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一人から二人へ
*ギリギリ_4
しおりを挟む「こっ、ここの……上の、トコ……。グッて押しながら擦ると……あぁっ……。き、気持ち良い、んですよぉ……んっ……」
“これ……もうちょっとグリグリしたら、イッちゃいそう……!”
折角身体も開発できる機会なのだから、気持ち良いところを探さなければもったいないじゃないか。元々、性欲だって少ないわけじゃない。興味だって人並みに、いや、人一倍あるのだ。初めにえっちな動画を自分で撮って投稿しようと決めた時に、我ながら恥ずかしいとは思うがそれを再確認した。だから、気持ち良くならないのは間違いなくもったいない。
“ナカって、あんまり気持ち良くなりにくいのかと思ってたけど。ちゃんと探したら、そんなことないじゃん”
気持ち良い部分が増えれば、それだけ自慰をするのも動画を撮るのも楽しくなる。楽しいは続けていくのに間違いなく大事な要素だ。人によるだろうし、体質によっても違うだろう。自分だから見つかったのかもしれないし、パートナーと一緒に探せるのかは分からない。色んなものが重なってラッキーだった可能性も大いにある。
「あ、う……ん……っ……んん……ん……」
“……今は、とにかく気持ち良くなれたらいいや……”
見つけた気持ちの良い場所を、バイブの凸部分で擦っていく。
「んぁぁ……っ……んぅぅ……」
直接脳みそを弄られたように、頭の真ん中がカッと熱くなる。ゾワゾワと下腹部から迫り上がってくる気持ち良さは、何度味わっても慣れないものだった。
「あ……あぁっ……んっんっ、んん……っ」
このまま強く擦り続ければ、あっという間にイッてしまうだろう。――知らない人が自分のこんは動画を見ている――なんて考えたら、そこに至るまでも早いのは仕方ない。
「あっ……あ、だ、ダメ……。イ……ッちゃう、から、ぁ……」
誰に懇願するわけでもない。ここには自分しかいないのだから。つい、口を突いて出てしまう言葉に、やはり誰かいた方が良いのか、と、そう考えてしまう。誰か、誰か――。
“――あ――。……べるの、さん……”
「あっ、っ……んっ……んぅ……う、ぅ……っ」
そんなことを考えても、カメラを潤んだ瞳で見つめてみても、気持ち良いと喘いでみても、誰もこの場には来ない。
「ふぅ、あ……あぁぁ……」
“も、う……限界、かな……”
身体はどんどん敏感になっていく。イクことを何度も、長い間止めることは難しい。
「イ、イッ……イキ、ますね……?」
首を傾げて、バイブを抜き差ししながらカメラを見た。今回はあまりその後ろの鏡も確認できなかったが、概ね問題は無いだろう。
大きく位置をずれてもいないし、ブレるほど激しく動いてもいない。
“んああ……気持ちいなぁ……”
余韻に浸るには早いが、イクまでのジワジワと込み上げて頭を埋め尽くす気持ち良さは、筆舌しがたい。もしかしたら、イクよりも気持ち良いかもしれない。ずっと続いてくれたらいいのに。――そう思ってしまう。
「う――あっ――! あぁぁぁぁ――っ――!」
ガクガクと膝を鳴らしながら、手を止めることなくしえるは絶頂した。
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