転生親友~2人合わせれば最強です!!~

かきざる

文字の大きさ
3 / 30
始まりはいつも二人で

第1話

しおりを挟む
 ここは、どこなんだろうか。

 たしか俺らは、交通事故にあって…そのあとはわからないがなぜか目が見えにくい。

 身体も動かしづらい。

 後遺症だろうか。

 壮介は大丈夫なのだろうか。

 こんなことならちゃんと前見とけばよかったな。

 ………はぁ。

 今考えても、もう遅いか。

 うん?

 誰かの声がする…。

「よか……た。……れて…て……くれ…。」

 なんて言っているのだろうか。

「オギャー」

「オンギャー」

 今度はっきりと聞こえたな。

 赤ちゃんでも泣いているような声だな。

 何なんだここは、産婦人科なのか?

 俺達は入院しているのではないのか?

 なんだよ、どういうことなんだ?

 いやいや、おかしいだろ!!

 それにここにいるのは俺だけなのか?

 壮介もいるのか?

 いるなら返事をしてくれ!

『壮介!!壮介はいるのか?!』

 すると頭の中に声が響いた。

『洋太なのか?』

 壮介の声がしたのだ。

『ああ、そうだ。壮介はここがどこかわかるか?』

『わからないが…よかった、ひとりじゃなくて。』

 など話していると、目がはっきりとしてきたのだ。

 よかった。後遺症ではないようだな。

 ってどういうことだ?

『壮介、どういう状況がわかるか?』

『わからん。』

 俺の目の前には美人な女性がいたのだ。

 しかもとても大きな女性だ。

 だがそんなことは、どうでもいい。

 俺はその人にもう一人の赤子と一緒に持ち上げられているのだ。

 どういうことだ?

 俺の前にいる緑髪で赤目の赤子(?)も驚いたような顔になっている。

『『なあ』』

 声が揃ってしまった。

『じゃあ先に言わせてもらうけど…目の前にきれいな美人な女性と赤子が見える?』

『あ、ああもしかしてお前も?』

『一回俺が手上げるから壮介赤子見ててくれる?』

 手を上げてみた。

 そしたら「あ~」と赤子の声とともに手が動いた。

「あら、この子お腹へったのかしら?」

 女性も反応した。

 この子って…俺も赤子なのかな…。

『洋太、俺の目の前の赤髪で緑の目をした赤ちゃんが手を上げたんだが…。』

 どうやら俺達は漫画とかでよくある異世界転生を果たしたらしい。

 嘘だろ!?

 


それから一ヶ月くらいの間僕達はこの世界について調べてみた。

 わかったことは、貴族らしい。

 貴族の階級は男爵の双子だそうだ。

 母の名前はリサで父はハルト、僕はシュウとなり、壮介はソウという名になった。

 あと一人称はなんか勝手に変わった。

 わざとしてるわけじゃないよ。

 そんなことより、この世界には魔法があるようだった。

 そして魔法は誰でも使えそうだ。

 ただし魔力量によって使える魔法の強さが変わるらしい。

 魔法は火、水、風、土があり、たまに光、闇が使える人もいるらしい。

 また、僕とソウは転生特典なのか、なんなのか強く考えるだけで意思疎通ができるのだ。

 あと言語が自動翻訳されて聞こえるらしい。

 まじで自動翻訳はありがたい。

 やっぱり魔法気になるからね!

 盗み聞きや寝たまねして魔法を盗み見た結果は僕達でも魔法は使えそうということ!

「赤子だからできないかな。」と考えていたが前世にはないものが体の中にあるのだ!

 それを動かしていくと魔法が使えそう!

 ということで僕達は誰も見ていないときに魔力を動かしている。

 そして、

『なあ、最初よりも魔力増えてない?』

『増えてそうだよな。』

 ということも発見したのだ。

 あと、僕は魔法の風がソウは火が一番使いやすそうだった。

 独学だからふたりとも使い方間違っているかもしれないケド…。

 まぁ使えるしいいだろ!

 このまま色んな魔法の練習をするとするか!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

処理中です...