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一人から二人へ
*ギリギリ_3
しおりを挟む一気に奥まで入れた後は、ゆっくり全部抜き出してみる。動作として見れば、至極簡単だ。……そんな簡単な動作のはずなのに、手と指を動かすには勇気がいる。
――ズッ――ズ――ズズッ――。
「く、う……っ……ん……あ、あぁ……っ……」
少しずつ、奥まで圧迫していたバイブが抜けていく。ピッタリと吸い付いているソレが引き出されていく度に、盛り上がった肉と皮が引っ張られて、入口が捲れていった。
――ズ――ズ――ズチュ――。
「あああ……ぅ……ぅ……」
半分ほどバイブが体外に出ると、圧迫感は緩和され、吸い付くような感覚も無くなっていった。先端に向かい多少なりとも細くなったことで、余裕が出来たのだろう。
見ている人には、バイブを抜くことにこんなに時間をかけるのか、と思われるかもしれない。だが、しえるは『それで良い』と思っていた。そもそも、素人のこんなバイブを使った自慰の姿を、じっくり見ること自体が物珍しいはずなのだから。
――チッチッ――クププ――。
「ふぅ、う……あ……はぁ、ぬ、抜けました、ぁ……」
しえるは抜き終わったバイブを一度ピクニックシートの上に置くと、今までソレが入っていた自分の秘部を指で広げ、カメラに向かってナカが見えるように映した。その前に、バイブはローションを垂らしたまま横たえている。
「え、へへ……。このおっきぃのが、今までしえるの中に入ってて……。すごい、でしょ?」
指先は愛液とローションにまみれ、秘部から流れ出る液体が、お尻の方まで皮膚を伝っていく。
「んー……もう一回、入れます、ね」
痛くなかった。
ドキドキした。
思っていたよりもすんなり抜けた。
苦しくない。
怖くない。
“……できる、じゃん……”
一度できた経験。これがあれば、もう悩むことはなかった。ただ、カメラを前にして、楽しめば良いだけなのだから。
「――う――ぐ――」
自重で奥まで入れた時より、バイブを持つ手に抵抗感を感じた。それもそうだ。あの時は、力を抜けば勝手に身体が落ちていってくれたが、今回は自分の手で入れなければならない。一度入れてその瞬間多少広がったとはいえ、慣らしていない分ローションを使っていてもすんなり奥には進まない気がした。
「んんんっ……」
だが、その心配はすぐに解消された。恥骨の辺りを抜けて、ぐっと力を入れ続けると、ズルズルと吸い込まれるように入っていったのだ。入口の骨を越えれば、あとはどれだけ濡れているかと、気持ちの準備にかかっている。それなら、今のしえるには難しくない。
「うう……ナカは、慣れてきたかも……? だんだん、気持ち良くなって……ん……っ……」
“ぐ……う、うぅ……っ……! ……あ。……ココ……だ……”
大きさと太さもあってか、自分では早く動かしているつもりでも、そう上手くはいかなかった。しかし、向きを変える、角度を変える、リズムを変える。早さを変える、力の入れ方を変える……。と、色々と短い時間で試行錯誤していくことで『擦って、もしくは当たって一番気持ちの良い場所』を、早々に見つけ出していた。
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