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3 アルスとお嬢様
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「自己紹介は完璧なはずだったのだが……」
休憩時間中、腫物に触るかのような周囲の視線を受け、アルスは一人、魔導教科書をペラペラめくっていた。
教科書に書かれている内容はすでに知っているものばかりだったが、それ以外することが無かったからだ。
誰からも話しかけられることもなく、かといってこちらからクラスメイトに話しかけようにもことごとく避けられ、今や完全なボッチ状態。
自己紹介での一件で、クラスメイト達は彼の事を問題児だと認識してしまったようだ。
このままではいけない、何とか挽回しなければ、とアルスは考える
「そういえば、3時限目の授業は魔法実技だったな」
◇◇◇
アルスと2年A組の生徒は、校庭にある魔法訓練場に集まっていた。
魔法実技担当は、黒い魔導帽とローブに身を包んだ古風な魔女の恰好をした老婆だった。
アルトローゼン・ガルテン137歳。かつて古薔薇の姫君と呼ばれ周辺諸国から恐れられたほどの魔女だったが、今では魔法婆のローゼとして多くの生徒たちから慕われている。
「ふぇふぇ、今日は火球の実技を行うよ。皆、準備はいいかい?」
「火球か……」
初級攻撃魔法である火球は、魔導士を目指す者が一番最初に覚える攻撃魔法。
しかも燃費が非常に良く使い勝手が良いため、実戦でも実用的な魔法の一つだ。
訓練場にはいくつもの生ける案山子が立てられていて、クラスメイト達はそれに向かって魔法を放っていた。
実はこの案山子は藁を素材にしたゴーレムで、れっきとしたモンスターの一種である。
時折不気味な笑い声をあげるだけで、移動や攻撃は一切してこないため無害なモンスターだが、死んでも即座に復活するという特徴を持つ。
そのため、このように魔法の標的や剣の試し斬りなどに利用されている。
まるでモグラたたきの様に、ランダムな位置からニョキッと案山子が生えてくるのはシュールな光景だ。
クラスメイト達の魔法の腕前は如何ほどのものかと訓練場の隅で観察していると、銀髪ツインテ委員長の姿がアルスの目に留まる。
「ふむ……なかなか素質があるな。確か、彼女はノエルとか呼ばれていたな」
銀髪ツインテ委員長ことノエル。
彼女が火球を放つたびに、揺れるツインテールが赤く照らされてとても幻想的だったが、アルスはそんなことよりも、魔導器無しで魔法を放っているという事実に少し興味を抱いた。
魔導器とは、言ってみれば術者のイメージ構築を手助けするための道具だ。
基本的には杖の形態をとるのが一般的だが、魔導書や魔法陣など様々な形態がある。
幾ら魔法の才能があっても、正確な魔法詠唱と脳内イメージがしっかりとできていなければ、魔導器無しでの魔法発動は難しい。
そんなアイテムの補助なしに安定して魔法を発動できるということは、彼女の頭の中で魔法のイメージが完全に出来上がっているということに他ならない。
流石は委員長と、アルスは感嘆する。
「あらぁ、魔剣士のアルスさん。のんびりと女子の観察ですか? 授業中だというのに随分と余裕ですわね」
自分の名を呼ばれ、声のした方をアルスが振り向くと、金髪縦ロールの令嬢とその取り巻き二人が立っていた。
相変わらず何が面白いのか取り巻き達はニヤニヤと笑っている。
特に日差しが強いわけでもないのに、縦ロールの令嬢は黒い日傘をさしてクルクルと回している。
黒い傘の布地部分には、魔法陣のような柄が刺繍されていた。
「別に女子ばかりを見ていたわけではないが、確か君は………………誰だ?」
「この街に住んでいて私の名前を知らないとおっしゃるの? ちょっと信じられないですわ」
令嬢はその吊り上がった目を細め、不機嫌そうな顔になる。
「すまないな、何せ転入初日だからな、とりあえず名前を聞かせてもらえないか?」
「仕方ありませんわね、そんなに知りたいとおっしゃるのなら教えて差し上げますわ。私の名前はエリーゼ・ダウンフォール。ダウンフォール子爵家の一人娘と言ったらお分かりいただけますでしょうか?」
自慢げに名乗る縦ロールの令嬢ことエリーゼ。
ダウンフォールの名を聞いたアルスはしばし考え込む。
「……すまない、貴族とは多少の交流があるが、その家名には全く心当たりがないな」
ここで、――ああ、あのダウンフォール家ね、うんうん、知ってる知ってる――などと適当な返事をしておけばよかったものの、アルスはそこまで気が利く男ではなかった。
「ま、まあいいですわ、ところでアルスさんのお家の爵位は? 出来れば教えていただきたいのですが?」
「いや、俺は貴族ではない……それに俺は爵位などというものには興味はないからな」
貴族の称号を受ける機会は過去に幾度となくあったが、そういった堅苦しい立場を嫌う彼はそのことごとくを辞退していた。
「爵位何てどうでもいいとおっしゃっているの? ……私に喧嘩を売っているのかしら? あなた?」
アルスの正体を知る由もないエリーゼは、彼が貴族でないと知るや途端に嫌悪感を露にして声を低くする。
彼女にとって、平民とは家畜と同格の存在なのだ。
「エ、エリーゼさま、ここじゃ教師の目がありますから穏便に――」
エリーゼを取り巻きの一人がなだめようとしていたが、アルスの次の言葉で事態はさらに悪化した。
「別に喧嘩を売っているわけではないが、話しはそれだけか? だったら俺は授業に戻るが」
「そ、そういう態度が気に入らないんですわ! 喰らいなさい! 火球!」
アルスのそっけない態度を受けて適当にあしらわれたと解釈したエリーゼは、手に持った日傘の先端をアルスに向けながら呪文を単節詠唱、同時に日傘の表面に刺繍された魔法陣が赤く光る。
傘から撃ち出された握り拳位の火球が、アルスの顔面に炸裂したかのように見えた。
しかし煙が晴れた場所に現れたのは、顔面を焼かれたアルスの姿ではなく、燃え上がる案山子だった。
「惜しかったな。偶然この場所に案山子が生えてこなかったら、まともに攻撃を喰らっていた」
案山子を盾にするように立っていたアルスはまったくの無傷。
実はエリーゼの魔法攻撃が放たれる直前、空間魔法の引き寄せを使用して案山子を瞬間移動させ盾にしたのだが、それに気づいた者はいない。
「ちょっとあなたたち! 今は授業中よ? 真面目にしなさいよ、もう!」
「……ちっ、運が良かったですわね――何でもありませんわノエルさん。少し転入生に魔法のレクチャーをしていたら熱が入ってしまいまして、それではアルスさん。この続きはまた後で……」
「え? ちょっと、どこ行くのエリーゼさん! まだ授業は終わってないわよ?」
「何か少し立ち眩みがしますので、保健室に行ってきますわ」
そういってエリーゼは、日傘をクルクルと回しながら訓練場を出ていった。
「はぁ……またあなただったのね、アルスくん」
騒動の元がアルスだとわかった途端、呆れた顔をする委員長。
「いや、俺は特に何もしてないが――」
「どうせ余計なことを言ってエリーゼさんを怒らせたんでしょ? もうすぐ大会があるんだから、これ以上問題を起こさないで頂戴!」
「大会?」
「メリア先生から聞いてなかったの? 毎年この学院でおこなわれるクラス対抗魔法模擬戦の事よ。クラスが一丸とならないといけない時期に、面倒くさい揉め事は困るの」
「委員長はクラスメイト想いなのだな……了解した。今後は学院内での揉め事は極力控える様にしよう。どれ、俺もそろそろ実技を始めるとするか」
委員長の熱い思いに胸を打たれたアルスは、真摯に向き直り委員長に深々と頭を下げた。
「な、なんなの、案外素直じゃない。喋り方はなんか偉そうだけど」
アルスが立ち去った後、一人そう呟く委員長であった。
休憩時間中、腫物に触るかのような周囲の視線を受け、アルスは一人、魔導教科書をペラペラめくっていた。
教科書に書かれている内容はすでに知っているものばかりだったが、それ以外することが無かったからだ。
誰からも話しかけられることもなく、かといってこちらからクラスメイトに話しかけようにもことごとく避けられ、今や完全なボッチ状態。
自己紹介での一件で、クラスメイト達は彼の事を問題児だと認識してしまったようだ。
このままではいけない、何とか挽回しなければ、とアルスは考える
「そういえば、3時限目の授業は魔法実技だったな」
◇◇◇
アルスと2年A組の生徒は、校庭にある魔法訓練場に集まっていた。
魔法実技担当は、黒い魔導帽とローブに身を包んだ古風な魔女の恰好をした老婆だった。
アルトローゼン・ガルテン137歳。かつて古薔薇の姫君と呼ばれ周辺諸国から恐れられたほどの魔女だったが、今では魔法婆のローゼとして多くの生徒たちから慕われている。
「ふぇふぇ、今日は火球の実技を行うよ。皆、準備はいいかい?」
「火球か……」
初級攻撃魔法である火球は、魔導士を目指す者が一番最初に覚える攻撃魔法。
しかも燃費が非常に良く使い勝手が良いため、実戦でも実用的な魔法の一つだ。
訓練場にはいくつもの生ける案山子が立てられていて、クラスメイト達はそれに向かって魔法を放っていた。
実はこの案山子は藁を素材にしたゴーレムで、れっきとしたモンスターの一種である。
時折不気味な笑い声をあげるだけで、移動や攻撃は一切してこないため無害なモンスターだが、死んでも即座に復活するという特徴を持つ。
そのため、このように魔法の標的や剣の試し斬りなどに利用されている。
まるでモグラたたきの様に、ランダムな位置からニョキッと案山子が生えてくるのはシュールな光景だ。
クラスメイト達の魔法の腕前は如何ほどのものかと訓練場の隅で観察していると、銀髪ツインテ委員長の姿がアルスの目に留まる。
「ふむ……なかなか素質があるな。確か、彼女はノエルとか呼ばれていたな」
銀髪ツインテ委員長ことノエル。
彼女が火球を放つたびに、揺れるツインテールが赤く照らされてとても幻想的だったが、アルスはそんなことよりも、魔導器無しで魔法を放っているという事実に少し興味を抱いた。
魔導器とは、言ってみれば術者のイメージ構築を手助けするための道具だ。
基本的には杖の形態をとるのが一般的だが、魔導書や魔法陣など様々な形態がある。
幾ら魔法の才能があっても、正確な魔法詠唱と脳内イメージがしっかりとできていなければ、魔導器無しでの魔法発動は難しい。
そんなアイテムの補助なしに安定して魔法を発動できるということは、彼女の頭の中で魔法のイメージが完全に出来上がっているということに他ならない。
流石は委員長と、アルスは感嘆する。
「あらぁ、魔剣士のアルスさん。のんびりと女子の観察ですか? 授業中だというのに随分と余裕ですわね」
自分の名を呼ばれ、声のした方をアルスが振り向くと、金髪縦ロールの令嬢とその取り巻き二人が立っていた。
相変わらず何が面白いのか取り巻き達はニヤニヤと笑っている。
特に日差しが強いわけでもないのに、縦ロールの令嬢は黒い日傘をさしてクルクルと回している。
黒い傘の布地部分には、魔法陣のような柄が刺繍されていた。
「別に女子ばかりを見ていたわけではないが、確か君は………………誰だ?」
「この街に住んでいて私の名前を知らないとおっしゃるの? ちょっと信じられないですわ」
令嬢はその吊り上がった目を細め、不機嫌そうな顔になる。
「すまないな、何せ転入初日だからな、とりあえず名前を聞かせてもらえないか?」
「仕方ありませんわね、そんなに知りたいとおっしゃるのなら教えて差し上げますわ。私の名前はエリーゼ・ダウンフォール。ダウンフォール子爵家の一人娘と言ったらお分かりいただけますでしょうか?」
自慢げに名乗る縦ロールの令嬢ことエリーゼ。
ダウンフォールの名を聞いたアルスはしばし考え込む。
「……すまない、貴族とは多少の交流があるが、その家名には全く心当たりがないな」
ここで、――ああ、あのダウンフォール家ね、うんうん、知ってる知ってる――などと適当な返事をしておけばよかったものの、アルスはそこまで気が利く男ではなかった。
「ま、まあいいですわ、ところでアルスさんのお家の爵位は? 出来れば教えていただきたいのですが?」
「いや、俺は貴族ではない……それに俺は爵位などというものには興味はないからな」
貴族の称号を受ける機会は過去に幾度となくあったが、そういった堅苦しい立場を嫌う彼はそのことごとくを辞退していた。
「爵位何てどうでもいいとおっしゃっているの? ……私に喧嘩を売っているのかしら? あなた?」
アルスの正体を知る由もないエリーゼは、彼が貴族でないと知るや途端に嫌悪感を露にして声を低くする。
彼女にとって、平民とは家畜と同格の存在なのだ。
「エ、エリーゼさま、ここじゃ教師の目がありますから穏便に――」
エリーゼを取り巻きの一人がなだめようとしていたが、アルスの次の言葉で事態はさらに悪化した。
「別に喧嘩を売っているわけではないが、話しはそれだけか? だったら俺は授業に戻るが」
「そ、そういう態度が気に入らないんですわ! 喰らいなさい! 火球!」
アルスのそっけない態度を受けて適当にあしらわれたと解釈したエリーゼは、手に持った日傘の先端をアルスに向けながら呪文を単節詠唱、同時に日傘の表面に刺繍された魔法陣が赤く光る。
傘から撃ち出された握り拳位の火球が、アルスの顔面に炸裂したかのように見えた。
しかし煙が晴れた場所に現れたのは、顔面を焼かれたアルスの姿ではなく、燃え上がる案山子だった。
「惜しかったな。偶然この場所に案山子が生えてこなかったら、まともに攻撃を喰らっていた」
案山子を盾にするように立っていたアルスはまったくの無傷。
実はエリーゼの魔法攻撃が放たれる直前、空間魔法の引き寄せを使用して案山子を瞬間移動させ盾にしたのだが、それに気づいた者はいない。
「ちょっとあなたたち! 今は授業中よ? 真面目にしなさいよ、もう!」
「……ちっ、運が良かったですわね――何でもありませんわノエルさん。少し転入生に魔法のレクチャーをしていたら熱が入ってしまいまして、それではアルスさん。この続きはまた後で……」
「え? ちょっと、どこ行くのエリーゼさん! まだ授業は終わってないわよ?」
「何か少し立ち眩みがしますので、保健室に行ってきますわ」
そういってエリーゼは、日傘をクルクルと回しながら訓練場を出ていった。
「はぁ……またあなただったのね、アルスくん」
騒動の元がアルスだとわかった途端、呆れた顔をする委員長。
「いや、俺は特に何もしてないが――」
「どうせ余計なことを言ってエリーゼさんを怒らせたんでしょ? もうすぐ大会があるんだから、これ以上問題を起こさないで頂戴!」
「大会?」
「メリア先生から聞いてなかったの? 毎年この学院でおこなわれるクラス対抗魔法模擬戦の事よ。クラスが一丸とならないといけない時期に、面倒くさい揉め事は困るの」
「委員長はクラスメイト想いなのだな……了解した。今後は学院内での揉め事は極力控える様にしよう。どれ、俺もそろそろ実技を始めるとするか」
委員長の熱い思いに胸を打たれたアルスは、真摯に向き直り委員長に深々と頭を下げた。
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