45 / 83
45 ゲルダ、胸が痛いよ
しおりを挟む
数えきれないくらい人を「沼」に沈めているくせに、私はゲルダの「初殺人」を見てドキドキしている。
ゲルダの闇色に染まった目を見て、頬が紅潮しているのが自分でも分かる。
ゲルダの子爵家四男、五男への攻撃は冷徹だった。
足が拘束された2人の手を長槍で刺しまくった。そうして2人を丸腰にすると、五男から攻めた。
「・・」
サクッ、サクッ、サクッ。
「あなた達が1年前に襲った南東の村のことを覚えてる?」
「あ?ああ、子供や女が多かった村があった・・」
サクッ。
「め、目が、あ、てめぇ!」
サクッ、サクッ、サクッ。
サクッ、サクッ、サクッ。
ドサッ。
「それ、俺のチ○コ、ぎ、ぎっ」
サクッ、ザクッ・・
「お、弟をタランガを殺しやがったな、ぶっ」
ザグッ。サクッ、サクッ。
「み、耳が、あぐっ、ぎっっ、ゆ、ゆるし・・」
サクッ、サクッ、サクッ。
「ゆ、俺の指ぃ。ひ、ひいい・・お、俺は貴族家の・・」
ガンッ!胸を鎧の上から突かれて、四男は倒れた。
「ねえ妹を犯し、子供や命乞いをする人達を殺すのは楽しかった?」
「いや・・」
サクッ。
「チ○コが、・・た、助けて・・」
ごっごっ。ごっごっ。
ゲルダは、四男の顎を赤いミスリルブーツで蹴り続けた。
「死んだね、ゲルダ」
ごっごっ。
「ゲルダ?」
ごっごっ。
ゲルダが誰を失ったか聞いてもない。最初は興味もなかったから。だから今さら聞けない。
「・・ありがとう、サーシャ」
「あ、いや、いいよ」
「この死体、さらしたまんまでいい?」
「あ、ああ。人食いサーシャはあなただから、好きに決めて」
「初めて自分で人を殺したけど、大丈夫ね。ありがとうナイト様。ごはん食べに行こう」
私の手を引っ張るゲルダの手は震えていた。
「沼」を手にして、人の命を気にしなくなった私とは根本的に違う。
殺す覚悟、殺される覚悟というやつを見た気がする。
◆
2人してブラウンのカツラをつけた。男装して、いつもの冒険者コンビになって酒場に出掛けた。
「ありがとうサーシャ。2人も殺れた。カンバイ」
「うん・・カンパイ」
「あと2人、子爵と三男のジャグロを殺すまで付き合ってね」
「ああ、そのことだけど・・」
「心配しないで。逃げたりしないから。人食いサーシャの役割はきっちり果たすから」
「そこは心配してない」
「復讐だけ果たさせてもらえば、お別れだから」
「え?ゲルダ・・」
「だってサーシャはブライトを出るでしょ。私は王都の方に向かって行って、赤い装備を着て人食いサーシャとして活動するよ」
「そうだったね。けど、それだと死ぬよ・・」
「そんな顔しないでよ。最初に会ったとき、サーシャの提案に乗ったのは私。思った以上に良くしてくれるから甘えたけど、役割は忘れてないから」
そうか、ゲルダは「人食い水溜まり」の殺人鬼である私と強引に接触した。そのときから命がけだったんだよな。
その覚悟は、自分の命と同じくらい大切な人を亡くした人間にしか分からないのだろう。
最初から1人だった私は、気付かなかったんだ。
「帰ろうか」
「そうだね。今日はゆっくり眠ろう」
◆
別に私は信念を持って行動してる訳じゃない。
ゲルダを失いたくないと思うようになったから、素直に方針変更をしたい。
「ねえ、ゲルダ・・」
「おうおう、姉ちゃんたち」
5人組のゴロツキだ。
「・・私達、男だよ」
「はっ、カツラかぶってブカブカの服着てるだけじゃねえか」
「お前ら、子爵様のとこの襲撃犯じゃねえのか?」
「当たりなら、賞金がもらえるぜ」
「全員がナイフ抜いてるね。ゲルダは下がってて」
サクッ。ばしゃっ。
「かひゅっ、ひゅっ」
ゲルダは下がらずナイフを抜いて、先頭にいた男の首を切った。顔に付いた返り血が、月光に照らされて涙のようだった。
「はあっ、はあっ。こ、こいつら、子爵の小飼いだ。だから死んでいい・・」
「・・そうだよね。でも無理しなくていいよ。あとは私が殺る」
ドカッ、ドカッ、ドガッ、ドガッ。
「2メートル沼」
ぽちょん。
「サーシャ、暗がりだとほとんど見えないけど、それが人食い水溜まりの正体?」
「うん、そうだよ」
「最後は、私も沈められるのかな・・」
「いいえ、あなたには見せるべきだと思って」
改めて覚悟を見せたゲルダの前で「沼」を出し、返り討ちの5人を沈めた。
とぷんっ。
「ほら、簡単でしょ・・」
「危ない、サーシャ!」
もう1人いた。ショボい私の探知外から弓か何か遠距離武器で攻撃してきた。
高レベルの私は自分でも驚くほど速い反応で鉄球を投げようとした。だけど・・。
ドスッ。
先に気づいたゲルダが私の前に立ち塞がって矢を受けた。
改めて鉄球を投げて狙撃者を倒した。
「ゲルダ!」
「・・大丈夫。私もそれなりの冒険者だから。うまく腕で受けたから」
上級ポーションを出して飲ませると傷は塞がったけど、血まみれの腕が痛々しかった。
胸が痛い・・。
「ゲルダ、やり方を変えよう。あなたを死なせたくない。失うのは嫌だ」
「サーシャが持ってる遺体で偽装するやつ?難しいかな。もう私の顔は詳細に知られてる」
「けど・・」
「すでに被害も大きいから、子爵家だけで処理できず、ブライト王国本体の監査も来たらしいわ。そんなだから、噂の神器持ち召喚者も呼んだらしいよ」
「・・神器持ちなら、すでに1人倒してる」
「え?すごいね。サーシャのスキル、強いどころじゃないと思ったけど」
「勝てたけど大怪我をした。真っ向から戦うべきじゃない」
「それならむしろ、神器持ちが来たときに仕掛けるべきよ。2人で別に動くの。隙を突けば、あなたの能力なら誰でも倒せると思う」
「ゲルダはどうするの」
「正面から神器持ちに向かう。隙を突いてサーシャが神器持ちを倒し、死を偽装できれば生き残れる」
「・・」
「ダメで神器持ちに殺されても死体が残るから、サーシャとの約束は果たせる。サーシャ?」
初めて人を抱きしめた。
「うふふ。なんだ、情が湧いちゃったの?何回か関係を持ったからって、捨て石にそんな気持ちを持っちゃダメね・・」
ぎゅっと、抱き返された。
ゲルダの闇色に染まった目を見て、頬が紅潮しているのが自分でも分かる。
ゲルダの子爵家四男、五男への攻撃は冷徹だった。
足が拘束された2人の手を長槍で刺しまくった。そうして2人を丸腰にすると、五男から攻めた。
「・・」
サクッ、サクッ、サクッ。
「あなた達が1年前に襲った南東の村のことを覚えてる?」
「あ?ああ、子供や女が多かった村があった・・」
サクッ。
「め、目が、あ、てめぇ!」
サクッ、サクッ、サクッ。
サクッ、サクッ、サクッ。
ドサッ。
「それ、俺のチ○コ、ぎ、ぎっ」
サクッ、ザクッ・・
「お、弟をタランガを殺しやがったな、ぶっ」
ザグッ。サクッ、サクッ。
「み、耳が、あぐっ、ぎっっ、ゆ、ゆるし・・」
サクッ、サクッ、サクッ。
「ゆ、俺の指ぃ。ひ、ひいい・・お、俺は貴族家の・・」
ガンッ!胸を鎧の上から突かれて、四男は倒れた。
「ねえ妹を犯し、子供や命乞いをする人達を殺すのは楽しかった?」
「いや・・」
サクッ。
「チ○コが、・・た、助けて・・」
ごっごっ。ごっごっ。
ゲルダは、四男の顎を赤いミスリルブーツで蹴り続けた。
「死んだね、ゲルダ」
ごっごっ。
「ゲルダ?」
ごっごっ。
ゲルダが誰を失ったか聞いてもない。最初は興味もなかったから。だから今さら聞けない。
「・・ありがとう、サーシャ」
「あ、いや、いいよ」
「この死体、さらしたまんまでいい?」
「あ、ああ。人食いサーシャはあなただから、好きに決めて」
「初めて自分で人を殺したけど、大丈夫ね。ありがとうナイト様。ごはん食べに行こう」
私の手を引っ張るゲルダの手は震えていた。
「沼」を手にして、人の命を気にしなくなった私とは根本的に違う。
殺す覚悟、殺される覚悟というやつを見た気がする。
◆
2人してブラウンのカツラをつけた。男装して、いつもの冒険者コンビになって酒場に出掛けた。
「ありがとうサーシャ。2人も殺れた。カンバイ」
「うん・・カンパイ」
「あと2人、子爵と三男のジャグロを殺すまで付き合ってね」
「ああ、そのことだけど・・」
「心配しないで。逃げたりしないから。人食いサーシャの役割はきっちり果たすから」
「そこは心配してない」
「復讐だけ果たさせてもらえば、お別れだから」
「え?ゲルダ・・」
「だってサーシャはブライトを出るでしょ。私は王都の方に向かって行って、赤い装備を着て人食いサーシャとして活動するよ」
「そうだったね。けど、それだと死ぬよ・・」
「そんな顔しないでよ。最初に会ったとき、サーシャの提案に乗ったのは私。思った以上に良くしてくれるから甘えたけど、役割は忘れてないから」
そうか、ゲルダは「人食い水溜まり」の殺人鬼である私と強引に接触した。そのときから命がけだったんだよな。
その覚悟は、自分の命と同じくらい大切な人を亡くした人間にしか分からないのだろう。
最初から1人だった私は、気付かなかったんだ。
「帰ろうか」
「そうだね。今日はゆっくり眠ろう」
◆
別に私は信念を持って行動してる訳じゃない。
ゲルダを失いたくないと思うようになったから、素直に方針変更をしたい。
「ねえ、ゲルダ・・」
「おうおう、姉ちゃんたち」
5人組のゴロツキだ。
「・・私達、男だよ」
「はっ、カツラかぶってブカブカの服着てるだけじゃねえか」
「お前ら、子爵様のとこの襲撃犯じゃねえのか?」
「当たりなら、賞金がもらえるぜ」
「全員がナイフ抜いてるね。ゲルダは下がってて」
サクッ。ばしゃっ。
「かひゅっ、ひゅっ」
ゲルダは下がらずナイフを抜いて、先頭にいた男の首を切った。顔に付いた返り血が、月光に照らされて涙のようだった。
「はあっ、はあっ。こ、こいつら、子爵の小飼いだ。だから死んでいい・・」
「・・そうだよね。でも無理しなくていいよ。あとは私が殺る」
ドカッ、ドカッ、ドガッ、ドガッ。
「2メートル沼」
ぽちょん。
「サーシャ、暗がりだとほとんど見えないけど、それが人食い水溜まりの正体?」
「うん、そうだよ」
「最後は、私も沈められるのかな・・」
「いいえ、あなたには見せるべきだと思って」
改めて覚悟を見せたゲルダの前で「沼」を出し、返り討ちの5人を沈めた。
とぷんっ。
「ほら、簡単でしょ・・」
「危ない、サーシャ!」
もう1人いた。ショボい私の探知外から弓か何か遠距離武器で攻撃してきた。
高レベルの私は自分でも驚くほど速い反応で鉄球を投げようとした。だけど・・。
ドスッ。
先に気づいたゲルダが私の前に立ち塞がって矢を受けた。
改めて鉄球を投げて狙撃者を倒した。
「ゲルダ!」
「・・大丈夫。私もそれなりの冒険者だから。うまく腕で受けたから」
上級ポーションを出して飲ませると傷は塞がったけど、血まみれの腕が痛々しかった。
胸が痛い・・。
「ゲルダ、やり方を変えよう。あなたを死なせたくない。失うのは嫌だ」
「サーシャが持ってる遺体で偽装するやつ?難しいかな。もう私の顔は詳細に知られてる」
「けど・・」
「すでに被害も大きいから、子爵家だけで処理できず、ブライト王国本体の監査も来たらしいわ。そんなだから、噂の神器持ち召喚者も呼んだらしいよ」
「・・神器持ちなら、すでに1人倒してる」
「え?すごいね。サーシャのスキル、強いどころじゃないと思ったけど」
「勝てたけど大怪我をした。真っ向から戦うべきじゃない」
「それならむしろ、神器持ちが来たときに仕掛けるべきよ。2人で別に動くの。隙を突けば、あなたの能力なら誰でも倒せると思う」
「ゲルダはどうするの」
「正面から神器持ちに向かう。隙を突いてサーシャが神器持ちを倒し、死を偽装できれば生き残れる」
「・・」
「ダメで神器持ちに殺されても死体が残るから、サーシャとの約束は果たせる。サーシャ?」
初めて人を抱きしめた。
「うふふ。なんだ、情が湧いちゃったの?何回か関係を持ったからって、捨て石にそんな気持ちを持っちゃダメね・・」
ぎゅっと、抱き返された。
10
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
倒した魔物が消えるのは、僕だけのスキルらしいです
桐山じゃろ
ファンタジー
日常のなんでもないタイミングで右眼の色だけ変わってしまうという特異体質のディールは、魔物に止めを刺すだけで魔物の死骸を消してしまえる能力を持っていた。世間では魔物を消せるのは聖女の魔滅魔法のみ。聖女に疎まれてパーティを追い出され、今度は魔滅魔法の使えない聖女とパーティを組むことに。瞳の力は魔物を消すだけではないことを知る頃には、ディールは世界の命運に巻き込まれていた。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる