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デザート 誰得ナニナゼうんちくコーナー
第12回 三大特殊金属について
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※ 主菜第28話「熱いハートで鉄を打て!」までをお読みになってからのお目通しを推奨します。
はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!
知らなくても問題ない、むしろ知ったからってなんになる? な自己満足的蛇足閑話、『誰得ナニナゼうんちくコーナー』の時間だよーっ!
お久しぶりー! みんな元気にしてたかなーっ?
あたしは出番がなさすぎてちょっとゴキゲンナナメだっ!
今日はファンタジーの醍醐味のひとつでもある架空の金属についてお話しするよ!
新キャララッシュがまだまだ続く中、24話で初登場したサムライの鉄之丞はアダマンタイトを求めてたよね? そして他にふたつ、ミスリルとオリハルコンって名前もここで初登場。
ジツにファンタジーらしいモノが出てきたよね~少しはヒネろうと思わんのかね~
それはともかく、27話でも触れたように本作ではアダマンタイトらこれらみっつの金属を「三大特殊金属」と呼んでいます。
ひとつづつ解説していくよ!
まず鉄之丞が手に入れたアダマンタイトは、本作では耐魔鋼と呼ばれる優れた魔法抵抗力と強度を誇る貴金属で、大陸の中部から東部にかけてが主な産地。一応シェランはギリ中部に含まれる地域で、ごく稀に産出されるんだ。
色は未加工の状態だと青黒くて、けっこーブキミ。そんでもってとんでもなくカタいモンだから鍛錬するにはめちゃくちゃ時間がかかるという鍛冶屋泣かせとしても有名な鉱石!
時間がかかるだけならまだしも、熱伝導率もすこぶる悪いため、生半可な温度じゃ鍛えられません。基本的に三大特殊金属を加工できるのは魔法を修めた人だけなんだよね~。
次にミスリル!
ファンタジーに登場する架空の金属としてはコレが一番有名かもしれないね!
産地は大陸の北部や一部の西部にかけてで、不思議と寒い地域でよく発見されてます。魔法銀とも呼ばれていて、その名のとおりほぼ銀色なんだけど、そこはかとなく淡い緑色の光を発していてとってもキレイなんだ~。だから装飾品として加工されることも多いんだよ!
そんなミスリルさん、魔法銀の名はダテじゃなく、魔法との親和性がバツグン!
アダマンさんほどガンコじゃないし、魔法効果を付与することで単なる金属以上の価値を生み出すことから、コレクターな富裕層だけでなく一流の戦士からも大人気!
ちなみに、作中に登場したキャラの中でミスリル製の武具を所持してるのは、ルシエド、ゼルーグ、リエル、ヒューレの四人。
そうだね、強キャラ四人だね。
もひとつちなみに、ルシエドは剣と籠手、ゼルーグとリエルは鎧、ヒューレは弓がそうだよ。
至近距離でクレアさんの魔法を受けてたゼルーグとリエルはミスリルの鎧じゃなかったらきっと死んでたんだろうね!
この人たちは武具にそれほど複雑な魔法効果をもたせてるわけじゃないんだけど、中には「火属性完全無効」とか、「水属性威力アップ」とか、ゲームでいうところのいわゆるパッシブシキル的な効果をつけて制作するのが主流で、だから純粋な鍛冶職人だけじゃ作れず、専門の魔術師と提携してたり職人自身が限定的な魔法を習得してたりするんだ~。
モチロン、お値段はバカ高いです。ヘタすると家が買えます。ヒエ~ッ!
さあ最後はオリハルコンだっ!
コレも有名だよね~。ミスリルがFならこっちはDってトコロか……
いやいや、やめておこう。
このオリハルコン、本作では万能金属と呼ばれております。
主な産地は大陸西部なんだけど、実は特定の地形に依存してるわけじゃなく、世界中色んなところで少量ずつ確認されてるんだよね。理由は謎です。
色はだいたい、赤っぽいとか黄色っぽいとか茶色っぽいとか、あまり一定じゃないんだけどとりあえず銅に近い色合いがほとんど。なぜ色がイロイロあるのかも、謎です。
では、なぜ万能金属と呼ばれているのか!?
それは、この金属が他の物質や魔法なんかと合成できちゃうからです!
もちろん簡単じゃないよ? むしろその技術はミスリルやアダマンを鍛えるよりずっと難しいとされているんだけど、オリちゃんはなんでもかんでも無節操に合体して合体相手の性質を強化しちゃうという性質があるのだっ!
鋼と合わせれば鋼の何倍もの強度や切れ味を生み、魔法効果を付与すれば、たとえば「雷属性の剣」になるよう鍛錬すれば、刀身そのものが常時バリバリ放電して大惨事! みたいな。
……そう、魔法をはじめとした術と掛け合わせるのは非常に難しいのだっ。
作中の有名なトコロでいうと、ゼルーグが名前の元にした魔王退治の勇者ゼルーグ・スレイヤードって人がオリハルコンの剣を愛用していたっていう伝説が残ってたり、かつて虐殺女王と恐れられた某ヴァンパイアさんに挑んで返り討ちに遭った英雄もオリハルコン製の武具に身を包んでいたとか……
まあ、早い話が三大特殊金属の中で一番希少で高価で扱いが難しいってことだね!
だったらなんで万能金属なんて名づけたし……
今回はこんなトコロかなっ?
他にもいろいろ武具として活躍してるファンタジーっぽい素材のネタはあるんだけど、この作品あんまり戦闘に重きを置いてないから登場しないかもね。
竜骨の鎧とか見てみたいケドなあ~!
ほんでわっ! 今回はこのへんで!
お相手はアナタの読書の恋人、本編登場希望の声が皆無で泣きそうな獣人アイドル、ピリムちゃんでしたーっ!
ばいばいび~!
はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!
知らなくても問題ない、むしろ知ったからってなんになる? な自己満足的蛇足閑話、『誰得ナニナゼうんちくコーナー』の時間だよーっ!
お久しぶりー! みんな元気にしてたかなーっ?
あたしは出番がなさすぎてちょっとゴキゲンナナメだっ!
今日はファンタジーの醍醐味のひとつでもある架空の金属についてお話しするよ!
新キャララッシュがまだまだ続く中、24話で初登場したサムライの鉄之丞はアダマンタイトを求めてたよね? そして他にふたつ、ミスリルとオリハルコンって名前もここで初登場。
ジツにファンタジーらしいモノが出てきたよね~少しはヒネろうと思わんのかね~
それはともかく、27話でも触れたように本作ではアダマンタイトらこれらみっつの金属を「三大特殊金属」と呼んでいます。
ひとつづつ解説していくよ!
まず鉄之丞が手に入れたアダマンタイトは、本作では耐魔鋼と呼ばれる優れた魔法抵抗力と強度を誇る貴金属で、大陸の中部から東部にかけてが主な産地。一応シェランはギリ中部に含まれる地域で、ごく稀に産出されるんだ。
色は未加工の状態だと青黒くて、けっこーブキミ。そんでもってとんでもなくカタいモンだから鍛錬するにはめちゃくちゃ時間がかかるという鍛冶屋泣かせとしても有名な鉱石!
時間がかかるだけならまだしも、熱伝導率もすこぶる悪いため、生半可な温度じゃ鍛えられません。基本的に三大特殊金属を加工できるのは魔法を修めた人だけなんだよね~。
次にミスリル!
ファンタジーに登場する架空の金属としてはコレが一番有名かもしれないね!
産地は大陸の北部や一部の西部にかけてで、不思議と寒い地域でよく発見されてます。魔法銀とも呼ばれていて、その名のとおりほぼ銀色なんだけど、そこはかとなく淡い緑色の光を発していてとってもキレイなんだ~。だから装飾品として加工されることも多いんだよ!
そんなミスリルさん、魔法銀の名はダテじゃなく、魔法との親和性がバツグン!
アダマンさんほどガンコじゃないし、魔法効果を付与することで単なる金属以上の価値を生み出すことから、コレクターな富裕層だけでなく一流の戦士からも大人気!
ちなみに、作中に登場したキャラの中でミスリル製の武具を所持してるのは、ルシエド、ゼルーグ、リエル、ヒューレの四人。
そうだね、強キャラ四人だね。
もひとつちなみに、ルシエドは剣と籠手、ゼルーグとリエルは鎧、ヒューレは弓がそうだよ。
至近距離でクレアさんの魔法を受けてたゼルーグとリエルはミスリルの鎧じゃなかったらきっと死んでたんだろうね!
この人たちは武具にそれほど複雑な魔法効果をもたせてるわけじゃないんだけど、中には「火属性完全無効」とか、「水属性威力アップ」とか、ゲームでいうところのいわゆるパッシブシキル的な効果をつけて制作するのが主流で、だから純粋な鍛冶職人だけじゃ作れず、専門の魔術師と提携してたり職人自身が限定的な魔法を習得してたりするんだ~。
モチロン、お値段はバカ高いです。ヘタすると家が買えます。ヒエ~ッ!
さあ最後はオリハルコンだっ!
コレも有名だよね~。ミスリルがFならこっちはDってトコロか……
いやいや、やめておこう。
このオリハルコン、本作では万能金属と呼ばれております。
主な産地は大陸西部なんだけど、実は特定の地形に依存してるわけじゃなく、世界中色んなところで少量ずつ確認されてるんだよね。理由は謎です。
色はだいたい、赤っぽいとか黄色っぽいとか茶色っぽいとか、あまり一定じゃないんだけどとりあえず銅に近い色合いがほとんど。なぜ色がイロイロあるのかも、謎です。
では、なぜ万能金属と呼ばれているのか!?
それは、この金属が他の物質や魔法なんかと合成できちゃうからです!
もちろん簡単じゃないよ? むしろその技術はミスリルやアダマンを鍛えるよりずっと難しいとされているんだけど、オリちゃんはなんでもかんでも無節操に合体して合体相手の性質を強化しちゃうという性質があるのだっ!
鋼と合わせれば鋼の何倍もの強度や切れ味を生み、魔法効果を付与すれば、たとえば「雷属性の剣」になるよう鍛錬すれば、刀身そのものが常時バリバリ放電して大惨事! みたいな。
……そう、魔法をはじめとした術と掛け合わせるのは非常に難しいのだっ。
作中の有名なトコロでいうと、ゼルーグが名前の元にした魔王退治の勇者ゼルーグ・スレイヤードって人がオリハルコンの剣を愛用していたっていう伝説が残ってたり、かつて虐殺女王と恐れられた某ヴァンパイアさんに挑んで返り討ちに遭った英雄もオリハルコン製の武具に身を包んでいたとか……
まあ、早い話が三大特殊金属の中で一番希少で高価で扱いが難しいってことだね!
だったらなんで万能金属なんて名づけたし……
今回はこんなトコロかなっ?
他にもいろいろ武具として活躍してるファンタジーっぽい素材のネタはあるんだけど、この作品あんまり戦闘に重きを置いてないから登場しないかもね。
竜骨の鎧とか見てみたいケドなあ~!
ほんでわっ! 今回はこのへんで!
お相手はアナタの読書の恋人、本編登場希望の声が皆無で泣きそうな獣人アイドル、ピリムちゃんでしたーっ!
ばいばいび~!
応援ありがとうございます!
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