しばらくして消えた。
あれ?
なんや今の・・・
ん?んん?
夢か?
そう思っていると、何やら向こうの方が騒がしい。
「救世主様だ。救世主さまが降臨なされた」
「救世主さまだ」
「救世主様だ」
なんか言ってるぞ。
「おおーい、救世主さまが現れたぞー」
そうらしい。
俺も見てみたい。
行ってみよう。
俺は叫んでいる人達の方へ歩いていった。
そこは村で、古びた造りの家からわらわらと人が出て来ていた。
しかし、様子がおかしい。
みんなこっちを見ている。
後ろを振り向いてみたが。
誰もいないよなぁ・・・
前を向くと、やっぱりみんなこっちへ向かってくる。
「救世主さまだ」
「救世主さまだ」
相変わらず誰かが叫んでいる。
そのうち、そばまでやってきた男達が俺の手をつかみ
「救世主さま、お待ち申し上げておりました」
「救世主さま、よくお帰りくださいました」
え?え?俺?
俺に言ってんの?
頭の中にハテナマークが千個たまった頃、向こうから髭をたっぷりと蓄えた、見るからに長老ですという老人がしずしずとやって来た。
そして目の前にやって来ると深々と頭を下げた。
「救世主さま、よくぞお戻り下されました。ささ、こちらへどうぞ」
やっぱり俺かよー
俺が救世主なん?
どおいうこと?
ま、まぁ、ここはひとつ流れに乗ってみるか。
そう思いながら老人について行った。
案内されたのは村の広場で、俺は敷かれてあった敷物に座らされ、目の前には豪華な食事が並べられていた。
そしてそして!
左にまだ若い、というよりロリっ子で、大胆に肌を露出させた服の娘が座って俺にしなだりかかり。
右には、ツンと済ました美人のお姉さんが俺をチラチラ見ては前を向くという。
なにこれ?
まぁ、悪い気はしないからいいか。
って、わぁーー
な、なんだよ、いきなり耳を舐めるなよ。
「お、お爺さん、これいったいなんなんですか?」
「訂正その1、わしはお爺さんではない。村長じゃ。訂正その2、これではない。お耳はむはむじゃ」
だぁー、めんどくさい爺さんや。それにお耳はむはむって、癒しボイスの聞き過ぎやないんかい?
「と、とにかく止めさせ・・・」
あ、ゾクゾクする。ちょ、ちょっと気持ちいいかも・・・
「ん?お耳はむはむはお嫌いですかな。サエ、もう良いぞ」
「アンナ、あれをして差し上げなさい」
「はい、村長様」
ん?
なんか右のお姉さんが正座して膝をポンポン叩いてるぞ。
頭を乗せろ?
はいはい、これでいいですか?
え?違う?耳を上に?
カリコリ…ガサガサ…
げっ、耳になんか突っ込まれて。
あ、耳かきかよ。
はぁ、気持ちいい…
「いかがですかな、ツンデレ耳かきは」
ツンデレって、やっぱ癒し動画の聞きすぎやろ。
でも、気持ちええわ。
寝てしまいそう。
あ、落ちる…
・・・
・・・
目覚めたら俺は野原の真ん中にいた。
目覚めたらってのは正しくないが、今はどうでもいい。
向こうから何かが来る。
土煙がすごい。
目を凝らすと
「え?ええ?ええー?」
逃げてくる集団の後ろから、でかいワニが立って走って追いかけてくる。
「なんやねん、あれ」
なんて言ってる暇はない。
すぐ近くに来てるやないか。
逃げて来た人達が目の前を通り過ぎて行く。
ギロッ!
ヤバい、怪物と目が合った。
こっち来るよー
来るな!来るな!
とっさに、横に転がっていた木の棒を掴んで構え・・・ようとしたが、止めた。
勝てるわけないやん。
逃げよう。
走って走って後ろを振り向く。
げっ!
すぐそばにおるやん。
うわぁー
くるなくるな!
苦し紛れに、木の棒を怪物の腹めがけて横に払った。
ボムっ!
という音がして怪物は倒れ、しばらくして消えた。
あれ?
なんや今の・・・
ん?んん?
夢か?
そう思っていると、何やら向こうの方が騒がしい。
「救世主様だ。救世主さまが降臨なされた」
「救世主さまだ」
「救世主様だ」
なんか言ってるぞ。
「おおーい、救世主さまが現れたぞー」
そうらしい。
俺も見てみたい。
行ってみよう。
俺は叫んでいる人達の方へ歩いていった。
そこは村で、古びた造りの家からわらわらと人が出て来ていた。
しかし、様子がおかしい。
みんなこっちを見ている。
後ろを振り向いてみたが。
誰もいないよなぁ・・・
前を向くと、やっぱりみんなこっちへ向かってくる。
「救世主さまだ」
「救世主さまだ」
相変わらず誰かが叫んでいる。
そのうち、そばまでやってきた男達が俺の手をつかみ
「救世主さま、お待ち申し上げておりました」
「救世主さま、よくお帰りくださいました」
え?え?俺?
俺に言ってんの?
頭の中にハテナマークが千個たまった頃、向こうから髭をたっぷりと蓄えた、見るからに長老ですという老人がしずしずとやって来た。
そして目の前にやって来ると深々と頭を下げた。
「救世主さま、よくぞお戻り下されました。ささ、こちらへどうぞ」
やっぱり俺かよー
俺が救世主なん?
どおいうこと?
ま、まぁ、ここはひとつ流れに乗ってみるか。
そう思いながら老人について行った。
案内されたのは村の広場で、俺は敷かれてあった敷物に座らされ、目の前には豪華な食事が並べられていた。
そしてそして!
左にまだ若い、というよりロリっ子で、大胆に肌を露出させた服の娘が座って俺にしなだりかかり。
右には、ツンと済ました美人のお姉さんが俺をチラチラ見ては前を向くという。
なにこれ?
まぁ、悪い気はしないからいいか。
って、わぁーー
な、なんだよ、いきなり耳を舐めるなよ。
「お、お爺さん、これいったいなんなんですか?」
「訂正その1、わしはお爺さんではない。村長じゃ。訂正その2、これではない。お耳はむはむじゃ」
だぁー、めんどくさい爺さんや。それにお耳はむはむって、癒しボイスの聞き過ぎやないんかい?
「と、とにかく止めさせ・・・」
あ、ゾクゾクする。ちょ、ちょっと気持ちいいかも・・・
「ん?お耳はむはむはお嫌いですかな。サエ、もう良いぞ」
「アンナ、あれをして差し上げなさい」
「はい、村長様」
ん?
なんか右のお姉さんが正座して膝をポンポン叩いてるぞ。
頭を乗せろ?
はいはい、これでいいですか?
え?違う?耳を上に?
カリコリ…ガサガサ…
げっ、耳になんか突っ込まれて。
あ、耳かきかよ。
はぁ、気持ちいい…
「いかがですかな、ツンデレ耳かきは」
ツンデレって、やっぱ癒し動画の聞きすぎやろ。
でも、気持ちええわ。
寝てしまいそう。
あ、落ちる…
・・・
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