道楽草

十三岡繁

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畳二枚

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 小説家が主人公のかなりマイナーな映画を見ました。主人公は小説家とは言ってもそんなに売れていなくて、日々食べていくのがやっとの状況です。古くて小さなアパートの一室で生活しています。本に囲まれて執筆スペースは畳二枚分あるかどうかです。
 
 でもそこには宇宙があると思いました。時間も空間も超えて目の前の原稿用紙に文章を書き連ねていきます。世界はそこを中心に無限に広がっています。
 相対性理論によれば光速を超えての情報伝達は不可能です。量子力学でいうとそのあたりはちょっと微妙になりますが、原因→結果の方向性がある限り、感覚的に理解できる範囲として、相対性理論の方が有利でしょう(原因↔結果となってくるとまた別です)。

 しかし光速を超えて情報は伝達できなくても想像はできます。思いを巡らせることはできます。真実かどうかは別として、想いはとっくの昔に光速を超えていました。100光年彼方の今現在の出来事を観測するのは100年後になります。でも、こうなってるんじゃないか?という想像は数秒でできます。

 フランスのSF作家のジュール・ヴェルヌの残した有名な言葉に
「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」というのがあります。
これは技術的な部分に対しての想いだと思いますが、「人間が望むことは、人間が必ず実現出来る」という風にも読み取れます。世界の本質は案外そんな感じかもしれないなと思います。

 量子力学によれば、観測という行為が現実の現象に大きな影響を与えるという事です。観測するというのは言い方を変えると、意識に上げるということですね。

 観測の範疇に無くて想像もできないことは、宇宙の中に存在していてもいなくても、こちら側の存在には全く干渉し得ない存在なような気がします。つまりはあってもなくてもどっちでもいいってことですね。

 ↑などという文を酒に酔っている時に書いたみたいで、後で読み返してギョッとしました。一体何が書きたかったんでしょうね?これこそ書いても書かなくても、どっちでもいい文章だと思った次第です^^;
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