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今オレは、オレたちは、何を見せられているんだろう。
「あ、こちらでよろしいですか?」
「ああ」
「ミルクいれます?」
「いらねぇ」
「お砂糖は」
「いらねぇ」
第三王子が甲斐甲斐しくナツの世話をしているように見えるんだが。
「ああ、そうだ、リュカ、婚」
「リュ・カ?」
ナツの、目が笑っていない笑顔に、第三王子はブワリと体を膨らませた。
「っと、失礼いたしました、ローゼイン嬢。それで、婚約白紙の話ですが、陛下から了承をいただきましたので、後日、ローゼイン家へ伺います。そこで白紙に戻しましょう」
入学から一週間。
生徒会室で誰よりも偉そうにしているヒロインがいる。王族が執事のようにヒロインに仕えている。第三王子も攻略対象なんだけど、攻略の仕方が明らかにおかしいよね。確かにヒロインを見つめる目に熱があるよ。でもこれ、恋愛のれの字もないよね。明らかに女王様と下僕、いや、奴隷だよね。お仕置きを待ってる感じが否めないんだけど。何したの、ナツ様。
「いえ、殿下、それには及びません。ローゼイン家が王城へ伺いますわ」
ハルがキョトキョトしながらなんとか言葉を紡ぐ。王家を呼びつけるなんてとんでもない。そう思っての返答だったようだけど、ヤバい言葉を王子が言った。
「いえ、私は直に王族から出る身。一代限りの公爵の身となりますので、そのようなお気遣いは無用です」
ナツさーん?!ホントに何したの?!
ハルもフユもその発言に挙動不審になっている。ナツをチラチラ見るのだが、ナツはいい笑顔で気にするなと言う。気になることしかないんですけど。とりあえず臣籍降下することは卒業後に発表するからご内密に、と言われた。さらりと国家機密級の発言をするな。まあ、オレの嫁と切れたのはいいけど。でも謎の縁は残ったな。主にナツと。
「ご主人様、こちら王都で評判の焼き菓子です。お気に召せばよろしいのですが」
おい、王子、呼び方どうした。
「ん」
順応してるナツ様、似合ってます。少し囓って顔を顰める。ナツ、甘いもの苦手だもんね。わかっててなんで食べたか知ってるよ。
「フユ、口開けろ」
隣に座るフユに、食べかけを食べさせる。毒味、だよね。どの食べ物に何をされているかわからないから、すべて自分が口にしたものを渡す。ナツの囓ったクッキーを、顔を赤らめながらもぎゅもぎゅ食べるフユが可愛い。
「アキ、ちょっとこっち来い」
ナツの斜め前で、私を信用していないご主人様、尊い!と息を荒くしている王子はあえて無視する。
「ハル、ちょっとアキにベロチュー紛いのことするけど赦せよ」
ベロチュー?
「アキ、舌出せ」
べー、と舌を出すナツを真似て、オレもべー、と出す。するとナツがそのまま近付いてきて、オレの舌とナツの舌が触れた。
「!!」
オレは口を押さえて床に転がる。別にナツとベロチュー紛いをして驚いたからではない。痛い!ものすごく痛い!痛すぎて声を出せなくて床に転げ回っている状態だ。
「うええええ?!アキちゃん、アキちゃあん!」
ハルが慌てて駆け寄ってくれる。さすがオレの嫁。でも痛い!何したの、ナツ?!少しすると、さっきまでの痛みがさっぱりなくなった。訳がわからず頭にめっちゃハテナを飛ばして悲劇のヒロインみたいな座り方をしていると、ハルが涙と鼻水を拭いてくれた。女神。
「俺の毒やら薬やらの情報をアキの舌に味覚として覚えさせた。一遍に流したから痛覚になったんだろうな」
ニヤリと口の端を上げるナツ。ワザとだね。王子がオレを睨んでいる。やめろ、嫉妬。
「これでアキがハルを守ってやれよ。俺の食べかけ渡すわけにいかねぇからな」
囓らずに割ってくれればいいのでは、と思ったが、単純にこの毒味を伝授したかったのだろう。
「うう、あ、ありがとう。でももう少しお手柔らかにお願いします」
「貴様、ご主人様からのご褒美に対して文句を言うとは」
「話に入ってくるんじゃねぇ。誰が許可した」
「はい!出過ぎた真似をいたしました!申し訳」
「黙ってろ」
「はい!」
王子が喜びに溢れた顔をしてナツの後ろに控えた。かまってもらえてよかったね。
「でもさ、なっちゃんだったらわざわざ食べなくても、なんか鑑定とかの魔法で毒とかパパーッと見破れそうなんだけど」
ハルの言葉は尤もだ。オレもそれは思う。
「あー、そうだな」
ナツは少し考える素振りを見せると、一枚クッキーを手にした。
「鑑定なんて便利な魔法はないけど、単純に何が入っているか見分けることは確かに出来る」
パキ、とクッキーを割ると、僅かに甘い香りが強くなる。
「嗅覚を使って」
ただ、何がどんな匂いを持つのか、など膨大な知識が必要となるわりに、使い勝手が悪い。まず周囲の匂いが混ざらないように、対象物と自分の周りの空気を遮断しなければならない。そして嗅覚を犬並に上げてやる。周りの空気を遮断しているから酸素がなくなる前に素早く正しい結果を導かなくてはならない、ということらしい。風と水と雷の属性が必須とのこと。
「ほかには毒に反応する魔法だが」
光と土の魔法を使ってあらゆる毒の情報を詰め込み、それにヒットすれば赤くなる、というもの。
「ほら」
クッキーはぼんやり赤く光る。
「ええ?どうして?」
ハルが困惑する。オレはピンときた。
「はちみつ?」
オレの言葉にナツは笑った。
「何を毒とするかが難しいんだ。大人には何でもないものでも子どもでは命を落とすこともある。さらに毒と薬は表裏一体。成分の配合でどちらにも転ぶ」
だから味覚が一番確実なのだと言った。
「即効性のものばかりじゃない。遅効性のものだってもちろんある。だから知識が必要なんだ。あらゆる可能性を考えられるように」
ナツは笑った。この世界に生まれて、何があっても大丈夫なように、ずっと知識を身につけてきた。それを惜しげもなく分け与える。ああ、ホントに敵わないなあ。情けなくて眉を下げていると、ナツはまた頭をワシワシして、顔を近付けてそっと耳元で囁く。オレの顔、絶対赤くなってる。もう、オレ、落ち込んでるんだよ?
「ちゃんと二人きりの時にやるんだぞ」
ニヤリとナツが笑った。
もちろんハルにも伝授してくれよ?舌同士が触れ合わないと出来ないからな。ゆっくりやれば痛みはない。ゆ~っくり、時間をかけてやれよ?
そう囁いたナツ。
邪魔されずに二人きりになれる空間を提供しよう。
そう言ってナツとフユとヘンタイは生徒会室から出て行った。終わったら教室に来るようにと伝言を置いて。
毒に関することだ。確かに少しでも早い方がいい。今まで無事だからって、これからもそれが保証されているわけじゃない。リスクは少しでも回避したい。
「ねぇねぇ、なっちゃんに何言われたの?」
無邪気な嫁可愛い。でもちょっと待って。心の準備が。そりゃあ今更って感じはあるけど、今世では初めてだからね。雰囲気も大事にしたいんだよ。乙女ならぬ男心ってヤツです。
「うん、あの、ね。さっきナツが毒のこと伝授してくれたでしょ」
「うん、めっちゃ痛がってたよね。ハッ!まさかあたしにも?!」
青くなって口を押さえる嫁尊い。大正解。だけどね。
「まあ、そう、なんだけど」
「痛いのイヤだからいいです」
涙目でサムズアップする嫁監禁したい。
「や、アレ、一瞬でどうこうしようとしたからだって。ゆっくりやればまったく痛くない、らしいん、だけど」
「ホントかなぁ」
嫁、痛みに気を取られ過ぎだ。アレをゆっくりやるんだよ?わかる?もちろんオレは嬉しいに決まってますよ。ただ、さっきも考えた通り、今世では初めてなの!雰囲気大事にしたいの!だから。
「ハル」
サラリと絹糸のような髪を耳にかけてあげる。両手でそっとハルの顔を上向かせると、キョトンとした目が向けられた。そのままゆっくり頬を撫でると、ぶわりとハルの顔が赤く染まる。
使命感からのものじゃイヤなんだよ。
「ハル」
恋い焦がれた存在との再会。奇跡のようなこの出会い。
「また、オレと一緒に生きて」
熱の籠もった目で見つめる。
「愛してる、ハル」
静かに唇が重なる。
ゆっくりハルの腕が背中に回された。歓喜に心が震える。
何度か繰り返して、吐息混じりに言葉を紡ぐ。
「ハル、少しクチあけて」
ますますハルは顔を赤くするが、おずおずと口を開けてくれた。そこから舌を滑り込ませると、ハルの体がビクリと揺れた。ああ、本当に可愛くて可愛くてどうしようもない。思う存分ハルを堪能した。
ようやく唇が離れると、ハルはくったりと力が抜けてオレに寄りかかってくる。マジ天使。そのまま抱き上げてソファに座る。横抱きに膝の上に乗せたまま優しく頬を撫でる。
「じゃあハル、ナツから伝授されたものをハルにも渡すね」
「えっ、さっき渡してくれたんじゃないのっ?」
初めては使命抜きに決まってるでしょ。
*4につづく*
伝授するための魔法は水と雷の魔法で出来ます。
水と風でも出来ますが、風より雷の方がやりやすいです。
作者イメージの余談でした。
「あ、こちらでよろしいですか?」
「ああ」
「ミルクいれます?」
「いらねぇ」
「お砂糖は」
「いらねぇ」
第三王子が甲斐甲斐しくナツの世話をしているように見えるんだが。
「ああ、そうだ、リュカ、婚」
「リュ・カ?」
ナツの、目が笑っていない笑顔に、第三王子はブワリと体を膨らませた。
「っと、失礼いたしました、ローゼイン嬢。それで、婚約白紙の話ですが、陛下から了承をいただきましたので、後日、ローゼイン家へ伺います。そこで白紙に戻しましょう」
入学から一週間。
生徒会室で誰よりも偉そうにしているヒロインがいる。王族が執事のようにヒロインに仕えている。第三王子も攻略対象なんだけど、攻略の仕方が明らかにおかしいよね。確かにヒロインを見つめる目に熱があるよ。でもこれ、恋愛のれの字もないよね。明らかに女王様と下僕、いや、奴隷だよね。お仕置きを待ってる感じが否めないんだけど。何したの、ナツ様。
「いえ、殿下、それには及びません。ローゼイン家が王城へ伺いますわ」
ハルがキョトキョトしながらなんとか言葉を紡ぐ。王家を呼びつけるなんてとんでもない。そう思っての返答だったようだけど、ヤバい言葉を王子が言った。
「いえ、私は直に王族から出る身。一代限りの公爵の身となりますので、そのようなお気遣いは無用です」
ナツさーん?!ホントに何したの?!
ハルもフユもその発言に挙動不審になっている。ナツをチラチラ見るのだが、ナツはいい笑顔で気にするなと言う。気になることしかないんですけど。とりあえず臣籍降下することは卒業後に発表するからご内密に、と言われた。さらりと国家機密級の発言をするな。まあ、オレの嫁と切れたのはいいけど。でも謎の縁は残ったな。主にナツと。
「ご主人様、こちら王都で評判の焼き菓子です。お気に召せばよろしいのですが」
おい、王子、呼び方どうした。
「ん」
順応してるナツ様、似合ってます。少し囓って顔を顰める。ナツ、甘いもの苦手だもんね。わかっててなんで食べたか知ってるよ。
「フユ、口開けろ」
隣に座るフユに、食べかけを食べさせる。毒味、だよね。どの食べ物に何をされているかわからないから、すべて自分が口にしたものを渡す。ナツの囓ったクッキーを、顔を赤らめながらもぎゅもぎゅ食べるフユが可愛い。
「アキ、ちょっとこっち来い」
ナツの斜め前で、私を信用していないご主人様、尊い!と息を荒くしている王子はあえて無視する。
「ハル、ちょっとアキにベロチュー紛いのことするけど赦せよ」
ベロチュー?
「アキ、舌出せ」
べー、と舌を出すナツを真似て、オレもべー、と出す。するとナツがそのまま近付いてきて、オレの舌とナツの舌が触れた。
「!!」
オレは口を押さえて床に転がる。別にナツとベロチュー紛いをして驚いたからではない。痛い!ものすごく痛い!痛すぎて声を出せなくて床に転げ回っている状態だ。
「うええええ?!アキちゃん、アキちゃあん!」
ハルが慌てて駆け寄ってくれる。さすがオレの嫁。でも痛い!何したの、ナツ?!少しすると、さっきまでの痛みがさっぱりなくなった。訳がわからず頭にめっちゃハテナを飛ばして悲劇のヒロインみたいな座り方をしていると、ハルが涙と鼻水を拭いてくれた。女神。
「俺の毒やら薬やらの情報をアキの舌に味覚として覚えさせた。一遍に流したから痛覚になったんだろうな」
ニヤリと口の端を上げるナツ。ワザとだね。王子がオレを睨んでいる。やめろ、嫉妬。
「これでアキがハルを守ってやれよ。俺の食べかけ渡すわけにいかねぇからな」
囓らずに割ってくれればいいのでは、と思ったが、単純にこの毒味を伝授したかったのだろう。
「うう、あ、ありがとう。でももう少しお手柔らかにお願いします」
「貴様、ご主人様からのご褒美に対して文句を言うとは」
「話に入ってくるんじゃねぇ。誰が許可した」
「はい!出過ぎた真似をいたしました!申し訳」
「黙ってろ」
「はい!」
王子が喜びに溢れた顔をしてナツの後ろに控えた。かまってもらえてよかったね。
「でもさ、なっちゃんだったらわざわざ食べなくても、なんか鑑定とかの魔法で毒とかパパーッと見破れそうなんだけど」
ハルの言葉は尤もだ。オレもそれは思う。
「あー、そうだな」
ナツは少し考える素振りを見せると、一枚クッキーを手にした。
「鑑定なんて便利な魔法はないけど、単純に何が入っているか見分けることは確かに出来る」
パキ、とクッキーを割ると、僅かに甘い香りが強くなる。
「嗅覚を使って」
ただ、何がどんな匂いを持つのか、など膨大な知識が必要となるわりに、使い勝手が悪い。まず周囲の匂いが混ざらないように、対象物と自分の周りの空気を遮断しなければならない。そして嗅覚を犬並に上げてやる。周りの空気を遮断しているから酸素がなくなる前に素早く正しい結果を導かなくてはならない、ということらしい。風と水と雷の属性が必須とのこと。
「ほかには毒に反応する魔法だが」
光と土の魔法を使ってあらゆる毒の情報を詰め込み、それにヒットすれば赤くなる、というもの。
「ほら」
クッキーはぼんやり赤く光る。
「ええ?どうして?」
ハルが困惑する。オレはピンときた。
「はちみつ?」
オレの言葉にナツは笑った。
「何を毒とするかが難しいんだ。大人には何でもないものでも子どもでは命を落とすこともある。さらに毒と薬は表裏一体。成分の配合でどちらにも転ぶ」
だから味覚が一番確実なのだと言った。
「即効性のものばかりじゃない。遅効性のものだってもちろんある。だから知識が必要なんだ。あらゆる可能性を考えられるように」
ナツは笑った。この世界に生まれて、何があっても大丈夫なように、ずっと知識を身につけてきた。それを惜しげもなく分け与える。ああ、ホントに敵わないなあ。情けなくて眉を下げていると、ナツはまた頭をワシワシして、顔を近付けてそっと耳元で囁く。オレの顔、絶対赤くなってる。もう、オレ、落ち込んでるんだよ?
「ちゃんと二人きりの時にやるんだぞ」
ニヤリとナツが笑った。
もちろんハルにも伝授してくれよ?舌同士が触れ合わないと出来ないからな。ゆっくりやれば痛みはない。ゆ~っくり、時間をかけてやれよ?
そう囁いたナツ。
邪魔されずに二人きりになれる空間を提供しよう。
そう言ってナツとフユとヘンタイは生徒会室から出て行った。終わったら教室に来るようにと伝言を置いて。
毒に関することだ。確かに少しでも早い方がいい。今まで無事だからって、これからもそれが保証されているわけじゃない。リスクは少しでも回避したい。
「ねぇねぇ、なっちゃんに何言われたの?」
無邪気な嫁可愛い。でもちょっと待って。心の準備が。そりゃあ今更って感じはあるけど、今世では初めてだからね。雰囲気も大事にしたいんだよ。乙女ならぬ男心ってヤツです。
「うん、あの、ね。さっきナツが毒のこと伝授してくれたでしょ」
「うん、めっちゃ痛がってたよね。ハッ!まさかあたしにも?!」
青くなって口を押さえる嫁尊い。大正解。だけどね。
「まあ、そう、なんだけど」
「痛いのイヤだからいいです」
涙目でサムズアップする嫁監禁したい。
「や、アレ、一瞬でどうこうしようとしたからだって。ゆっくりやればまったく痛くない、らしいん、だけど」
「ホントかなぁ」
嫁、痛みに気を取られ過ぎだ。アレをゆっくりやるんだよ?わかる?もちろんオレは嬉しいに決まってますよ。ただ、さっきも考えた通り、今世では初めてなの!雰囲気大事にしたいの!だから。
「ハル」
サラリと絹糸のような髪を耳にかけてあげる。両手でそっとハルの顔を上向かせると、キョトンとした目が向けられた。そのままゆっくり頬を撫でると、ぶわりとハルの顔が赤く染まる。
使命感からのものじゃイヤなんだよ。
「ハル」
恋い焦がれた存在との再会。奇跡のようなこの出会い。
「また、オレと一緒に生きて」
熱の籠もった目で見つめる。
「愛してる、ハル」
静かに唇が重なる。
ゆっくりハルの腕が背中に回された。歓喜に心が震える。
何度か繰り返して、吐息混じりに言葉を紡ぐ。
「ハル、少しクチあけて」
ますますハルは顔を赤くするが、おずおずと口を開けてくれた。そこから舌を滑り込ませると、ハルの体がビクリと揺れた。ああ、本当に可愛くて可愛くてどうしようもない。思う存分ハルを堪能した。
ようやく唇が離れると、ハルはくったりと力が抜けてオレに寄りかかってくる。マジ天使。そのまま抱き上げてソファに座る。横抱きに膝の上に乗せたまま優しく頬を撫でる。
「じゃあハル、ナツから伝授されたものをハルにも渡すね」
「えっ、さっき渡してくれたんじゃないのっ?」
初めては使命抜きに決まってるでしょ。
*4につづく*
伝授するための魔法は水と雷の魔法で出来ます。
水と風でも出来ますが、風より雷の方がやりやすいです。
作者イメージの余談でした。
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