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一人から二人へ
*ギリギリ_5
しおりを挟む「あ、ああ――はぁ、はぁ」
勝手に音が漏れていく口も、開いたまま震えている。仰け反った背中を元に戻して、それでもまだ落ち着かない呼吸と共に、今度は背中を丸めた。ブルブルっと身震いを一つして、ピクピクと足の指を動かしている。
「はぁ、はぁ……っ。あっ……き、気持ち、良かった……」
カーディガンを着ておいて良かったかもしれない。イッたばかりの身体は、奥の方は熱く感じるのに、表面にはうっすらと汗をかき、少しばかり冷えていた。
「あ……まだ、こっちのバイブ、使ってなくて。これも、使いたいなあって、思うんですけど……」
しえるが指をさしたのは、バイブ自身に付属されているクリ用バイブだった。同じくシリコン素材でできており、本体に比べると小さくて細い。この部分が当たっていたいかと思っていたが、上手く本体だけに集中し、必要以上に当たることなくできたと思えたのは、その柔らかさから痛みが感じられなかったからかもしれない。
「これも、ブルブルするんですよ? こっちのスイッチを入れて……」
――――ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
「これっ! ほらっ!」
小さな音ではあるが、しっかり独特のモーター音が聞こえる。しえるはテンションを上げてその部分が全部見えるようにカメラへと映し出した。
――――ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
「あー。なんだか優しい感じて気持ち良い。でも、これも根元の方は結構強めなのかな? それに、振動が凄く細かくて、ちょっとくすぐったいかも……」
指先でクリ用バイブに触れる。大きさの割にしっかりとした振動が、しえるの指へと伝わってくる。
「入れた状態で、こっちはクリに……」
少し乾いたローションをつぎ足し、しえるはもう一度バイブを中へと入れた。
「んっ……あっ……あ、ん……」
何度か出し入れした後、クリ用バイブがちょうど良く自分のクリトリスに当たる位置を探し、その位置で手を固定した。
「じゃ、じゃあっ! 両方動かしちゃうから!」
しえるは大きく深呼吸すると、バイブ本体のスイッチを入れた。
――――ヴッヴッヴッヴッ。
「んんっ……! あっあっ……つ、次、ぃ……」
もう一つ、クリ用バイブのスイッチも入れる。
――――ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ。
「んぁぁぁぁぁぁ――!」
内側は擦れ膀胱までも振動が伝わってくる。クリトリスはしっかりとその位置を捉えられていたようで、くすぐったくもじれったい刺激が伝わってきた。二つの音が重なり、膣とクリトリスが同時に責められているのが良くわかる。
「はっはっ、あっ、あっ――」
指でグググとバイブ本体を奥へと入れ、先ほど一番気持ちが良くイッてしまったポイントを探した。
「んっ、く、ぅ……っ」
“さっきの……より、良いかも……っ……”
ぐりぐりと押し付け、引いては向きや角度を変える。先ほどよりも簡単な見つかった場所へと、小刻みにバイブを動かして何度も当てた。
「ふっ、うっ……あっ……あぁ……! んんん――!」
“あっ――やだ――”
それは、想定よりも遥かに気持ちが良いものだった。
「んっ――はっ、あ――っ――あぁ――!!」
振動に挟まれて、膣がキュッと締まった。
「んぅぅぅぅ――!」
指とは違う、無機質で冷たいバイブが、熱を持って外に出る。バイブ音とは異なる、ヌプヌプと音を鳴らしながら出てきたソレは、遠慮なくしえるの体力を削っていった。
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