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鮫島慧は困っていた。このところ毎晩のように隣の部屋から聞こえてくる声のせいで、眠れないのだ。
内見の際に壁の薄さについては説明を受けていた。だけどまさか、ここまで壁が極薄だとも、非常識な隣人に悩まされる羽目になるとも思っていなかった。
『あ♡そこ、すきぃ……っ♡もっと、もっとちょうだい……♡』
ばちゅ、ばちゅ、と肌がぶつかり合う乾いた音に連れ添って、細切れな声が断続的に上がる。
「んん、や、あ……っ♡」
それは紛うことなき情事の声だった。
甲高く上擦ってはいるが、女性にしては太く芯のある声だ。男なのだ。犯している方も、犯されている方も。男性の喘ぎを聞くのは初めてで、だけど妙に艶めかしい声をしているせいで不快な気持ちは抱かなかったのが、余計に慧を混乱させた。
有り体に言ってしまうと、興奮してしまった。
明日も大学がある。猛勉強をして勝ち取った学費免除だ。睡眠不足で学習の妨げになるようなことがあってはならない。分かっている。分かっているのだけど、細胞のひとつひとつが本能に呼び起こされて騒めき、眠気は訪れそうにない。急速に全身を循環した血液はやがて一箇所に集まり、下着の中で暴発寸前の爆弾のように脈打っている。
目をキツく閉じ、薄手のシーツを頭から被った。暗闇だというのに、目の奥が激しく明滅して、視界に火花を散らす。
『もっと、もっとぉ……、ふうが、さ、っんぁ♡ おく、おくついてぇ……♡』
1日目はヘッドフォンを装着して、声をかき消すほどの大音量で音楽を流した。睡眠の質がよくなかったので2日目は音量を落としてみたが、そうすると隣室の声が耳に届いてしまう。
そして3日目の今日。ついに我慢ができなくなった。
シーツを強く掴んだまま寝返りを打ち、壁の向こうの住人に向かって怒鳴りつける。
「ぅ……うるせぇよぉ! 頼むからちょっと静かにしてくれませんかぁ!?」
生まれて初めて本気で声を荒げた。父親から絶縁を言い渡された時だって、ここまで動揺することはなかっただろう。語尾が情けなく裏返り、勢い余って吸い込んだ息が喉に引っかかり、激しく咳き込む。
呼吸がようやく落ち着いた頃、気がつけば騒音もまたぴたりと止んでいた。聞こえてくるのは、口笛を吹くような寂寥とした風の音色だけになった。
ようやく訪れた平穏に安堵し、眠りの世界に溶け落ちた時。慧の耳には届かなかったが、雑然とした狭い街のどこかで、乾いた銃声が鳴り響いた。
*
玄関前の姿見で格好を確認する。フードのついたパーカーとワイドパンツという軽装は未だ肌には馴染んでいないが、治安のあまりよくないこの街で上品な服を着ていると浮いてしまうので、仕方のないことだ。そのうち着こなせるようになる日が来るのを待つしかない。
全身を見回し、格好に違和感がないことを確認してから、肩に掛けていたヘッドフォンを装着する。秋の朝のどこか寂しげな空気に、バイオリンの音色は相応しい。
ドアに鍵をかけ、キーケースを鞄に仕舞う。
視線を斜め下に向けて歩いていると、突然視界が塞がった。咄嗟に足を止め顔を上げる。眼前、鼻の数ミリ先に扉が迫っていた。歩幅が少しでもズレていたら、思い切り顔をぶつけてしまっていただろう。
自分の部屋から出てきてまだ数歩しか歩いていない。ということは、これは隣の部屋の扉ということになる。
考えるまでもないことを頭の中に浮かべてしまうのは、それ以外のことが考えられなくなってしまう程度には驚いていたからだった。
うお、と大声を上げ、扉から距離を取る。呆然としている慧の目の前で扉は閉じられた。
現れたのは絶世の美女、ではなく一人の男だった。素肌の上からワイシャツ1枚だけをボタンを掛けずに羽織り、下にはスウェットにサンダルという、近くのスーパーに行くにも不十分な格好だが、その絶望的ファッションを考慮しても余りあるほどの美貌を男は持ち合わせていた。
目が合う。男は無辜の子供のように透き通った瞳を何度も開閉させた後、にっこりと目を細めて笑った。
「わあ、珍しい。本当にこんなところに人がいるなんて。君、隣の部屋に住んでる人だよね?」
慧の耳は男の声を拾ってはいたが、言葉の意味までは理解できなかった。男の首筋に浮かぶいくつもの赤い痣に目が釘付けになってしまう。
甘苦く掠れた声に、白い肌に刻まれた痛々しいほどの独占欲。そして、男性が放つものにしてはあまりにも優美で妖艶な雰囲気。
脳内で点と点が繋がっていくにつれ、足元から頭のてっぺんまで、じわじわと迫り上がってくるように体が熱を持ち始める。
憶測は確信に変わっていく。慧の睡眠を妨害していた声の正体はこの男から発せられていたようだ。
一度理解してしまうと、まともに男の顔が見られなくなってしまう。左右へと覚束なく彷徨った視線は、やがて自身の靴にたどり着いた。
「ごめんごめん。君に迷惑をかけるつもりはなかったんだ。このアパートに住む人はあの時間にはみんな出払っているから、まさか寝ようとしてた人がいるなんて気がつかなかったよ」
男は黙り込み、慧の反応を待った。しかしいつまで経っても返事がないので不思議に思って、慧の幼さを残した顔を覗き込んだ。
「なあ、聞こえてんの?」
男は、鼻と鼻がくっつく寸前まで顔を近づける。男の茶色い瞳に自分の情けない表情が映り込んでいると気がついた途端、慧は大きくのけぞった。
うわあ、ああ、と情けない声を何度も上げ後ずさる。数歩後退したところで足をもつれさせ、盛大に尻餅をついた。アスファルトに強かに打ちつけた尻が鈍い痛みを訴えるが、残念ながら気にかけている余裕はない。
「ち、ちち、違うんです!」
「ん? 違うって何が?」
男が近づいてくるので、慧は尻餅をついたまま後ずさり、もつれた舌で足掻くように弁明を繰り返す。
「違うくて! 俺は偶然あんたの声を聞いちゃっただけなんです!」
「うん。知ってるよ。だって君、あんなに大声で『うるさい!』って怒鳴ってくれたじゃない」
「だから、眠れないから、黙ってほしいって言っただけであって!」
背後に置いた手が壁にぶつかる。
「それ以上のことなんて、思ってなんかないんですよマジで! 信じてください!」
慧は大声で叫ぶと、仰向けになった蛙のように情けなく開いていた脚を閉じた。羞恥を堪えるように太腿を擦り合わせる慧を見て、男は「ああ」と小さく声を上げた。
「勃っちゃったんだ」
オブラートに包まない言い方に、慧の頭にカッと血が昇る。
「そんな言い方しなくたっていいじゃないですかぁ!」
「でも、事実は事実でしょ」
「そりゃ、そうですけど……」
あぁ、と羞恥の声を上げ、慧は両手で顔を覆った。
「あんな声聞いたら、勃っちゃうでしょ、フツー。これでも俺、我慢した方なんですよ……」
初対面の人に対して何を言っているのだろうと、頭の冷静な部分が突っ込みを入れる。しかし直情的で後先考えずに物を言ってしまう性格を止めることはできない。
吐いた息は酷く熱を孕んでいた。ここ数日の溜まりに溜まった欲が、このままでは爆発してしまいそうだ。
慧は力なく立ち上がる。もう目の前の男には自分の情けない部分を知られてしまったのだから、わざわざ隠す必要はなく、その気力もなかった。
「どこに行くの?」
「部屋に戻るんすよ。一発ヌかなきゃ、碌に外にも出られなさそうだから」
「ふぅん……じゃあ、僕がやってあげようか」
「……はい?」
男は右手で筒を作り口元に寄せると、真っ赤な舌を蛇のように見せびらかしながら、手を前後に扱くような動作をする。
「僕のせいで勃っちゃった、なんて言われたら、放っておけるわけがないじゃない。迷惑かけたお詫びにサービスしてあげるよ」
慧の顔が瞬時に赤く染まった。ごくりと音を立てて唾を飲んだのが聞こえたのか、男の作り物のように端正な顔が生き生きと歪む。
内見の際に壁の薄さについては説明を受けていた。だけどまさか、ここまで壁が極薄だとも、非常識な隣人に悩まされる羽目になるとも思っていなかった。
『あ♡そこ、すきぃ……っ♡もっと、もっとちょうだい……♡』
ばちゅ、ばちゅ、と肌がぶつかり合う乾いた音に連れ添って、細切れな声が断続的に上がる。
「んん、や、あ……っ♡」
それは紛うことなき情事の声だった。
甲高く上擦ってはいるが、女性にしては太く芯のある声だ。男なのだ。犯している方も、犯されている方も。男性の喘ぎを聞くのは初めてで、だけど妙に艶めかしい声をしているせいで不快な気持ちは抱かなかったのが、余計に慧を混乱させた。
有り体に言ってしまうと、興奮してしまった。
明日も大学がある。猛勉強をして勝ち取った学費免除だ。睡眠不足で学習の妨げになるようなことがあってはならない。分かっている。分かっているのだけど、細胞のひとつひとつが本能に呼び起こされて騒めき、眠気は訪れそうにない。急速に全身を循環した血液はやがて一箇所に集まり、下着の中で暴発寸前の爆弾のように脈打っている。
目をキツく閉じ、薄手のシーツを頭から被った。暗闇だというのに、目の奥が激しく明滅して、視界に火花を散らす。
『もっと、もっとぉ……、ふうが、さ、っんぁ♡ おく、おくついてぇ……♡』
1日目はヘッドフォンを装着して、声をかき消すほどの大音量で音楽を流した。睡眠の質がよくなかったので2日目は音量を落としてみたが、そうすると隣室の声が耳に届いてしまう。
そして3日目の今日。ついに我慢ができなくなった。
シーツを強く掴んだまま寝返りを打ち、壁の向こうの住人に向かって怒鳴りつける。
「ぅ……うるせぇよぉ! 頼むからちょっと静かにしてくれませんかぁ!?」
生まれて初めて本気で声を荒げた。父親から絶縁を言い渡された時だって、ここまで動揺することはなかっただろう。語尾が情けなく裏返り、勢い余って吸い込んだ息が喉に引っかかり、激しく咳き込む。
呼吸がようやく落ち着いた頃、気がつけば騒音もまたぴたりと止んでいた。聞こえてくるのは、口笛を吹くような寂寥とした風の音色だけになった。
ようやく訪れた平穏に安堵し、眠りの世界に溶け落ちた時。慧の耳には届かなかったが、雑然とした狭い街のどこかで、乾いた銃声が鳴り響いた。
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玄関前の姿見で格好を確認する。フードのついたパーカーとワイドパンツという軽装は未だ肌には馴染んでいないが、治安のあまりよくないこの街で上品な服を着ていると浮いてしまうので、仕方のないことだ。そのうち着こなせるようになる日が来るのを待つしかない。
全身を見回し、格好に違和感がないことを確認してから、肩に掛けていたヘッドフォンを装着する。秋の朝のどこか寂しげな空気に、バイオリンの音色は相応しい。
ドアに鍵をかけ、キーケースを鞄に仕舞う。
視線を斜め下に向けて歩いていると、突然視界が塞がった。咄嗟に足を止め顔を上げる。眼前、鼻の数ミリ先に扉が迫っていた。歩幅が少しでもズレていたら、思い切り顔をぶつけてしまっていただろう。
自分の部屋から出てきてまだ数歩しか歩いていない。ということは、これは隣の部屋の扉ということになる。
考えるまでもないことを頭の中に浮かべてしまうのは、それ以外のことが考えられなくなってしまう程度には驚いていたからだった。
うお、と大声を上げ、扉から距離を取る。呆然としている慧の目の前で扉は閉じられた。
現れたのは絶世の美女、ではなく一人の男だった。素肌の上からワイシャツ1枚だけをボタンを掛けずに羽織り、下にはスウェットにサンダルという、近くのスーパーに行くにも不十分な格好だが、その絶望的ファッションを考慮しても余りあるほどの美貌を男は持ち合わせていた。
目が合う。男は無辜の子供のように透き通った瞳を何度も開閉させた後、にっこりと目を細めて笑った。
「わあ、珍しい。本当にこんなところに人がいるなんて。君、隣の部屋に住んでる人だよね?」
慧の耳は男の声を拾ってはいたが、言葉の意味までは理解できなかった。男の首筋に浮かぶいくつもの赤い痣に目が釘付けになってしまう。
甘苦く掠れた声に、白い肌に刻まれた痛々しいほどの独占欲。そして、男性が放つものにしてはあまりにも優美で妖艶な雰囲気。
脳内で点と点が繋がっていくにつれ、足元から頭のてっぺんまで、じわじわと迫り上がってくるように体が熱を持ち始める。
憶測は確信に変わっていく。慧の睡眠を妨害していた声の正体はこの男から発せられていたようだ。
一度理解してしまうと、まともに男の顔が見られなくなってしまう。左右へと覚束なく彷徨った視線は、やがて自身の靴にたどり着いた。
「ごめんごめん。君に迷惑をかけるつもりはなかったんだ。このアパートに住む人はあの時間にはみんな出払っているから、まさか寝ようとしてた人がいるなんて気がつかなかったよ」
男は黙り込み、慧の反応を待った。しかしいつまで経っても返事がないので不思議に思って、慧の幼さを残した顔を覗き込んだ。
「なあ、聞こえてんの?」
男は、鼻と鼻がくっつく寸前まで顔を近づける。男の茶色い瞳に自分の情けない表情が映り込んでいると気がついた途端、慧は大きくのけぞった。
うわあ、ああ、と情けない声を何度も上げ後ずさる。数歩後退したところで足をもつれさせ、盛大に尻餅をついた。アスファルトに強かに打ちつけた尻が鈍い痛みを訴えるが、残念ながら気にかけている余裕はない。
「ち、ちち、違うんです!」
「ん? 違うって何が?」
男が近づいてくるので、慧は尻餅をついたまま後ずさり、もつれた舌で足掻くように弁明を繰り返す。
「違うくて! 俺は偶然あんたの声を聞いちゃっただけなんです!」
「うん。知ってるよ。だって君、あんなに大声で『うるさい!』って怒鳴ってくれたじゃない」
「だから、眠れないから、黙ってほしいって言っただけであって!」
背後に置いた手が壁にぶつかる。
「それ以上のことなんて、思ってなんかないんですよマジで! 信じてください!」
慧は大声で叫ぶと、仰向けになった蛙のように情けなく開いていた脚を閉じた。羞恥を堪えるように太腿を擦り合わせる慧を見て、男は「ああ」と小さく声を上げた。
「勃っちゃったんだ」
オブラートに包まない言い方に、慧の頭にカッと血が昇る。
「そんな言い方しなくたっていいじゃないですかぁ!」
「でも、事実は事実でしょ」
「そりゃ、そうですけど……」
あぁ、と羞恥の声を上げ、慧は両手で顔を覆った。
「あんな声聞いたら、勃っちゃうでしょ、フツー。これでも俺、我慢した方なんですよ……」
初対面の人に対して何を言っているのだろうと、頭の冷静な部分が突っ込みを入れる。しかし直情的で後先考えずに物を言ってしまう性格を止めることはできない。
吐いた息は酷く熱を孕んでいた。ここ数日の溜まりに溜まった欲が、このままでは爆発してしまいそうだ。
慧は力なく立ち上がる。もう目の前の男には自分の情けない部分を知られてしまったのだから、わざわざ隠す必要はなく、その気力もなかった。
「どこに行くの?」
「部屋に戻るんすよ。一発ヌかなきゃ、碌に外にも出られなさそうだから」
「ふぅん……じゃあ、僕がやってあげようか」
「……はい?」
男は右手で筒を作り口元に寄せると、真っ赤な舌を蛇のように見せびらかしながら、手を前後に扱くような動作をする。
「僕のせいで勃っちゃった、なんて言われたら、放っておけるわけがないじゃない。迷惑かけたお詫びにサービスしてあげるよ」
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