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デザート 誰得ナニナゼうんちくコーナー
第6回 性事情について
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※ 前菜第23話「毒を食らわば口に苦し」までお読みになってからのお目通しを推奨します。
はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!
知らなくても問題ない、むしろ知ったからってなんになる? な自己満足的蛇足閑話、『誰得ナニナゼうんちくコーナー』の時間だよーっ!
解説はいつもどおりあたし、みんなのアイドル獣人少女ピリムちゃんだー!
って、正直今回は他のヒトにやってほしかったんだけど……
花も恥じらう今が旬の乙女にこういう話題を解説させる!?
えっ?
むしろそれが興奮する?
ド変態がッ! 死ねッ!
モゲて死ねッ!
あとハゲろ!
……ゴホンっ。
まあ任されたモノはしょーがない、どうせヒトが生きる以上さけてはとーれぬけわしーみち……
解説してやんよッ!
この作品におけるセックスについてねッ!!
まずは一般人についてお話ししよう!
たとえば、ヤリたい盛り真っ盛りの若い男女が恋仲にあった場合、いつどこでヤッてるのか?
もちろんそんなの状況次第なんだけど、まずラブホなんてないからそういう施設でこっそりイチャイチャなんてできません。
どっちかが一人暮らし(まあまず間違いなく男のほうだけど)だった場合、そりゃあ恋人の部屋でイチャコラせっせとパコッちゃうワケなんだけど、一人暮らしの部屋なんて狭いし壁薄いし、周りにめっちゃ気を遣うんだよね~。
実家暮らしで家族が誰もいない時間があるならそこを狙ってヤッちゃえばいいさ?
でもさ?
家族経営のお店や農家でもない限り、だいたいの家庭じゃお母さんいるからね?
夫婦共働きなんてまだ子供がない最初の時期ぐらいなもんで、子供ができたら奥さんは専業主婦をやるのがかなり主流。
じゃあ、お互い実家暮らしのカップルどもはどこでヤるのか!?
外です。
え? なに?
聞こえない?
ハイ。
外です。
青姦です。
うんちゃんと説明するから待って! 作者変態とかいわないで!
あ、いやそれはいいや。
なんでかってゆーとね? 場所については既に説明したとおりなんだけど、時間ってのもかなり密接に関係しててね?
考えてちょんまげ?
街灯なんて、ないんだよ?
一本もないんだよっ!?
だから、そもそも夜間の外出なんてめちゃくちゃ怖いんだよっ!
だったら、明るいうちに気兼ねなくヤレる場所を見つけてヤッちゃうしかないじゃん?
それが、外なワケ。
現実世界みたいに家の外はどこまでも道が続いてて町を出たら隣の町が切れ目なく続いてる、なんてハッテンした世界じゃないから、町を出たらそこは大自然!
街道の柵の向こうには草原やら森林やら山やら川やらが当たり前のようにあって、人目につきにくい場所なんて探せばいくらでもあるわけよ。
だからヤリたい盛りのカップルどもはそれぞれそういう場所を見つけて、待ち合わせの場所にしたり盛り場にしたりしちゃってるワケなのだっ。
もちろん外には危険もある。
山賊やらモンスターに出くわすことも、普通に野生動物が出てくることもある。
だからたいていは町のすぐ近くとか、町中にあるちょっとした林の中とかだね。
ちなみに、こういうとき非常に有利なのが、牧場関係者。
牧場って広いからね~土地もってるからね~盛り場なんて山盛りだね~!
だから牧場関係者はふっつ~~に家畜小屋の空いてる房とか馬場の物陰とかでズッコンバッコンよ!
少子化?
知りませんがな。
とゆーか、そもそも子供の生存率がまだまだ低いので、ヤレるときにヤレるだけヤッてガンガン産まないとヤバいんだよ。
えろいひとはいいました。
ヤるの五段活用!
「ヤる ヤレ ヤレば ヤレるときにヤッちまいな!」
この世界において、これは至言の類です、ハイ。
(ちなみにいった人、元プロ野球選手だよ!)
さてさて、お次は本編にも登場した娼婦について。
娼婦にもいくつか種類があって、自治体なんかから営業の許可をもらってやってる公娼、そうじゃない私娼。娼館っていう拠点を構えて商売する館付きに、街中で客をつかまえてそこらの宿や人目につきにくいところでヤッちゃう街娼。あとはイクティノーラさんのような高級娼婦かな。
作中に登場した夜蝶風月は、ブラックとはいえ一応は営業許可を取ってる公娼で、なおかつ館付きで、さらに高級娼婦だね。
こういう形態は現代社会のフーゾクなんかと同じだからわかりやすいっしょ。
ただし高級娼婦は体を売るだけが仕事じゃなくって、いわゆる芸者的な人で色んな芸事に長けていていたりするんだよ。
んで街娼は……まあ、そのまんまかな。
ただ、現実世界でもそうなんだけど、娼婦、そして娼館の経営者にとって一番の敵は、やっぱり性病!
そのオトロシさの一端を知りたい人は「フランス病」や「イタリア病」で調べてみようね。
カッポーと違ってとにかく数をこなす娼婦は娼婦である限り性病の恐怖と戦いながら生きるといって過言じゃないんだ。
この世界じゃある程度は魔法治療なんかがあるからまだマシかもしれないけど、科学的な治療法が現代ほど確立されていないっていう点ではどっこいになっちゃうかも。
そうそう、現代日本において体を売る女性っていうのは軽蔑されるものになってるけど、もともと日本って性に関してはものすっごくオープンな文化だったって知ってる?
それが変わったのはキリスト教文化が入り込んできてからなんだけど、笑っちゃう話がひとつ。
かの有名な一万円札のおじさんこと、福沢諭吉。
その著書「学問のすゝめ」の冒頭で、
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
と書いておきながら、芸者を「人外人」とこき下ろしてその職業が恥だといい、「自分の娘は士族と結婚させる」といい、相手の男に「身分が違う」といって破談にしたトカ、なんトカ。
まっ、どこまでホントの話かはわからない眉唾な情報も混じってるけど、彼が本当にいいたかったのは、
「天は人に上下を造らないけど、人は上下を造る。そこでのし上がるには勉強せい、勉強!」
ってコトなんだろね。
実際の彼はすんごい身分とか貧富、学力にこだわってて、学のない人間を人間とは思えなかったみたい。
その点、イクティノーラさんみたいな高級娼婦ってどうなんだろうね?
万札さん、遊郭とか妾制度にも猛反対して、芸者や娼婦が世間からつまはじきにされる世論の形成に一役買っちゃってるんだけど……
話が逸れちゃった!
つまりナニがいいたかったのかってゆーと、この作品世界には一万円おじさんのようなメンドクサい人はいないよ~ってコト!
そんで話を戻そうかと思ったんだけど、娼婦については今後も作中で登場するだろうし、やっぱり今回はこのへんで!
ベンキョーになったかな~? んん~?
ばいばいび~!
はっぷーぱっぷーぱらりこぷー!
知らなくても問題ない、むしろ知ったからってなんになる? な自己満足的蛇足閑話、『誰得ナニナゼうんちくコーナー』の時間だよーっ!
解説はいつもどおりあたし、みんなのアイドル獣人少女ピリムちゃんだー!
って、正直今回は他のヒトにやってほしかったんだけど……
花も恥じらう今が旬の乙女にこういう話題を解説させる!?
えっ?
むしろそれが興奮する?
ド変態がッ! 死ねッ!
モゲて死ねッ!
あとハゲろ!
……ゴホンっ。
まあ任されたモノはしょーがない、どうせヒトが生きる以上さけてはとーれぬけわしーみち……
解説してやんよッ!
この作品におけるセックスについてねッ!!
まずは一般人についてお話ししよう!
たとえば、ヤリたい盛り真っ盛りの若い男女が恋仲にあった場合、いつどこでヤッてるのか?
もちろんそんなの状況次第なんだけど、まずラブホなんてないからそういう施設でこっそりイチャイチャなんてできません。
どっちかが一人暮らし(まあまず間違いなく男のほうだけど)だった場合、そりゃあ恋人の部屋でイチャコラせっせとパコッちゃうワケなんだけど、一人暮らしの部屋なんて狭いし壁薄いし、周りにめっちゃ気を遣うんだよね~。
実家暮らしで家族が誰もいない時間があるならそこを狙ってヤッちゃえばいいさ?
でもさ?
家族経営のお店や農家でもない限り、だいたいの家庭じゃお母さんいるからね?
夫婦共働きなんてまだ子供がない最初の時期ぐらいなもんで、子供ができたら奥さんは専業主婦をやるのがかなり主流。
じゃあ、お互い実家暮らしのカップルどもはどこでヤるのか!?
外です。
え? なに?
聞こえない?
ハイ。
外です。
青姦です。
うんちゃんと説明するから待って! 作者変態とかいわないで!
あ、いやそれはいいや。
なんでかってゆーとね? 場所については既に説明したとおりなんだけど、時間ってのもかなり密接に関係しててね?
考えてちょんまげ?
街灯なんて、ないんだよ?
一本もないんだよっ!?
だから、そもそも夜間の外出なんてめちゃくちゃ怖いんだよっ!
だったら、明るいうちに気兼ねなくヤレる場所を見つけてヤッちゃうしかないじゃん?
それが、外なワケ。
現実世界みたいに家の外はどこまでも道が続いてて町を出たら隣の町が切れ目なく続いてる、なんてハッテンした世界じゃないから、町を出たらそこは大自然!
街道の柵の向こうには草原やら森林やら山やら川やらが当たり前のようにあって、人目につきにくい場所なんて探せばいくらでもあるわけよ。
だからヤリたい盛りのカップルどもはそれぞれそういう場所を見つけて、待ち合わせの場所にしたり盛り場にしたりしちゃってるワケなのだっ。
もちろん外には危険もある。
山賊やらモンスターに出くわすことも、普通に野生動物が出てくることもある。
だからたいていは町のすぐ近くとか、町中にあるちょっとした林の中とかだね。
ちなみに、こういうとき非常に有利なのが、牧場関係者。
牧場って広いからね~土地もってるからね~盛り場なんて山盛りだね~!
だから牧場関係者はふっつ~~に家畜小屋の空いてる房とか馬場の物陰とかでズッコンバッコンよ!
少子化?
知りませんがな。
とゆーか、そもそも子供の生存率がまだまだ低いので、ヤレるときにヤレるだけヤッてガンガン産まないとヤバいんだよ。
えろいひとはいいました。
ヤるの五段活用!
「ヤる ヤレ ヤレば ヤレるときにヤッちまいな!」
この世界において、これは至言の類です、ハイ。
(ちなみにいった人、元プロ野球選手だよ!)
さてさて、お次は本編にも登場した娼婦について。
娼婦にもいくつか種類があって、自治体なんかから営業の許可をもらってやってる公娼、そうじゃない私娼。娼館っていう拠点を構えて商売する館付きに、街中で客をつかまえてそこらの宿や人目につきにくいところでヤッちゃう街娼。あとはイクティノーラさんのような高級娼婦かな。
作中に登場した夜蝶風月は、ブラックとはいえ一応は営業許可を取ってる公娼で、なおかつ館付きで、さらに高級娼婦だね。
こういう形態は現代社会のフーゾクなんかと同じだからわかりやすいっしょ。
ただし高級娼婦は体を売るだけが仕事じゃなくって、いわゆる芸者的な人で色んな芸事に長けていていたりするんだよ。
んで街娼は……まあ、そのまんまかな。
ただ、現実世界でもそうなんだけど、娼婦、そして娼館の経営者にとって一番の敵は、やっぱり性病!
そのオトロシさの一端を知りたい人は「フランス病」や「イタリア病」で調べてみようね。
カッポーと違ってとにかく数をこなす娼婦は娼婦である限り性病の恐怖と戦いながら生きるといって過言じゃないんだ。
この世界じゃある程度は魔法治療なんかがあるからまだマシかもしれないけど、科学的な治療法が現代ほど確立されていないっていう点ではどっこいになっちゃうかも。
そうそう、現代日本において体を売る女性っていうのは軽蔑されるものになってるけど、もともと日本って性に関してはものすっごくオープンな文化だったって知ってる?
それが変わったのはキリスト教文化が入り込んできてからなんだけど、笑っちゃう話がひとつ。
かの有名な一万円札のおじさんこと、福沢諭吉。
その著書「学問のすゝめ」の冒頭で、
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
と書いておきながら、芸者を「人外人」とこき下ろしてその職業が恥だといい、「自分の娘は士族と結婚させる」といい、相手の男に「身分が違う」といって破談にしたトカ、なんトカ。
まっ、どこまでホントの話かはわからない眉唾な情報も混じってるけど、彼が本当にいいたかったのは、
「天は人に上下を造らないけど、人は上下を造る。そこでのし上がるには勉強せい、勉強!」
ってコトなんだろね。
実際の彼はすんごい身分とか貧富、学力にこだわってて、学のない人間を人間とは思えなかったみたい。
その点、イクティノーラさんみたいな高級娼婦ってどうなんだろうね?
万札さん、遊郭とか妾制度にも猛反対して、芸者や娼婦が世間からつまはじきにされる世論の形成に一役買っちゃってるんだけど……
話が逸れちゃった!
つまりナニがいいたかったのかってゆーと、この作品世界には一万円おじさんのようなメンドクサい人はいないよ~ってコト!
そんで話を戻そうかと思ったんだけど、娼婦については今後も作中で登場するだろうし、やっぱり今回はこのへんで!
ベンキョーになったかな~? んん~?
ばいばいび~!
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