転生親友~２人合わせれば最強です!!~

学園編

第24話

「あれ？」

そんな声が後ろからした。

振り返ればイリスが後ろで混乱しているのが見える。

「大丈夫か？」

何か慌てているように見えるイリスに声をかける。

「あ…うん。」

声をかければ混乱から覚めたのか落ち着きを取り戻す。

「おかしいな。まだ、二人は神界から帰ることできる能力はないはずなのに…」

「何か言った？」

「う、ううん!何でもないよ?!」

何か言っていたんで聞いたが何も教えてくれなかった。

「それより、さっき言われたカリマリさんからの依頼をしないと！」

ソウが思い出していいだす。

「そうだったな。場所は何処だろ？」

俺たちはギルドカードを取り出してみる。

するとメッセージに何か来ている。

『よお。なんかギルドカードのマップがダンジョンしか使えないらしいから、拡張してお前らのだけ地上でも使えるようにしたからな。加護も渡しておくから討伐頼むぞ?　雷神カリマリ　魔道神マイレイ　より』

「うわー…なんかすごいことされてる…とりあえず確認するか。」

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名前　シュウ・シュベルト

レベル55

体力　1716

攻撃　1430

魔力　5515

防御　1877

魔法防御　2391


スキル

通常スキル

剣術10

魔力操作10

礼儀作法10


特殊スキル

魔法合成☆

特殊念話☆

一心同体


称号

世界を渡る者


加護

雷神の加護

魔道神の注目

死神の加護

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「一応確認ね。」

そう言い言っていく。

「俺はな。」

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名前　ソウ・シュベルト

レベル55

体力　1892

攻撃　1533

魔力　5298

防御　2024

魔法防御　2647


スキル

通常スキル

剣術10

魔力操作10

礼儀作法10


特殊スキル

魔法合成☆

特殊念話☆

一心同体


称号

世界を渡る者


加護

雷神の加護

魔導神の加護

死神の加護

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「だな｡」

「ん｡じゃ頼まれてるしさっさと行くか。」

「二人とも反応薄過ぎない!?」

「そうか？」

「年齢的にはだいぶレベル高いしレベルで考えても魔力なんて3000もあれば多いのに…」

「そうなのか？俺たちは毎回そこまでの差もないしてっきりこのくらいかと思っていたんだけど？」

「転生者でもここまで高くなることはほとんどないのに…」

「「なんて？」」

「ううん。なんでもない。それより頼まれごとは大丈夫なの？」

「あっ！そうだった‼」

「場所はマップに書いてあるって言ってたけど…」

「あった、あった。これこれ」

そう言いギルドカードを見せる。

目的地であろう場所に黄色い円の印がついている。

「これだろうな。」

「だね。動いてるしやっぱり生き物か､魔物だな。」

「だね。移動スピードも分かりづらいけどまあまあ速いしここは森のはずだから空を飛ぶやつかな。」

「多分そうだよ。」

「分かるの？」

「なんとなくだよ。なんとなく。」

「「ふ～ん？」」

「まあ、とりあえず行かなきゃだよ。」

「それもそうだな。」




「ここらへんか？」

「ギルドカードのマップのマークもここらへん動いてるし。」

「……じゃあマークが指してるのって、このドラゴン？」

「……だろうな。」

「倒せる？」

「できるから頼まれてると思うけと…」

「だよな。殺るか！」

「簡単に言うけど大丈夫?」

「「ああ！」」

不意打ちで思いっきりほとんど最大火力の複合魔法を首に向かって放つ。

《炎獄断罪えんごくだんざい》

これは俺達が新しく創った魔法だ。

とてつもなく高温の炎と水素を刃として送り出す。

標準の調整は必要だが上手くいけば首を切り落としたあとに爆発し、倒せるかもしれないが────。

「キャッ！」

爆風がこちらまで届きイリスが驚いてしまった。

配慮が少し欠けていたかもな…。

「大丈夫？」

「う､うん…。少しびっくりしただけだから。」

「ならいいけど。」

「ちゃんとつぎはきちんと考えないとだな。」

「そうだな。」

ドラゴンが落下した場所から首が九つとなって起き上がる。

《グルルァァ───》

「はぁ──ドラゴンも強いだろうけどこんな風に再生能力が強いのはめんどくさいよな。」

「だな。」

ヒュドラは首の一つはさっきの炎獄断罪で切り落とされそして焼けたことにより再生ができていない。

「相性はいいから大丈夫だろうけど相手はドラゴンの一種！気をつけてよ!?」

「「ああ!!」」