道楽草

十三岡繁

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量子チップの量産

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 技術や産業の発達には区切りというものがあると思います。大昔の農業の誕生とかの場合は、いついつからという年代の特定は難しいでしょう。しかしながら、第一次産業革命以降は、結構この年って感じで特定できてます。

 蒸気機関の発明、電気モータの発明、ICチップの発明なんかが当てはまるでしょうね(ここはトランジスタかも)。では次のそれら並の革命はいつ起こるのか? 多くの人はそれはAIによるものだろうと予測していますが、であれば2025がそうだと言ってもいいくらいの進歩が、今年はあったんじゃないでしょうか?
 多分年内に、特化された分野では人類最高峰の頭脳を超えるところまで来るでしょう。汎用性という点では(AGIというやつですね)来年か再来年になると思いますが、そのベースは2025に完成したといっていいような気がします。実際にそう言う人も結構います。

 なのに今更なんでそんな事を書いたかというと、今年も残り三か月になって、とんでもないニュースを知ったからです。量子コンピュータ技術は日進月歩ですが、その基本であるチップはかなり特殊な存在でした。ものすごい設備の研究室で、苦心に苦心を重ねてやっと作れる代物でした。それがどうもここにきて、現在のシリコンベースの製造ラインでも、なんとか行けそうだという研究成果が出てきました。
 これは画期的だと思います。ここから先、量子コンピュータ技術はいよいよ実用領段階に入ってきそうな気がします。現在はまだAI技術との親和性はないですが、それはチップ数の不足によるところが大きかったと思います。いくらフォアグラがおいしくて素晴らしい食材であっても、今の生産量だと人類全体の最高の食材にはなり得ないのと一緒です。
 量子コンピューターは特定の計算については、とんでもなく早く結果を出せるかもしれませんが、AIの汎用性とは別問題です。だから当面は機能を分けて、ハイブリッド的な活用しかできないだろうと言われてきました。
 しかしながらここにきて、既存の量産技術との親和性が明らかになりました。ここからはシャレにならないくらいの発展速度が期待できます。

 従来だとAI技術と量子コンピューター技術の融和は2040年あたりと予想されていましたが、下手するとあと5年もあったら、かなりの事になるんじゃないでしょうか? そのベースが2025年に揃ったような気がしています。
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