【R18】童話の世界に異世界転移〜○○○なコトしてくれなきゃ帰れません!〜

玄野クロ(星屑灯)

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アカズキン(狼×女主/狩人×女主/ヘタレ/擬人化/ロリ)

*その身で抗う

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 「な……に、これ……」
「おやおや? この間も見ただろう? 僕の愛の証。その時は、『お母さん、お母さん』って、泣いて叫んでたっけなぁ。――あぁ。あれは良かったよ」

"なんなの!? 本当に頭おかしい……!"

 ジョンの視線は定まらず、その時のことを詳細に思い出しているのか、悦に入った笑みを浮かべていた。

"もうやだ気持ち悪い……!"

「この間の、続きをしようか。邪魔が入ってしまったしねぇ」
「……たっ! ひぅっ……! やめて!!」

 ノエルの服へと手を掛けるジョンを、ノエルは思い切り叩いた。
 しかし、子どもと大人、女と男の差で、いとも容易く止められてしまう。

「元気が良いねぇ。まだ子どもだもんね? でも、良過ぎるかな? 大人しくしてね?」
「やだっ! 離して! 変態!」
「失敬だなぁ。僕はただ、君のことが好きなだけだよ?」
「やめてって言ってるでしょ!?」
「そっか、ごめんね? 子どもって言ったことに怒っているのかな?」
「そうじゃあないわよ!」
「大丈夫。直ぐ大人になれるからね?」

 全く意に返さない。

 ノエルの気持ちがよく分かる。こんな男のいる家になんか、絶対に一人では行きたくない。ジョンの一方的な話を聞く限り、あったという痣もこの時出来たのだろう。
 ノエルの母親が今回行かせたということは、恐らくこの話を知らなかった。
 ――そりゃそうだ。こんな話を聞いたら、心配なんてレベルじゃない。間違いなく行かせないだろう。しかも、その相手が自分の姉の旦那だなんて。

"女の子を狩る、で狩人? ──ふざけんじゃないわよ──!!"

 証拠がなければ、まだ幼い自分の話のみが証拠。もし、信じて貰えなかったら。
 葛藤し続けた少女の心の痛みが、ノイには痛いほどわかった。

「どうしたの? 急に大人しくなったね。まぁ、そっちの方が楽で良いかな。ちょっと興が削がれる気もするけど。――今日はそれでもね」

 床で動けなくなっているノエルに、ジョンが言い捨てる。

「時間が勿体無いから、そのまま大人しくしててね?」

 ノエルの太ももを撫でた。

「うっ……」

 怖い。気持ち悪い。絶え間ない嫌悪感で身体が竦む。
 しかし、こんな嫌な体験でこの物語を終わらせたくないし、このノエルの為にも、どうにかしてあげたい。
 ――例えそれが、現実ではなく、物語の中であっても。

 これは異世界。
 きっと、世界は広がっている。

 ニヤニヤと笑いながら、ジョンはノエルの下着に手を滑り込ませ、秘部を触った。

「!」
「……ふふ、はっはっ。ここはもう大人みたいだね」

 爪の伸びた指を秘部に押し込んでいく。そのまま乱暴に動かした。

「いたっ……」
「痛い? こんなに濡れているのに?」

 グリグリと指を動かす。身体を捩り、何とかジョンの手から逃れようとするも、簡単に抱きすくめられてしまった。指は止まらず、その度に裂かれるような痛みが走った。

「ぐっ……」
「素直になれば良いのに」
「……素直?」

 ノイは低い声で言う。

「……知ってた? 女は痛くても濡れるのよ。自己防衛でね!」

 ガブッ──。

「……いたっ!!」

 ノイはジョンの腕に噛みつく。怯んだ隙に、下半身を蹴り上げた。

「そんな妄想はAVや二次元の中だけ! 現実見なさいよオッサン!」

 蹲るジョンを尻目に、窓を開けて叫んだ。

「助けて──! ライガ──!!」

 出来る限り、大声で。

「聞こえてるよ、ノエル!」

 窓の外から、大きな影が迫る。それは部屋の中へと飛び込んできた。

 狼の姿の、ライガ。

「げっ、なんだこの部屋!」

 ──ガチャリ。

「ノエルちゃん!? だいじょう……ひっ!」

 まさか。エミリーも部屋に入ってきた。

「あ、なた? なに……この部屋……」
「いや、その、これは……」

 沢山のノエルの写真。ノエルのはだけた服に、叫び声。股間を抑えるジョン。何も言い訳は出来ない。

「……私の大事な妹の娘に、何をしようとしていたのかしら?」
「ち、違うんだエミリー。これは……」
「何が違うのか、ゆっくり聞かせていただきましょうか?」

 鬼のような形相で迫るエミリーは、同時に覚悟を決めたような顔もしていた。
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