機械仕掛けの魔女

Euclase

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プロローグ

08:静かな魔法

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彼に対する違和感がなかった

おそらく今日はあの魔法を使っていないのだろう

香水をつけていない

そんな感じだろうか?

男「他に目に見えない魔法とかありますかね?」

ワザと言っているのだろうか?

心理操作系の魔法の話はしないほうが無難だろう

女「そうですね・・・さっき言っていた火とか」

男「火で相手を攻撃する?」

女「手のひらの上で燃えてる火は何で燃えているのだろう?と思いません?」

男「・・・えっ・・・と」

女「火の玉を相手に投げたとして相手に届くまでに燃え尽きてしまいませんかね?」

男「・・・確かに何が燃えているのか」

女「もしも燃やすことができる魔法があるなら相手の肉体を直接燃やせばいいと思いませんか?」

男「なるほど」

女「それも部分的に・・・脳とか心臓とか肺とか」

男「中から燃やすんですか?」

女「人間の脳は45℃くらいから損傷するらしいから簡単でしょうね」

男「恐ろしいことを簡単にいいますね」

女「そう?」

男「それをアニメや映画では表現できないでしょうね」

女「まぁ・・・暗殺に近いかな・・・魔法をかけられた相手も自分が殺されたと思わないかもね」

男「・・・なるほど・・・確かにそんな人が集まる学校には行きたくないかな・・・」

女「そろそろコーヒーにもあきましたね」

男「おや、まだお時間をいただけますか?」

女「今日はもう少しお話をしたい気分です」

カフェを出て2人で歩く

男「お酒は飲めますか?」

女「ビールくらいなら」

すぐ近くにビアガーデンがある

男「歩くのもなんですからそこにしましょうか?」

女「そうですね・・・人目もありますから」

男「ははは」

外はまだ明るい

時計を見ると16:30

席に案内されてビールとつまみを注文する

ジョッキのビールが運ばれてくる

乾杯することもないか・・・

気休めにグラスを当てて音を鳴らして口に運ぶ

女「そうだ、さっきの魔法の話・・・あとは」

男「水ですかね」

女「水は・・・液体を自由に扱えるとすごいよね」

男「液体?」

女「体内の水分を抜くとか・・・とか血液を逆流させるとか」

男「なるほど・・・氷は・・・」

女「空中でつららを作って相手に飛ばす?」

男「あぁ・・・なんか普通ですねそれ」

女「空気中に水を発生させて温度を下げるそれを飛ばす・・・すごい魔法使いだね」

男「・・・なるほど」

女「めんどくさいから眼球でも凍らせればいいかもね・・・」

男「・・・」

女「あ・・・そうだ、もしも目の前の人がグラスの水滴を凍らせたら逆らわないほうがいいかもね・・・」

男「ははは、覚えておきます」

女「電気とか雷は自分がその電位にないと危ないから使わないかもね・・・」

男「ん?」

女「あ・・・なんでもない」

料理が運ばれてくる

男「なんか地味ですね」

女「魔法って本来は静かな物だと思ってるんだけどね・・・」

男「エンターテインメントにするために大げさにしていると?」

女「そうなるんだろうね」

男「イメージしやすくしてるんでしょうね」

女「子供が楽しく想像できるように描いたものを大げさにしたような感じかな」

男「そうですね、なんとなく想像の限界を感じるような」

女「たぶん魔法って想像できないようなことがおきてると思うと楽しいのだろうね」

男「もしも魔法が使えたら、どんな魔法を使いたいと思いますか?」

女「難しい質問だね」
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