道楽草

十三岡繁

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縄文人

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 DNAの解析技術が進めば、人類学では色々な事が分かってくる。最近の研究で面白いなと思ったのは、縄文人の特異性だ。他のアジアの存在と近縁かと思えば、アフリカを出発点とする人類の分岐の歴史で、かなり早い時代に分かれたらしい。アジアではオーストラリアのアボリジニ達の次位で、中国人とは近くないらしい。

 縄文人は日本列島に1万600年前からいる原住民族だ。ここに大陸から来た人たちのDNAが混ざり合って、現在の日本人になったわけだが、縄文人のDNAは現行の日本人には12%しか残っていないらしい。意外と少ない。残りは大陸由来だろうから、このあたりで中国人や東アジアの人々の遺伝子と混ざったのだろう。縄文人の割合がアイヌ人になると50%を超えるんだそうだ。そうしてアイヌ人の次に遺伝子的に近いのは、なんと沖縄の方々だそうで20%くらいらしい。

 沖縄や北海道を除く地方でも、遺伝的に近いかどうかのばらつきがある。出雲地方の人々は他地域よりも近縁らしい。日本の中でも朝鮮半島や大陸にかなり近い地域であるにも関わらずだ。八百万の神々が集まる出雲神社の存在を考えると、何かうすら寒くすら感じてしまう。因みに東北地方の人々も出雲の人と近縁だという結果があるらしいが、こちらはアイヌの人たちが本土では最後まで住んでいたからでは無いだろうか?

 日本には中国から文字が伝わってくるその前に使われていた文字があるという説がある。所謂神代文字だ。中でも特殊だなと思うのが、カタカムナ文字と言われるもので、未だにその真偽は定かではない。もし縄文時代の人々の世界観や思想がどこかに残されているのなら、一度読んでみたいものである。
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